キャンプブームは去ったと言われているのに、そこに意識が向いたのは2ヶ月ぐらい前からです。
ブーム自体は2023年に入って終わってしまったという関係者からの話が多く聞かれるようになったそうです。
- キャンプギアの売上
- キャンプ場の予約状況
- 中古ギアの売却
などから分かることのようですが、以前私はキャンプは文化になってきているという記事を書きました。
↓ その記事はこちら
それが正に現実化していると言っても過言じゃない状態に落ち着いたと言うべきかもしれません。
今、キャンプから離れる人は「にわかキャンパー」だったと言えるかもしれません。
コロナ渦で「3密」を避ける意味合いで、それでも「外出したいしどこかへ行きたい」と思った方々が選択したのが「キャンプ」だったと言うことです。
↑ 外で食べるご飯は特別です!!
コロナからスタートしたという意味では、私達も正にその仲間です!
(私たちの場合は、コロナが流行するかなり前から計画だけはあったのですが…(笑))
そこから、日常が戻って来たから「国内旅行や海外旅行がやっぱり気楽でイイ!」と思った方々が離脱していった…と言えるのではないでしょうか。
キャンプの短所は確かにあると思います。
- 設営や撤収の面倒臭さ
- 時間的に思ったより余裕がない
- 虫が多い
- 自然環境に影響を受けやすい
- 夏と冬は結構辛い
などが短所と言えば短所だと思います。
↑ 虫のテリトリーにお邪魔しているとも言えますが…
そこで今では「使用していたキャンプグッズの買い取り」に人気が出ています。
いらなくなったキャンプギアなどを売りたい人が多くいるようです。
逆に流行のキャンプギアを安く手に入れたい人にはチャンス到来です!
比較的新しいギアが中古で手に入るチャンスなのですから見逃したくないですね(#^^#)
私達のキャンプスタイルはかなり特殊かもしれないと思ったことがあります。
それは「居心地追求型」と言う括りだと勝手に思っています(笑)
テントも居住性で選んでいますし、食事もかなり凝った感じになっています。
ギアも最小限でずっと使い続ける派で、流行で次々と買い替えるという思考がありません。
全て長い目でみた「ギアの購入」を意識してきたので、すぐに手放せるようなグッズは1つもありません。
それは一緒に行くメンバーの考え方が一致していたからそうなったというだけなのですが…(#^^#)
キャンプ場やキャンプギアを販売しているお店などでは不安の声も出ているようです。
それでは
- どんなキャンプ場が残るのか
- どんなキャンプギアが売れていくのか
そんな目線で考察してみたいと思います。
1.どんなキャンプ場が残るのか
キャンプをする上で重視する項目とは?…は大きく分けると2通りのキャンパーが存在します。
- 自然重視型
- 規格重視型
の2つです。
このキャンプブームの前から「自然を求めてキャンプを続けている」キャンプ愛好家はやっぱり自然を重視した環境を望んでいると思います。
大人数のグループや家族連れを避けてキャンプを楽しむ、個人や夫婦、カップルなども多く、そういう人は次に挙げる便利過ぎる「高規格キャンプ場」を望んでない傾向があります。
↑ 一人で自然を楽しみながら…ゆったりと流れる時間を大切にしたい…
そんなキャンパーも多くいらっしゃると思います!
逆に「高規格」と言われるキャンプ場は今でもかなり競争率が高く、簡単に予約できません。
「自然がある環境で快適に過ごしたい」
私達はどちらかと言うとこちらに属するキャンパーだと思います(笑)
- 綺麗なウォシュレット機能付きのトイレがいい
- ゴミは全部回収して欲しい
- 車は敷地内に乗り入れたい
- 電源はあった方がいい
- 水道ではお湯が出てほしい
- ある程度のものは売店に揃っていてほしい
- お風呂やシャワーはあってほしい
- 歩く場所は照明があってほしい
- 景色はやっぱり最高であってほしい
こういうちょっとした「ワガママキャンパー」の希望を叶えてくれる「高規格キャンプ場」は本当に予約が取れないほどの人気で、今後もその傾向は続くと思っています。
ファミリー層は安全と清潔が第一条件になりますので、やっぱり高規格のキャンプ場が安心できるのだと思います。
↑ サイト内に椅子とテーブルが付いていたり、水場が付いていたりも便利です!
キャンプ場をやるなら、どちらの層のキャンパーを取り込みたいのかは明確にしたほうが良さそうです。
そして中途半端な感じのキャンプ場は、やっぱりお客さんが離れてしまうのではないか…と思います。
キャンプ場はホテルともよく似ていると思います。
これからのキャンプ場は清潔で痒い所に手が届くサービスが大事なんだろうなって思います!
2.どんなキャンプギアが売れていくのか
キャンプブームでは、かなり売れ筋が偏っていました。
人気のグッズがYoutubeやブログなどで紹介されると、みんながそれを狙うという現象が起こっていました。
これからは「本当にキャンプが好きな人」が購買者に残るので、「本物」で「高すぎず」で「機能重視」ということになりそうです。
具体的な例を言うと、
- メスティンが気楽→みんなメスティンを買い揃えました→使いにくさも感じ「飯盒」を買う
- コットがオシャレ→みんなコット型のレイアウトを考えました→クッション性や寝やすさからマットを購入
みたいな感じだと思います。
↑ シュラフ(寝袋)も季節によって変えたくなったりしますね!
これからは「長くキャンプを続けている人」をターゲットとした商品を考えた方が良さそうですね!
キャンプ好きはギア好きということもあるので、どんどん買い替えていくキャンパーも多いです。
より便利で所有欲を満たしてくれるもの!
安価で勝負すると言うよりは「本当にイイもの」を求めるキャンパーが増えていくと思います。(高いと私たちは手が出ませんが…(;´Д`))
キャンプブームは終わってしまったとしても、私達にはあまり関係ないですね。
キャンプの楽しさを知ったので、元気なうちはこれからも連れていってもらおうって思っています(#^^#)
キャンプで勝負しているYoutuberの皆さんも、これからは、
- キャンプ場のどこが他のキャンプ場との差別化なのか
- キャンプギアでも何故これが特別なのか
- 暑さ・寒さ・虫よけ・雨天時対応などの裏技など
をしっかり提案できるチャンネルのみ残っていくと思います!