ロックフェラーセンターのクリスマスツリーは、毎年欠かさず飾られてきました。
ニューヨークの風物詩とも言える光景です。
そして今年もツリーがお目見えすると、通行人は足を止め写真を撮ったりしているそうです。
例年とは一味も二味も違った感慨があるのだろうと思えますね!
添付したのは去年のロックフェラーセンターのツリー点灯式です!
今年の木は、ニューヨーク州オニオンタ(Oneonta)在住のAl Dickさんから寄付されたもので、高さ23メートルで重さは11トン。
その点灯式は12月2日を予定しています。
初めてロックフェラーセンターにツリーが飾られたのは1931年のことでした。
時は大恐慌の真っ只中。
建設現場の従業員が資金を出し合って6メートルのツリーを飾ったのが最初でした。
点灯式は今年で88回目になります。
大恐慌に始まり、911のテロを乗り越え、今年はニューヨークにとっても本当に厳しい一年でした。
アメリカのコロナ感染による死者は25万人を超え、公立の学校も再度閉鎖になってしまいました。
↑ https://ja.news24viral.com/より引用させていただきました
今年のツリーが立てられました!
感染者数は世界一で、今になってマスクの重要性を訴えています。
この冬を乗り越えるには、多くの我慢を強いられるニューヨーク市民ですが、一筋の光が「家族と迎えるクリスマス休暇」でしょう。
ツリーは、「希望や回復力、ニューヨークの不朽の精神を誇るもの」として今年は、50,000個のLEDライトと、トップには300万個のスワロフスキーを使用したスターを飾り付ける予定になっています
今年だからこそ、ロックフェラーセンターのツリーは不可欠なものでもあるのです!
点灯式はNBCの「Christmas in Rockefeller Center」でオンエアされ、ショーは無観客で開催されます。
ライトアップの時間は午前6時から午前0時までですが、クリスマスの日には24時間灯り続けます。
スケートリンクも11月21日からオープンする予定です。
そこはちょっと大丈夫かな?って思ってしまいますね~( *´艸`)
↑ 今年はどれ位の人がリンクで滑るのでしょう…
実はこのツリーの中からとっても可愛いお客さんが現れたんです!!
「アメリカキンメフクロウ」という種類のフクロウで、「ロックフェラー」と名付けられました。
なんと270kmも離れたオニオンタから苛酷な道のりをツリーと共に運ばれた「ロックフェラー」君は、発見当時は「脱水症」の症状もあり、元気がありませんでした。
↑ https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fb5e77dc5b69969a6a1f29bより引用させていただきました
保護センターに保護され、水とエサのネズミを与えられ少しずつ元気を取り戻しているようです。
今後は獣医さんの診察を受けて、体調が大丈夫であれば自然に帰されるそうです。
今年の木はあまり元気がないと、市民にうわさされていただけに、このツリーから現れたフクロウは、まるでクリスマスプレゼントのように住民の心に暖かい希望を持ち運んできました。
↑ https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5fb5e77dc5b69969a6a1f29bより引用させていただきました
今年は観光客がいないロックフェラーセンターで点灯したツリーをテレビ画面を通して見ることになる市民の気持ちは複雑だと思います。
トランプ元大統領が政権移行の手続きを拒否しているため、政府による新型コロナ対策が滞ることが懸念されているそうです。
本当に国民のことを考える人だったらこんな無意味なことはしないと思うのですが…。
まずは国民の健康が最優先であるべきです。
コロナ対策の方がずっと大事なことだと思うのは、私たちだけじゃないと思いますよね…。
せめてクリスマスは、世界中のどのお家でも楽しい笑顔で溢れますように…(#^^#)