23日の祝日は「紅葉」を観に行く約束をしていました。
神奈川に近い都下に住んでいて、いつも神奈川方面や府中、調布、立川などで一緒に遊んでくれる友人とかなり前から約束をしていたのです。
今はお母さまの介護もされているので、事前に休みにはショートステイに預けて遊びに行くというちょっと大変な生活をされています。
こんな風に写真を撮れるのも助手席ならでは…(#^^#)
なので雨だからという理由で23日を変えることは不可能でした。
私が友人の家の近くの駅まで行って友人の車で紅葉の「高尾山」に行ってきました。
高尾駅の近くの終日設定のある駐車場に停めて、一駅電車(京王線)に乗って「高尾山口」に行きます。
↑ 「高尾駅」はかなりレトロな感じがします
↑ 外のトイレもとってもレトロです。その名も「山ゆり庵」
紅葉の季節は、雨じゃなければかなりの人出だと聞いていました。
高尾山口の駐車場も直ぐにいっぱいになってしまって、終日料金が1,500円以上のところしか空きがないそうです。
なので友人は終日600円位の駐車場を調べてくれていて、京王線で往復252円(交通系カード使用)なのでその方が断然お得でした。
電車で一駅だけど、ホームには待合室とかもあってとてものんびりとした気分になれました。
↑ 寒いので待ち時間はこの中で…
「高尾山口」の駅はとっても綺麗でした。
↑ トイレがとっても綺麗でした!
トイレや改札、土産店なども充実してるので、なんだかホッとする駅でした。
今日は寒いので駅にあった温泉に惹かれましたが、時間的にちょっとそこまでゆっくりは出来ないのでまずはしっかりお昼をいただきました。
↑ 左奥には温泉が入っていてとても綺麗です!
お店は「栄茶屋」で自然薯のとろろ蕎麦が美味しいお店です(#^^#)
↑ 雨だからこそすんなり入れた感じです
その他にも川魚など季節のお魚も楽しめるお店です。
↑ 結構広めの店内…
私達はどうしても自然薯をいただきたかったので、「自然薯」飯とお蕎麦の御膳(1,580円)にしました。
↑ 真ん中にあるタレで自然薯に味をつけます
お米でもお蕎麦でも自然薯を味わってみたかったので、こちらになりました。
やっぱり違いますね!
自然薯は味がしっかりとあって、普通のトロロとは違いました。
↑ 弾力もある自然薯です
普段では味わえないお蕎麦とトロロに大満足でした。
↑ ご飯もお蕎麦も自然薯でいただきます!!
雨のおかげですんなり入れたけど、紅葉シーズンの晴れの休日はかなり並ぶと思いました。
ここで「栄茶屋」について
住所:八王子市高尾町2479
電話:042-661-0350
営業時間:11:00~17:30(季節、天候により閉店時間は変動します)
定休日:不定休
席数:80席(テラス席あり)
カード:不可
電子マネー:不可
そしてケーブルカーへ乗り込みます。
高尾山口駅からケーブルカーへは駅から左を進み徒歩5分ぐらいです。
↑ お店が並ぶ道とこちらの裏の小径と両方楽しみました(#^^#)
ケーブルカーの駅は「清滝」駅と言います。
高尾山口駅ではないんですね!!
↑ 駅の真ん前です!
↑ ケーブルカーも往復とも座れてラッキーでした(#^^#)
往復で料金は950円で、片道は6分間です。
2枚貰いますので失くさないように注意が必要です。
↑ 窓から撮っています
なんと駅員さんが切符をパチパチと切ってくれます!(あの懐かしい音が聞けますよ(#^^#))
↑ 昔の切符を思い出すような形状ですね!
晴れていたら「2人乗りリフト」という選択肢もありました。(実はこっちに乗ってみたかったです、(笑))
リフトも同額ですが、乗っている時間は12分と長めです。
上に上がると駅の方より少し気温が下がったように感じました。
山はやっぱり少し寒いですね!
↑ 霧が立ち込めて、本当に空気が違いました!
私はしっかりとワークマンのフード付きレインコートを着ていたので、傘さえあれば雨には濡れずにちゃんと薬王院の本堂まで上がって行ってきました。
↓ ワークマンのレインコートの記事はこちら
どうしても靴はスケッチャーズの普通の運動靴だったので、足が少し濡れちゃいましたね…(^^;)
↑ 杉苗奉納をした方のお名前がずらっと並んでいます
高尾山のスギ並木は、東京都の天然記念物に指定されている古杉です。
薬王院参道に並ぶ杉の巨木は、都内でも有数の杉並木で、平均的な樹齢は700年ともいわれています。
本当に太くて逞しい杉の木に圧倒されました。
↑ 大きさを比べたいと友人が置いたペットボトルです!(ゴミじゃないです)
高尾山には「天狗伝説」もあるんですね…。
赤い顔に長い鼻を持ち、背中には烏の羽が付いているものの、体型は人と変わらず、山伏の格好をしているようです。
里に病の者がいれば祈祷をしたり薬を作ったりしてくれる存在であり、神に近い存在でもあったようです。
天狗??山伏?? 神様に近い存在なんですね!
お寺に上がる道は何通りかあるようです。
主なものは男坂とも呼ばれる108段(煩悩の数ですね)の階段とその横をぐるっと遠回りする比較的なだらかな女坂と呼ばれる横道があります。
↑ 雨にかすむ階段…いかがでしょうか…(#^^#)
↑ 女坂の方も時々こんな横道が現れます。
こちらには進みません。
ちょっと階段の景色があまりにも美しいので写真に撮りましたが、歩いたのはどうしても女坂です(笑)
本堂にようやくたどり着きました(^^;)
↑ 無事にお参り出来ました!
途中にサル園もありましたが、雨なのでお客さんは入ってないようでした。
「晴れていたらこちらも寄りたかったね!」と友人と話していました。
↑ きっとお猿さんも今日は寒かったよね…
精進料理を食べられるお店もありました。(ちょっと食べてみたい…)
↑ このタコがとっても気になって…(笑)
都内でもあるから距離的にはかなり近いのに私は高尾山のことを何も知らなかったんだなって気づいてしまいました。
雨でペタッと路面に張り付いている「もみじ」の美しさはまるで絵画のようでした。
↑ このもみじの赤がとっても綺麗で、見とれてしまいます…
ケーブルカーで高尾山口駅まで戻り、アツアツの「酒まんじゅう」を食べて電車に乗りました。
↑ 2つ下さい!
お店の名前は「千代乃家」。
甘みも強くなく美味しくいただきました。
先ほどの「栄茶屋」から数歩のところにあるお店です。
↑ 酒まんじゅうですが、ほんのり香るぐらいなので飲めない人も平気そう…
ここからは高尾駅に電車で戻って一気に帰ってきました。
友人の家の近くで降ろしてと言ったのに、最寄りの駅まで送ってくれちゃいました。
ずっと運転してもらって本当に感謝です。
雨の中の高尾山はとっても幻想的で美しかったです!
帰ってからもなんだか不思議な感覚でした。
パワースポットの恩恵というか、とても穏やかな気分で夜を迎え、その日サッカー日本代表がドイツとの初戦に勝ったという素晴らしい結果に夜は良い眠りにつけました(#^^#)