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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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映画は「くじらびと」、夕飯はスープカレー店「ドミニカ」へ!

恵比寿の「東京都写真美術館」のホールで映画「くじらびと」を観てきました。

 

映画はドキュメンタリー映画で、写真協会新人賞と講談社出版文化賞を受賞した写真集「海人」を写真家の石川梵氏が20年の月日をかけて映画化したものです。

3連休最後の日に友人と観てきました。

 

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↑ 「東京都写真美術館」を出た通路はとっても綺麗ですね!

 

この映画はSDGsの原点とも言える映画で、人は何のために殺生をするのか…ということを考えさせられる映画でもあります。

 

インドネシアのラマレラ村には人口1,500人が住んでおり、インフラも充分ではなく農作物が育たない土地のため、漁で村民の命を支えています。

 

その主たるものが「くじら漁」なのです。

年間10頭のくじらを捕ることが出来れば、村人全員が一年間生き延びることができるのです。

くじらは彼らの命を握っているのです。

そしてくじらを捕獲するのはまさに「命懸け」なのですが、子供たちの命を繋ぐためにも、誰かがくじらを仕留めに行かなくてはならないのです。

 

ラマファと呼ばれる銛打ち漁の先頭に立つ漁師に憧れる少年エーメンを中心に妹と両親がメインに話が進みます。

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↑ https://lastwhaler.com/about/より引用させていただきました

エーメン君は勿論ラマファになるのが夢ですが、お父さんは進学を勧めます…

 

村の人々はほぼ100%がカトリックの信者で、「命」の重さを大事に考えています。

くじらを捕っても、その油や皮までも絶対無駄にすることはありません。

一頭丸ごとその全てを生活のために使わせていただき、食べさせていただき、いつも根底には「感謝」の気持ちを大切に生きています。

 

「くじらはね!仕留める時に目をみてはいけない…」

 

怖くなるからなんだそうです。

くじらの目って小さいけど本当に何かを語るような目をしていると、私は以前から感じていました。

そして冒頭で村の伝説の漁師が言うのです。

「くじらだけが死んでいくとき目を閉じるんだ!他の魚はそんなことはしない」

ちょっとドキッとしました。

凄く人間と近い心を持っているのがくじらなんじゃないのか…というドキッなのかもしれません。

 

https://lastwhaler.com/wp/wp-content/uploads/2021/07/intro4.jpg

↑ https://lastwhaler.com/introduction/より引用させていただきました

 

自然と共に生き、海に住む生き物に感謝をし、神に祈りながら有難くその命をいただく…。

 

私たちが忘れてはいけないものがこの映画には詰め込まれていたように感じました。

「石川梵監督×佐々木正明」という豪華なトークイベントも映画の直後にきくことができました。

 

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↑ 写真は禁止ではなさそうでしたので…


佐々木氏は日本の捕鯨禁止などにも詳しいジャーナリストでいらっしゃいます。

 

このアフタートークの中で印象的だったのが、

石川監督が「何年も通うんだけど、最初の一年は彼がいる時にくじらがこなかった、2年目も彼がいる時にくじらがこなかった、3年目は『オマエがくるとくじらがこない』と言われた」というところでした。

そういう迷信のようなことも、言い伝えのようなことも漁に出る者たちは大切にします。

 

それでも諦めず、寝起きを共にして、懐に入っていった監督の苦労を感じました。

 

最後には船に乗せてもらって命懸けでこの映画を撮られたんだと思うと頭が下がります。

本当に大事なものを後世にも伝えていただける映像だと思います。

機会があったら是非観ていただけたら嬉しいです。

映画とアフタートークが終わって外に出たらもう真っ暗でした。

 

恵比寿のガーデンプレイスは今は三越も映画館もなくてなんだかとても寂しい感じがしました。

 

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↑ どちらを向いても美しく輝く夜景が好きです!

 

11月8日にはセンタープラザ」として新たに全館がグランドオープンするそうです。

映画館も復活するのが楽しみです(#^^#)

私は恵比寿の「YEBISU GARDEN CINEMA」もオープンするのがとても嬉しいです。

 

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↑ きっとクリスマスには賑やかさが戻ってくるのだと思います(^^)/

 

新宿のIKEAに寄りたいということで、まずは新宿へ!

 

そしてIKEAでショッピングを終えてからカレー店「ドミニカ」で夕食を食べて帰りました。

 

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↑ コロナ前に行ったのが最後だったので久々でした(#^^#)

 

友人は「チキンスープカレー(骨なし)白 3辛」(1,350円・税込)で私は「チキンスープカレー(骨あり)黄 3辛」(1,350円・税込)にしました。

 

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↑ こちらが友人のチキンスープカレー(骨なし)白です!

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↑ こちらがチキンスープカレー(骨あり)黄です!

 

こちらのカレーの特徴は色々なスープがあるところです。

ちなみに、

 

  • 黄…ドミニカオリジナルのスタンダードなスープ
  • 黒…オリジナルスープに「とんこつ」をプラスしたスープ
  • 赤…オリジナルスープに「トマトとガーリック」が入ったさっぱりスープ
  • 白…オリジナルスープに「豆乳」が入ったマイルドなスープ
  • 濃黄…オリジナルスープに「更にカレースパイス」と「ココナッツミルク」が入ったスープ

 

と色ごとに違う味わいが楽しめるんです。

 

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↑ こちらが付いているご飯です!

 

新宿でスープカレーと言ったらまず思い出すお店です!

とっても美味しいですし、その日の気分でトッピングもプラスできるのでオススメです(#^^#)

 

ここでスープカレー店「ドミニカ」について

 

住所:新宿区新宿3-31-1 第2大伸ビルB1F

電話:03-6380-4644

アクセス:都営新宿線新宿三丁目駅」から徒歩2分

     各線「新宿」駅から徒歩8分

     ※伊勢丹のすぐ近くです

営業時間:[月~金]11:30~15:00 (L.O)17:30~22:00 (L.O)

    [土]11:30~22:00 (L.O)

    [日・祝]11:30~21:00 (L.O)

定休日:不定

席数:24席

カード:可

電子マネー:可

 

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↑ 急な階段を降りるので気を付けてください。

 

今日の映画はとっても考えさせてくれる映画でした。

 

  • 食べ物をそして命を大切にすること
  • 同じ地域に住む者同士労わり合うこと
  • 信仰心を持って正しく生きること

 

など、考えさせられることが1つではありませんでした。

この映画を知って以来ずっと観たいと思っていたので、本当に観れて良かったです!(#^^#)