アニメ「推しの子」は娘が観てた横で観始め、結局主人とNetflixで全話完走してしまいました。
この題名をみて、なんとなく想像していたのが、「推し活をしている男女の話?」ぐらいの感覚で観始めたら全然違っていたのです…。
この「推しの子」には二つの意味があったのですね…
- 自分が推しているアイドルの女の子
- 自分が推していたアイドルの女の子の子供
どちらも確かに「推しの子」で括ることが出来ると思うのですが、言葉上どう思われますか?
このアニメはその両方を表現した内容となっていました。
一番強烈なのが「第一話」の展開です!!
原案・原作は「赤坂アカ」さんで「かぐや様は告らせたい」の作者の方です。
作画は「横槍メンゴ」さんで、この業界では凄いタッグなんですね…。
↑ アイドルのイメージ…ちょっと変わったかもしれません…
第一話のみ劇場公開もされ、長さも90分になっています。
これは原作漫画の第一巻を全て網羅した1話なので、見応えたっぷりです!
かなり「ええええ!?」ってなる展開でした。
不治の病で田舎の病院に入院していた「さりなちゃん」が一推しだった「星野アイ」というアイドルに心を奪われた医師のゴロー。
「星野アイ」は「B小町」というアイドルグループのセンターをやっている、正にアイドルとして生まれてくるべき全てを持ち合わせた少女だったのです。
↑ アニメ『【推しの子】』公式サイトより引用させていただきました
そのゴローの元に「妊娠している星野アイ」が患者として入院してくる。
ゴローはお腹の双子の赤ちゃんを取り出す約束をしたが…。
その夜、何者かに殺されてしまうのです…。
そして「転生」して生まれてきたのが「星野アイ」の息子としてだったのです。
もう一人の兄弟は若くしてなくなった「さりなちゃん」が双子の妹になっていました。
推しを母に持つ、まさに「推しの子」として産まれた2人のストーリーです。
↑ https://natalie.mu/comic/news/511073より引用させていただきました
この後の展開ももの凄いので、実際に一話だけでも観ていただけたらと思います。
アイドルってどんなイメージなんだろう…
- アイドルは男性と付き合わない
- アイドルはトイレに行かない
- アイドルは汚い言葉なんか使わない
ってそんな訳ないじゃない?
だけどその「嘘つき」の世界を、ここでは「嘘吐き」と言います。
つまりアイドルは「嘘吐きのプロ」なんだということです。
↑ https://comione.com/oshinoko-hoshino-ruby-kawaii/より引用させていただきました
このアニメドラマを観ると、とても不思議な感覚になります。
第一話で1つの話は完結しているようにも見えますが、実はプロローグにすぎず、その後の話がこのアニメのメインになるということです。
そしてかなりサスペンス要素が多くなっています。
星野アイをこんな目に合わせた「男?」を「強欲なストーカー」で終わらせず、転生して生まれ変わったアイの子供たちがそいつを探し出して仇討ちするぞ!というところなのです。
どちらかと言うとその方がメインになります。
なのに何時も原点には「星野アイ」がチラチラとそこにいる感じがするのです。
- ゴローが転生したのは「アクア」
- さりなちゃんが転生したのは「ルビー」
母親ゆずりの美形だったこの2人はなるべくして「俳優」と「アイドル」になっていくのでしょうか…。
そこで出会うキャラの濃い「アイドル志望」の少女たちも凄いです!
↑ https://collabo-cafe.com/events/collabo/oshinoko-anime-first-stage-key-visual2023/より引用させていただきました
騙されたと思って第1話だけでも観てほしいです(#^^#)
妙に気になってしまい、結局完走してしまう…そんな感じになりました。
続編は「第2期」として制作されているようですが、まだいつ発表になるかはわかりませんし、配信はその後のことなので未定のようです。
ここまで観ちゃったからには、きっと第2期も観てしまうのでは?と思っています。
歌がまた世界中で大ヒットしましたね!
yoasobiさんの「アイドル」は 日本語楽曲ではじめてビルボード・グローバル・チャート“Global Excl. U.S.”にて1位獲得を果たしました。
凄いことだと思います!
娘たちもこの歌で踊っていますので、歌も含めて聴いていただけたらと貼っておきます。
歌の調子が何度も変わっていくところ…これはもう天才的な音の組み合わせだと思ってしまいました。
アイドルって何だろう…。
自分には無縁のその世界に、ちょっとだけ憧れと同時に哀愁を感じたアニメでした。