今日は久々に吉祥寺住みのお友達と映画「ボクたちはみんな大人になれなかった」を観に行きました。
「ボクたちはみんな大人になれなかった」はNetflixでも配信が始まっているので、映画館で観る必要はない映画です。
息子が出ているということで、友人が「大きい画面でみようよ!」と言ってくれていたので観てきました。
ランチの方が先でしたが、まずは映画の方から…。
こちらの原作は「燃え殻」さんのベストセラー小説「ボクたちはみんな大人になれなかった」を映画化したものです。
森義仁監督にとってはこちらがデビュー作です。
時代は2020年から遡って1995年ぐらいまで戻っていきます。
監督は韓国映画の「ペパーミントキャンディー」に影響を受けておられたようですので、時代の戻り方が似ていると思ったのは、まんざら偶然ではありませんでした( *´艸`)
主演の森山未來演じる「ボク(佐藤)」は生まれて始めて大好きな彼女と出会います。
映像業界の末端で頑張っているものの、「なんの取り柄もないつまんない人生」を送ってきたと言う佐藤に対して彼女であるカオリ(伊藤沙莉)は言います。
「キミは大丈夫だよ、おもしろいもん」
この言葉にどれだけ「ボク」は救われて仕事も続けられていったのか…。
時代はバブル崩壊後の90年代、彼女との日々は彼にとってかけがえのないものでした。
「一緒に住もうよ!親にも挨拶に行くしさ」その言葉に彼女は、「それってなんか普通だね!」と返します。
その後彼女は「今度CD持ってくるね!」という言葉を最後に彼の前から姿を消します。
お別れがとても突然でした。
↑ https://book.asahi.com/article/14468425より引用させていただきました
本当に20代~40代を演じておられて素晴らしかったです。
2020年のコロナ渦まで走り抜けてきた佐藤にはその後も彼女が出来たりもしていたし、適当に仕事も続けていました。
だけど、どうしても思い出すのはそのカオリという彼女なんですよ!
その頃の場所も時代も全てが今の自分に繋がっている…そりゃそうなんですが…
↑ https://www.okinawatimes.co.jp/articles/gallery/847912?ph=1より引用させていただきました
(伊藤沙莉さんは子役の頃から素晴らしい演技をする女優さんです。)
彼女が残した言葉の数々が凄く彼の心を支配しているように感じました。
Netflixで観られるので環境がある方は、一度は観てほしい映画です。
息子の役は業界の一員でお調子者の「細井」という役でした。
↑ https://natalie.mu/eiga/news/444779より引用させていただきました
ダンス経験者でよかったね!というシーンもありました(笑)
いつもあんなテンションじゃないので、とっても別人を観るような感覚でした。
これはその時代を「なんとなく」駆け抜けた40代の方々に観ていただきたい映画です。
1つ気になったのは、映画全体に「刺さる言葉」が多すぎたこと。
「刺さる言葉」を多用すると、少しも刺さらなくなってしまうということ、それを感じてしまいました。
佐藤を通り過ぎていった女性陣は、みんな何かしら「心に刺さる言葉」を発しています。
それがあまりにも多すぎて、慣れ過ぎてしまうような感覚だったので勿体ないように感じました。
東出さんがでていましたが、ピッタリの役柄だったと思います。
ランチは吉祥寺の「蟹が得意な洋麺屋 PASTA」でいただきました。
メインは4種類のパスタがあるのですが、どれも蟹が充実してるんです。
↑ お店の名前が既にどんなお店かをうたっていますよね!!( *´艸`)
↑ カウンターから厨房が丸見えの作りでした。
私は「蟹のピリ辛カルボナーラ」(1,080円・税込)で、友人は「蟹の濃厚スープパスタ」(1,080円・税込)にしました。
一口いただいたけど、これは両方ともかなりのお味!!
大好きだったのでまた行こうと思います。
↑ 友人のスープパスタも蟹の美味しいエキスを感じました!
量も選べるし、蟹の増し増しも出来ちゃいます。
蟹はほぐし身増量だと+300円で、殻付きだと+400円です。
麺の量も+120円で大盛にできます。
ちょっと普通だと少な目に感じたので、男性は大盛りにされたほうが良さそうです(#^^#)
ここで、「蟹が得意な洋麺屋 PASTA」について
住所:武蔵野市吉祥寺本町4-7-2 吉祥寺パークフロント1F
電話:0422-27-1466
アクセス:吉祥寺駅北口から徒歩10分
営業時間:11:00~23:00(コロナによる影響で時短を行っているようです)
定休日:第一月曜日
席数:25席(見た目です)
カード:可
電子マネー:不可
主人も一度は観ると思うのでその時にでも一緒に、Netflixでもこの映画を観てみようと思います。
2度観ると感想が変わりそうな気もしました。
どこかフワッとしたような、どこかピリッとしたような不思議な感覚が残る映画でした。
「あの頃自分もこんなこと考えたっけな~」なんて感じる40代男性も結構多いのかもしれません。
どこがどれだけ刺さったか、或いは全く刺さらなかったのか…。
観られた方は是非教えてくださいm(__)m