イギリスのロンドンで、観光をする時に必ずおさえておきたい乗り物について書いてみました。
ロンドンは東京などの日本の大都市の交通機関と、それほど大きな違いはありません。
ロンドン市内の主要な3つの交通機関は、
- 地下鉄
- バス
- タクシー
です。
こちらはヨーロッパのどの国でも揃っている交通機関だと思います。
1.地下鉄について
ロンドンの地下鉄は「チューブ」と呼ばれています。
「メトロ」とは呼ばれていないので、誰かに聞くときなども「チューブ」で聞いてください。
一番確実で、簡単に利用できる交通の手段です。
ロンドンの地下鉄が世界一古い地下鉄だってご存知でしたか?
開業は1863年の1月で最初は、6駅6kmでスタートしました。
最初は蒸気機関車から始まったという歴史があるのですが、排煙対策が思いの外、大変だったようです。
↑ 入口の看板! 地下鉄は「チューブ」と呼ばれています
現在では、東京で言う「山手線」のように、ぐるっと一回りする「Circle」線(黄色)を中心に「中央線」のように真ん中を貫く「Central」線(オレンジ)や、斜めに貫く「Piccadilly」線(青)、縦に貫く「Victoria」線(水色)、「Jubilee」線(グレー)などの路線を中心に非常に日本人には分かりやすい路線図になっています。
↓ ロンドンの地下鉄路線図です
↑ http://www.jametro.or.jp/world/uk.html より引用させていただきました
チケットを買う時に、一番のお薦めは「オイスターカード」と呼ばれる、「Suica」のようなカードです。
カード自体も券売機で買えるし、チャージ方式なので簡単です。
距離に寄って値段が変わってくるロンドンなら、このカード式がどんなに便利かおわかりいただけると思います。
そしてこのカードを使えば料金は半額になります!
地下鉄はZone別になっていますが、Zone1-2の範囲内であれば、「一日の上限が7£(日本円で960円)」なので何回乗ってもそれ以上は引き落としされません。
ということは、3日間ロンドン市内に滞在して観光するのであれば、最大でも7×3=21で21£入れて置けば良いということになります。
↑ ロンドンの地下鉄は一番気軽に使える交通機関です!
こうなると、ホテルもそのZone1-2の間の駅近に取ることが一番望ましいということになりますね!
2.バスについて
ロンドンのバスには2種類の停留所があります。
「Request」と「Bus Stop」と呼ぶ2種類です。
「Bus Stop」の方は日本のバスのように普通に停まります。
しかし「Request」の方は、その名の通り、手を挙げないと停まってくれないので注意してください。
あの赤い車体は目を惹くし、写真も撮りたいので乗ってみたいと思いませんか?
運営しているのは「TRANSPORT FOR LONDON」という組織です。
路線の数は650を超えているので、慣れていない観光客だったら敷居が高く感じるかもしれません。
しかし、近くに地下鉄がないなという時に取り敢えず乗ってみると、必ずと言ってよいほどどこかの主要地下鉄駅に停まります。
そして地下鉄と同じように「オイスターカード」を使用することができ、地下鉄より若干料金もお安めです。
このカードさえ使えば料金は一律1.5£(日本円で205円)となります。
地下鉄の初乗りと比べても4割ぐらいお安いので節約にもなりますね。
「ナイトバス」と呼ばれる深夜バスも運行していますが、こちらは手を挙げないと停まってくれません。
お昼のルートとは違う場所を通ることも多いので、乗ったら行先を告げて確認することをお薦めします。
ダブルデッカーという2階建てのバスも、同じような乗り方でいけちゃいます!
↑ どうしても2階に上がりたくなってしまいますね~( *´艸`)
階段で2階に上がって、思いっきり景色を楽しんでください(*'ω'*)
3.タクシーについて
ロンドンでは「black cab」と呼ばれており、その名の通りに黒い車体が目印です。
もうひとつ「mini cab」という小型の乗用車型のタクシーもあります。
まずは、一番一般的な「black cab」について説明します。
ルーフの上の黄色い(オレンジにも見える)表示は「空車」なので、停めて良いタクシーです。
↑ 「black cab」 と呼ばれる一般的なタクシーです
普通の大きさは5人まで乗れます。
↑ https://www.londonnavi.com/special/5030244
より引用させていただきました
手前の椅子を倒して向き合って5人まで座れます。
手を挙げれば停まってくれます。
その後の手順は、
- 助手席の窓から行先を告げる(郵便番号を言うとわかってくれることも多いです)
- 自分でドアをあけて乗り込みます
- 料金はバックミラーの上部に表示されます
- 支払時は約10パーセントのチップを上乗せして払ってください(クレジットカード可)
「mini cab」の方は流していないので、ホテルやお店で呼んでもらうしかありません。
若干料金も安めになっています。
白タクのドライバーもたまにいるので、mini cabが流していること自体があり得ないことなので絶対に利用しないようご注意ください。
初めてのヨーロッパは不安が多いと思いますが、その点イギリスは英語圏なので比較的安心かと思います!
東京や大阪ともそれほど変わらない感じで、きっと乗りこなせてしまうと思いますよ(#^^#)