金閣寺と銀閣寺って京都へ行けば、両方行きたいと思うお寺ですね~
私はもう何年も京都へおじゃましていないので、コロナが落ち着いたら一度ゆっくり行ってみたいな~って思います。
外国の方に昔聞かれて凄く困ったことがあるので、今になってこの答え方を考えてみたいとおもったのです。
1.金閣寺と銀閣寺の共通点とは?
- いずれも室町時代に建てられました
- いずれも足利将軍家によって建てられました
- いずれも将軍定年後の別荘・山荘として建てられました
- いずれも臨済宗相国寺派のお寺です
- いずれも住職は相国寺の住職が兼務しています
- いずれも正式名称があります
↑ 煌びやかで水に映った金閣も込みで写真撮りたいです!
結構、共通点も多いのですね~びっくりでした。
創建は、金閣寺が1397年で銀閣寺が1482年ですからその差は85年もあったのですね。
それぞれの正式名称は、金閣寺が「鹿苑寺(ろくおんじ)」舎利殿と言い、銀閣寺が「慈照寺(じしょうじ)」観音殿と言います。
これ、昔高校か中学かで試験に出たような気がしますが、皆さんのご記憶はどうですか?
金閣寺を建てた足利義満が、銀閣寺を建てた足利義政の祖父にあたるというので、本当にご親族のお寺同志なんですね~
↑ 落ち着いたイメージが素敵ですね…
2.金閣寺と銀閣寺の相違点とは?
- 文化の違い→金閣寺は北山文化で銀閣寺は東山文化
- 拝観料の違い→金閣寺の方が100円安い(400円と500円)
- 金閣寺は三層構造で銀閣寺は二層構造
- 金閣寺では水墨画が発展、銀閣寺では水墨画に大和絵が融合
- 金閣寺の方が政治的な要素が強く、銀閣寺の方が趣味の部分に没頭している
- 金閣寺は全体が国宝で銀閣寺は観音殿のみが国宝です
北山文化は煌びやかな感じで、東山文化の方が侘び寂びがある情緒深いイメージですね。
金箔が張られた金閣寺の方が絢爛豪華なイメージがどうしてもありますが、庭については銀閣寺の方が「枯山水」の庭園もあって趣があります。
↑ お庭ってお寺の要素としては結構重要だったりしますね!
私が両方を同じ日に観た時、金閣寺では外国人観光客のように写真をバシバシ撮って友人とはしゃいでいましたが、銀閣寺では一言も発せず静かに庭を眺めた記憶があります。
かなりイメージが違っていてビックリした感じを覚えています。
御朱印を貰う時は、金閣寺はルートの最後にあって並ぶ方式ですが、銀閣寺の方は最初に必要かどうか聞かれて御朱印帳を預けて帰りに貰う形式のようです。
両方を同日に行き来したい方も多いと思います。
↑ 雪景色が似合うのも京都のお寺だと思います
時間的には両寺間をタクシーで行く場合は約30分で、バスだと50分ぐらいだと思います。
コロナの影響で外国人が少ない今がゆっくりお寺を周れるチャンスかもしれません。
東京都の住民も堂々と地方に行けるようになったので、まずは関西方面へ行ってみたいと思っています。
息子の舞台で大阪公演があるので、是非関西のお客様の中で反応込みで楽しみたいなと思っています。
いつも地方公演があると、どこか一カ所は地方も行っちゃう私と娘です。
去年は地方公演はなく、一昨年は新潟へ、その前の年は仙台に行きました。
今回は大阪公演らしいので今から楽しみにしています!
↑ 今年は道頓堀に行けるのか…!何食べようか…!←ソコ??
稽古場・劇場クラスターなどが無ければ実現できそうなので、祈るような気持ちです。
京都へも行きたいけど、そこまで会社のお休みは取れないかなと思っていますが、気持ちは既に関西へ飛んじゃってます!(笑)