2月10日のSNSの「告発文」で「韓国代表の双子バレーボール女子選手」から、中学時代に暴言、暴行、恫喝、脅迫などのイジメを受けていたという内容がアップされました。
それまでは勿論大人気のお2人でしたが、この告発でその人気も失墜し、「謝罪文」を公表しました。
「謝罪文」を出すことはとても珍しいことのようです。
- チームは無期限出場停止
- 韓国バレーボール協会は代表チームからの除外
を決めた後も、韓国大統領府には彼女たちの永久追放を求める署名が12万件以上も届いているといいます。
アイドルのような扱いを受けていたのに、本当に「一夜にして…」というのはこういうことだと思いました。
「罰をもって多くの人の戒めとすべし!」
この風潮は多くの校内暴力に対する「STOP!theイジメ!」の世論を後押しする形となりました。
ところが、これに端を発し、芸能界でも過去のイジメをSNS上で暴露するという現象が相次いでいるのです。
その中には、SEVENTEENのミンギュさん、梨泰院クラスで「長家」の次男を演じたキム・ドンヒさん、など大物の名前も沢山あがってきています。
↑ https://news.kstyle.com/article.ksn?articleNo=2162821より引用させていただきました
キムさんは梨泰院クラスでは本当に良い演技をしていらっしゃいました。
虚偽であってほしいと本当に思ってしまいます…( *´艸`)
中には勿論、虚偽の告発もあったりと、その真偽については過去を遡って調べる必要があるのでその労力たるや大変なものになりそうですね。
- 本当にイジメていたのであればちゃんと謝罪し、解決しなくては未来はない
- 本当はイジメていないのであれば、法的に訴えて勝訴するしかない
こうなると、この「暴・Too」という流れは「イジメの抑止力」になることは間違いなさそうです。
SNS内での告発は虚偽であったり、その芸能人とは面識もない者の投稿も出てきているので、これはしっかり警察が入って調査する必要も確かにあるのです。
しかし、この風潮が助長するのであれば、有名になっても「過去に怯え続ける」人も一定数は存在することは確かです。
つい昨日、ブログ仲間のmiyakoさんの記事で、「It is no use crying over spilt milk」について書かれていたのですが、人生はやり直しがきかないという内容でした。
(「こぼれたミルクは元には戻らない」という意味で、日本では「覆水盆に返らず」と同義の諺です)
↓ その記事はこちら
SNSがここまで浸透した現在、日本はまだ70%台の普及率ですが、韓国は89%とも言われています。
写真や動画で証拠を撮られることだって皆無ではないのです。
動画をどこかで撮られているかもしれないという意識は、子供ではなかなか難しいかもしれません。
撮る方もまた、とっても恐怖を伴いますね。
そこでイジメがどんどん陰湿化しなければ良いけどとも思います。
韓国には「サイバー名誉棄損」という法律があります。
↑ 自分の人生を背負ってSNSに向き合う必要があるのかもしれません!
これは、「誹謗中傷を目的に情報通信網を通じ、偽りの事実を示す」という行為への罰則で通常の刑法より重い
- 懲役7年以下
- 罰金5000万ウォン(日本円で470万円以下)
という刑罰になっています。
10年以上も昔のことだからと言って、「あの時はゴメンね!」で済まされる現実ではないという事でもありますね。
ある意味、「イジメには時効はない」という意見も主流になりつつあります。
「イジメの抑止力」となる反面、「冤罪の恐怖」も孕んでいるこの「暴・TOO」の動きは今後どう展開していくのでしょう。
日本でも同じようなことが繰り広げられるのでしょうか。
子供を持つ親として、イジメられることには本当に神経質になっていた時期もありました。
でも、これからはイジメる側の心配の方が大事になってくるのかもしれません。
子供の未来について考えた時、
- イジメられても立ち直って素晴らしい未来を築いた人は大勢いる
- イジメたらいつまでも時効なく、SNSの告発に怯え続けなければならない
どっちが辛いでしょうか。
当然イジメる側の未来は暗いですね…。
今の時代は「泣き寝入り」などは無くなる、と思った方がいいかもしれません。
イジメられても強く生きていて「告発などどうでもいい」と考える人がいる一方で、「なんであの人が成功しているの??」といつまでも恨んでしまう人もいると思います。
やった方は軽く考え忘れてしまうけど、やられた方は一生忘れない。
痛みを伴うことは簡単に忘れられたりはしませんね。
miyakoさんもおっしゃっているとおり、
ほんの一言や些細な行動でも
何かを失うこともある。
人生そう甘くはない。
そうなのかもしれません!
過去のイジメを告発することって本当に「正義」なのか?
私はそうは思いません!!
だけど、世間は甘くはないのです!!