昭和・平成・令和を生きてきた還暦おばちゃんですが、昭和は私にとって一番身近に感じられた時代でした。
電車通勤も長く、地下鉄や私鉄、JRにも沢山乗ってきました。
そんな中で平成を経て令和になり、気づいたら無くなっていたものを挙げてみたいと思います。
- 白線
- 伝言板
- 切符切り
- 扇風機
- 灰皿
1.白線
1990年代以前に生まれた方のほとんどが「白線までお下がりください!」というアナウンスを聞いていたと思います。
今は白線ではなく「黄色い線の内側へお下がりください」に変わっています。
↑ このどちらもある時代も長かったですね!
大抵は黄色い「点字ブロック」の内側へ下がってね!ということですね。
2000年には、「交通バリアフリー法」により、新設するホームへの点字ブロック設置義務が課されるようになり、既存の駅にも追加する努力目標ということも決まりました。
ちょっと寂しいですが、今では「ホームドア」などの普及により、どんどん白線は撤去されています。
↑ 白線はどんどん無くなっています!
黄色に比べて白い線に危機感を感じないのは確かです。
でも何故か、あの白線には昭和のぬくもりを感じてしまいます。
2.伝言板
伝言板は見事に見なくなりましたね!
↑ チョークが無い時もありましたね…
学校の黒板のような深緑色をしていました…。
その理由として一番にくるのはやっぱり「携帯電話(スマホ)の普及」ですね!
伝言板が必要だった理由は「待ち合わせの時に伝えなければならないこと」を残す手段がそれしか無かったからです。
↑ https://universal-ooh.jeki.co.jp/case_study/case_study0024/より引用させていただきました
今は本当に比べものにならない位便利になっています。
こんな「手書きメッセージ」をその場で伝言板に書けるイベントも昨年は行われました。
- 「ちょっと遅れる、ゴメン~」
- 「先に言ってて、人身だわ!」
- 「駅の何口に行けばいい?」
なんてラインで聞けちゃうし、伝えられちゃう!
だけど、あの当時の伝言板は「( ´,_ゝ`)プッ」って吹き出してしまうような内容も結構あって楽しかったな~...( = =) トオイメ目
- 「Kへ!オマエとは2度と遊ばない!」
- 「M子ちゃんへ。許してくれないんだね…」
- 「だいちゃん、私を選ぶならココへ来て!」(下にはテキトーな地図)
こんなのもありましたよ!(笑)
利用したのかと聞かれたら、利用した記憶はあまりないですが、読むのは好きで楽しかったです。
一時的に復活させるイベントがあちこちの駅で行われているようです。
ちょっと楽しそう…(#^^#)
3.切符切り
この「チャカチャカ」という音がとても好きでした。
駅員さんによって若干リズムが違うのもまたとても楽しかったです!
JRでは1992年にはほぼ廃止されたみたいなので、息子が生まれた年には無くなっていたのですね!
↑ ちょっとやってみたいって子供の頃は思ってました!
今は切符どころか、
なんか凄い人数を捌くにはそれしかないのは分かりますね!
でも、駅員さんとの交流が全く無くなってしまったのがちょっと寂しくもあります。
↑ 今は本当に駅員不在の改札ばかりですね!
「おはようございます!」なんて声かけてくれた駅員さんがいたことがとても懐かしい(^^;)
4.扇風機
2022年5月現在では、首都圏エリアの鉄道で扇風機を持つ車両は、東急8500系8631編成、京成・芝山鉄道3500形、京成3600形、江ノ島電鉄1000形の一部、小湊鉄道キハ200形などあるにはあるらしいです。
↑ この感じがとても懐かしい…
私はほとんどお目にかかれないので、今度江ノ島電鉄で見てみたいです。
今は冷房が当たり前ですが、最初は扇風機だけだったのが、次に冷気の拡散に使用され、どんどん姿を消していったという過程があるようです。
↑ セピアの写真を見ると「昭和」を感じますね…
なんともレトロな雰囲気で嫌いじゃないけど、暑さが苦手な私はそれより冷房車を選んでしまいそうです(^^;)
今でも会いに行くことは可能ということですね!
5.灰皿
これはもうホームだけじゃないですね!
全国的に禁煙ムードだからホームに灰皿があった時代は「そんな時代あった?」というレベルです。
現在では駅の外に一カ所あるかないかの状況ですね!
ホームに灰皿がないのはとても良いことだと思います。
昔は車内でも喫煙OKだったと思うと恐ろしい感じもします…。
臭いが気になるし、子供さんにも危険なので懐かしさよりこれで良かったという思いが強いです。
↑ https://www.neyagawa-np.jp/town/archives-43028367.htmlより引用させていただきました
昭和は長かったので、昭和のどこで生まれたかによって記憶にない方もいらっしゃると思いますが、懐かしい方も多かったと思います。
3つの時代(元号)を経て、鉄道ひとつとってもこれだけ変わったのですね!
当然車も進化し、家電も進化しています。
リバイバルを楽しめるのはファッションやメイクぐらいでしょうか…(ノ´∀`*)