今日はお休みだったので病院の診察を挟んで、ランチと映画に行って来ました。
映画は中国映画の「鵞鳥湖(がちょうこ)の夜」という映画です。
韓国映画もそういう所がありますが、やはり暴力シーンは本当に恐ろしい感じです。
そして、全体的に話の内容もあるのですが画面全体が暗い!
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この映画の撮影は、あの「武漢」で行われました。
監督はディアオ・イーナンでベルリン国際映画祭金熊賞を授賞したことのある監督です。
↑ 夜の武漢はネオンと闇が映画そのもの
主役チョウ(フー・ゴー)は警官殺しでお尋ね者になります。
妻と息子に会いたかったチョウでしたが、彼の前に現れたのはショートカットの美しい娼婦リウ(グイ・ルンメイ)でした。
通報した人に多額の報奨金(30万元=約400万円)を出すことがわかった途端、色々な関係者がチョウを探し始めます。
チョウを妻と合わせようとするリウでしたが、指定したワンタン屋の周りにうごめく人々は果たして味方なのか、敵なのか!?
チョウは自分のことを通報して、報奨金の内の2万元を手元に残し、残りは家族に渡してほしいとリウに託します。
- 果たしてチョウの希望は叶うのだろうか…
- リウは約束を果たすのだろうか…
↑ https://eiga.com/movie/91134/gallery/4/より引用させていただきました
主役のチョウとリウです。出会いのシーン
これは中国の田舎で起こった実話を元にしているようです。
本当の事件は友人を刺殺して死刑宣告を受けた脱獄犯の話にヒントを得ているようですが、決して富裕層の話ではありません。
それもあってか、中国ではこんなイケメンとイケジョじゃこの話には合わないとの酷評もあったようです。(>_<)
それほど、やっぱり美男美女でした…。だって映画ですからね~( ゚Д゚)
この映画で知ったのですが、湖の周りで商売をする娼婦達の総称を映画の中では、「水浴嬢」と呼んでいます。
これは本当に中国南部の広西省北海市にある海水浴場「北海銀灘」に集中している水辺専門の娼婦のことだと言います。
あまり中国でも知られていない職業なのだそうです。
昼間は「一緒に泳ぐだけ」というところから段階的に高くなるサービスが始まるようです。
田舎の方から出稼ぎで来ている20代ぐらいの女性が多いといいます。
1つ注目してしまったのが、周りが光るスニーカーや靴を履いて踊る集団です。(これは実は警察の面々なのですが…)
その曲が西ドイツで1979年に生まれたあの「ジンギスカン」なんです。
「ジン、ジン、ジンギスカン~♪」と流れるのですから脳裏に強烈に残ります!(笑)
バイクレースのような冒頭も、中国だなぁ~と思う反面、事故死が多そうな国の側面が見えてきます。
逃げ回るチョウと追いかける警察、探し出して殺そうとする敵、そのドタバタが繰り広げられるのは回廊のようなアパートだったりしてドキドキ感がとまりません。
最後の最後にやっと、穏やかな風が吹いたように感じます。
色々心に引っかかる映画です。
是非Amazonなど、配信で観られる機会があったらチェックしてみてください。
ランチは病院への道のりの途中で目白駅から徒歩10分の目白通り沿いにある「つづらそば」です。
外観も内装もとっても趣のある造りで、店内は落ち着いて食事ができます。
様々なドラマなどのロケにも使用されているお店です。
↑ 入口からとっても素敵ですよ!
天井絵が素晴らしいです!
↑ 天井一面に絵が描かれています
今日は「つづらそば」(850円)にしました。
おそばもしっかりとした弾力のあるおそばです。
つづらそばのお汁の大根は本当に辛味が強くて、私は大好きなんです。
特別な大根を使われているのだと思います。
↑ 蕎麦もお汁も両方のハーモニーが素晴らしい!
そして最後まで蕎麦湯を入れて飲み干すことができます。
↑ 落ち着いた雰囲気の店内
その他のオススメは、
- わんこ蕎麦
- 鰊(にしん)蕎麦
- 高原重ね蕎麦
などなどですが、是非その重ね具合や器など、お店で確かめてほしいです(#^^#)
お蕎麦だけでなくうどんもありますので、これからの季節は「鍋焼きうどん」も美味しいですね~
雰囲気と味を兼ね備えた老舗のお蕎麦屋さん。
つづらそばについて
住所:新宿区下落合3-12-21
電話:03-3950-8181
アクセス:JR目白駅から徒歩10分(椎名町や下落合駅も徒歩圏内です)
定休日:毎週火曜日
営業時間:時短営業をされている可能性があるのでお問い合わせください
地元の常連さんがとっても多いところも、お店がいつも変わらない味を提供し続けている証だと思います(#^^#)
レディースデーの映画とランチ!大好きな時間です(#^^#)
病院は嫌だけどね…( ゚Д゚)