Web Analytics

なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

 本サイトはプロモーションが含まれています

アメリカではよくある「突然解雇」Twitter社の解雇はこんなに怖い!

日本で「解雇」となると事前に打診されて、日時を決められ退職の準備をすることになります。

 

それが普通だと思っていたら昨今のTwitter」社の大量解雇には本当に驚かされました。

 

イーロン・マスク氏が「Twitter」社を約6.4兆円で買収したのが10月27日だったのですが、11月8日には上場が廃止されました。

 

https://img-newsweekjapan.jp/stories/assets_c/2022/07/newsweek_20220725_165219-thumb-720xauto-481076.jpg

↑ https://www.newsweekjapan.jp/stories/business/2022/07/post-99190.phpより引用させていただきました

 

本当に目まぐるしく全てが進行し、従業員で解雇にあった人はどんなにビックリしたことでしょう。

11月4日からスタートさせた解雇劇は、これまでの従業員の約50%を減らすというもの…(^^;)

この日マスク氏がツイートしたのは、

 

つまり、

Twitterの人員削減は、同社が1日当たり400万ドル以上の損失を出している今、残念ながら他に選択の余地はない。解雇された全員に、法的に決められているより50%多い3カ月の退職金を提示した」

 

という一文でした。

 

Twitter社すべての従業員に送られたメールは全てのタイトルが、なんと一緒!

 

「ユア・ロール・アット・ツイッター(当社におけるあなたの職務について)」

というもので、その中に2通りの内容があったのだそうです。

片方は

あなたを解雇するという文面

もう一方は

あなたは解雇の対象には入らないという文面

だそうです。

解雇メールが送られてきた人数は約3,700人。

 

この一文で自分の未来が1日で突然変わる…そしてそれには抗うことも出来ない。

↑ 本当にドキッとします…自分の身や家族の身にだったらと…

 

混乱も起こっており、一旦解雇メールを送ってしまった従業員に連絡を取って「やっぱり職務に戻ってほしい」と言われたというケースも出てきています。

個人宛メールでサラッと解雇されたことを知る人もいましたが、仕事用のメールに突然アクセスできなくなって知った人も多く、「怒り」もかなりあったことと予想できます。

お世話になった方々にメールで挨拶も出来ない状況ですから、驚きです。

カリフォルニア州テキサス州など、解雇には「事前の告知が必要」としている州では訴訟も起こっています。

しかしTwitter社の収支を見ると、これ以外に手立てはないというのもよくわかります…(;´Д`)

 

こういう解雇のやり方はなにも今回のTwitter社に限ったことではないそうです。

 

事前に通告すると社員が企業秘密を持ち出すおそれがあるので、予告なしに解雇するのが普通ともされています。

 

「一瞬にして社内にも入れなくなるのなら、机の中の私物ってどうなるの?」

 

と思われるかもしれませんが「段ボールに入れて送られてくる」のだそうです。(;´Д`)

今回のことで私も初めて知ったのですが、日本でも民法627条では「当事者が雇用の期間を定めなかったときは、各当事者は、いつでも解約の申入れをすることができる」と解雇自由の原則を定めているようです。

労働基準法では30日前までに予告するよう定め、組合活動などによる不当解雇を禁止しているのが原則ですが、労働契約法16条では「解雇は、客観的に合理的な理由を欠き、社会通念上相当であると認められない場合は、その権利を濫用したものとして無効とする」と定められています。

 

諸外国と比較すると、若干雇われている側に優しいのかなと思いますね!

 

日本にもTwitter社から解雇を言い渡された従業員も当然います。

この場合は雇い主の国の法律が適用されることも多く、訴訟を起こしてもなかなか難しいかもしれませんね!

日本で守ってもらえるのは、

 

  • 賃金支払いの原則、
  • 労働時間の上限、
  • 強制労働の禁止、

 

などの原則のみであることは雇われる側も知っておきたいことですね!

上場企業でなくなることで私達ユーザーにとってどんなメリットやデメリットが生じるのか…私などには予想もつきません。

マスク氏が目標に掲げていることは下記のとおりです。

 

 

Twitterの認証バッジ(いわゆる青バッジ)を有料とするサービス「Twitter Blue」を始動させました。

 

1ヶ月に1回8ドル支払うというものです。

 

140文字制限がある今のツイートに長文テキストを添付する機能を追加すると発表もしています

問題点としては、見張り機能部門の人材を削ることでヘイト関連やフェイクニュースなどが野放しになることだと言われています。

信頼性を失えば、SNSに未来はありません!

 

↑ 私たちの生活の一部になっているTwitterです…

 

私たちが気軽に使わせているTwitterですが、今後どうなっていくのか…少々気になります。

ブログ運営には欠かせないツールになっていますもんね!(^^;)