今は緊急事態宣言の真っ只中ですが、新宿に行きました。
大都会は余計に緊張感があるなって思いながら、新宿は地元に近い感覚なので映画は大抵新宿になります。
連休の最終日は気になっていた「ヒッチャー」を観てきました。
この映画は36年前の1985年の作品の「ニューマスター版」です。
主役の悪役「ルトガー・ハウアー」は2019年に75歳でこの世を去っています。
HDリマスター化されて今回日本で上映されるということで、気になっていたのです。
ヒッチャーは若かりし頃に観たので記憶としては曖昧でしたが、兎に角怖かったことだけは覚えていました。
↑ 乗せたら最後!のコピーは昔と変わっていないかも…
ある意味怖さの再確認的な感じで観たのですが、そりゃもうルトガー・ハウアーの悪人ぶりは本当に恐ろしいです。
別にめちゃくちゃ怖い顔をする訳ではないのです。
ニッコリ笑う場面や無表情の部分も多いのになんでこんなに怖いのか、今回観たらそれがわかるだろうと思ったけど、ただひたすら怖かった( ;∀;)
見知らぬヒッチハイカーを乗せるところから恐怖が始まり、何故か犯人を乗せてしまった主人公ジム(C・トーマス・ハウエル)の周りで恐ろしい殺人が次々と起こり自分は殺されずに犯人に仕立て上げられていきます。
- 結局、ヒッチハイカーの犯人はどうして彼を最後まで生かしたのか
- なんで周りはあんなに残酷な死に方をさせるのに、自分を殺させるという選択肢を与えたのか
↑ ロビーには等身大のパネルが…
犯人の心理、追い詰められた青年の心理、それをかばってしまうことで巻き込まれる女の子の心理など、心理を読んでいくのが面白い映画です。
- 犯人は1人で死ぬのが嫌なのか
- 殺されるのならこの人に殺されたいと思う人を見つけてしまったのか
- 犯罪を犯していない人間があそこまで残酷になれるのにはどんな理由があるのか
ただヒッチハイカーに狙われているだけでない、実は奥が深い映画なんだと感じました。
映画館のトイレのドアを閉めたら、そこに悪役「ルトガー・ハウアー」の写真が貼ってありました!
↑ トイレドアを閉めたらこれですよ!! 全部のトイレにあるのかしら…
「えええ!怖っ!!」って1人で呟きそうになりました(笑)
丁度座ると目の位置に銃口が…ひえぇぇ~(-_-;)
映画館の人はこれをどういう気持ちで貼ったのだろう…??
一人だったので新宿のラーメン「武蔵」でラーメンを食べて帰りしました。
「武蔵」は色々試行錯誤されていて、味が何度か変わっていると聞きました。
最近はまた、昔の味に戻って美味しくなっていると友人から聞いていたので寄ってみました。
↑ 角煮と味玉が最高です!!美味しかった~(#^^#)
あっさり味の武蔵ラーメンです。
(こってり味、ニンニク味、味噌味から選ぶ感じです)
角煮がまるごと1個入っていて、味玉も本当に美味しいと思います。
外でラーメンを食べるのも久々でした。
ここでラーメン店新宿「麵屋武蔵」について
住所:新宿区西新宿7-2-6 KIビル1階
電話:03-3363-4634
アクセス:新宿駅西口より8分
西武新宿駅より3分
営業時間:11:00~22:30(緊急事態宣言中は20:00まで)
定休日:無休み
席数:19席
カード・電子マネー:不可
6時台だったので、ほとんど人も居なくて、安心していただけました。
誰かと会食するというのは、緊急事態宣言下ではちょっと躊躇われるけれど、1人で映画とラーメンならと思いましたが甘いかもしれませんね。
でも、ずっと家にいるとストレスを感じるので、1人行動ということでこれからも映画とご飯位は行っちゃうと思います。
前回は映画館も閉鎖されていましたよね…。
今回の措置は甘すぎるという意見も聞きますが、私はやるなら徹底的にやらないといけないのかもしれないと思っています。
夜に人が減ったとしても、お昼に人が集中するようだとあまり意味がないですし、通勤を普通にする時点でどこまで抑えられるか疑問を感じます。
6割も7割も通勤が削減されるとは到底思えません。
今の状況が続くのであれば、エンタメ業界にとっては多少の光があるのかなと思います。
飲食業とその周辺の業態にとっては本当に辛い期間になっていますね。
6時開店で11時閉店のお店は、休みの日は4時開店の8時閉店にしているようでしたが閑散としていました。
夜の7時ぐらいに酔っぱらって人が歩いているのです。
普通の生活を忘れてしまうほど、異常な世界になったなと感じます。