とうとうずっと楽しみにしていた「花束みたいな恋をした」を観てきました。
息子も出るということで友人も是非一緒に行きたいと言ってくれていたので2人で行ってきました。
↑ テアトル新宿の入口のパネル
この恋物語はほとんどが「若い2人の世界」です。
もちろん友人も出てきますが、何か2人に影響を与える出方ではありません。
つまり、三角関係も激論も出てきません!
脚本はあの「東京ラブストーリー」や「カルテット」「二十歳の約束」の坂元裕二さんで、監督は土井裕泰さんです。
これなら、恋愛映画が面白くて当たり前でしょ!という組み合わせですね!
この映画を主人公2人の視線だけに絞ったことはある意味大成功だったと思います。
終電を逃したことで出会った大学生の2人、麦(菅田将暉)と絹(有村架純)の6年間に渡る恋の物語です。
「明大前」「飛田給」「調布」など、京王線沿線の景色はそこに住んでいらっしゃる方なら感動ものではないかと言うくらい沢山出てきます。
こんなにピッタリ趣味が合う2人は「運命」としか思えないでしょ?
というようなスタートですが、サブカルの中にどっぷり浸かっている若者の読む本、聴く音楽、観に行くイベントなどは「ほうほう…」という名前のラインナップでおばちゃん世代としてはとっても勉強になりました。(笑)
出会った2人が偶然にもお揃いで履いていたスニーカーはCONVERSEの「ジャックパーセル」というもので、若者には大人気だった形のスニーカーだと娘から聞きました。
多摩川が見えるアパートで一緒に暮らし始める麦と絹。
楽しいだけの日々が過ぎて行き、やがて大学を卒業して就活が始まります。
仕事を選ぶうえで、そして続けていくうえで、どんどん感情のズレを感じて行く2人はどんな結末を選ぶのか…。
- 大好きを大事にし、好きな仕事を選んで2人して幸せを追求する生き方か。
- 安定的な仕事を選んで、家族になり、どこにでもあるような普通の家族をつくるのか。
違う方向を向いた2人の心の声があるきっかけで一致します。
「なんだかもうどうでもよくなってきた」
二つ並んだ「ジャックパーセル」はいつしか「別々の黒い革靴」になる。
青春が終わり、その先には別々の仕事の選び方があり、向かう方向まで変わってしまうのか。
どこにでもありそうな2人のすれ違いと決断が、胸を締め付けられるような感覚を呼び起こします。
私の年齢でも忘れていない胸の奥の何かが「ズキン」と鳴りました。
きっと30代ぐらいまでの皆様だったら、もっと「ズキュン」と響くのではないでしょうか!(#^^#)
息子の役は、麦くんの親友のような役でした。
泣いたり、笑ったりの表情がいつも家では見れない顔だったので、ちょっと不思議な感覚で観てきました。( *´艸`)
本当に時々しか出てこない友人たちの1人だったのですが、結構存在感はあったと思います…。
友人も、「ああいう役は大事よ!めっちゃ良かったよ!!」と言ってくれたので安心しました(笑)
夕飯は感想を話しながら代々木まで歩いて、カレーを食べて帰りました。
お店は「野菜を食べるカレーcamp」というお店で、最近リニューアルをしたようです。
↑ ドリンクは私がマンゴーラッシーで友人がラッシーです(^^)/
8時には閉まってしまうので、大急ぎでいただきました。
友人は「一日分の野菜カレー」(1,089円・税込み)のチキントッピング、私は「トマトキーマ辛口あいがけカレー」(979円・税込み)にしました。
↑ 友人の一日分の野菜カレーにたっぷりのチキントッピングが…
こちらにライスが別皿でつきます。
↑ こちらが「トマトキーマの辛口あいがけカレー」です!
2人ともそれほどお腹は空いていなかったので、結構量的にも充分過ぎるぐらいでしたが美味しくいただきました。
何より映画の話をしながら食べる友人との食事の時間は楽しいです(^^)/
ここで「野菜を食べるカレーcamp」について
住所:渋谷区千駄ヶ谷4-29-11 玉造ビルⅡB1
電話:050-5457-6869
アクセス:JR・大江戸線「代々木」駅徒歩4分
営業時間:[月~日]11:30~23:00(L.O22:30)
※現在は緊急事態宣言中のため夜は8時までの営業です。
定休日:不定休
席数:20席
駐車場:なし
緊急事態宣言も長引いてしまいそうですが、映画が観れるだけで幸せです!
息子も頑張っていました!
お酒も飲めない息子ですが、ビールを片手にした写真を撮っていたり、「二次会の人はこちらー!」なんて仕切っていたりと、本当にらしくないところがやっぱり面白いですね!
私の方は、明日からまた忙しいのか…と憂鬱にもなっちゃいそうですが、この映画と食事は本当にストレス解消になりました!
恋愛映画も嫌いじゃないよ!という方には是非観ていただきたい映画でした!!
また今週もがんばろっと(^^)/