日本で「白夜」を体験することは出来ませんね!
白夜は真夜中になっても薄明りになっているか、または太陽が沈んでも暗くならない現象のことです。
この境界線は緯度が66.6度以上の地方であり、北緯66.6度以北の地方を北極圏、南緯66.6度以南の地方を南極圏と言います。
666という数字…なんか悪魔みたいでちょっと怖い(;´Д`)
北半球で言うと、北欧全般、グリーンランド、ロシア北部、アメリカのアラスカ州、カナダ北部などで観られます。
南半球で言うと、南極大陸しかありませんね…。
つまり、私たちは南極にはなかなか行けないので、北欧やアメリカ・カナダで体験するのが一番現実的です。
一年中という訳ではなく、北極圏では6月下旬の夏至の前後で体験出来るようです。
フィンランドなどでは、冬と夏の生活がかなり違ってきているのもこの白夜の影響なんですね!
よって、フィンランドの夏のシーズン(6月~7月)は一日中太陽が観られます。
↑ 雪道までがまるで絵画のようです…
昼も夜も変わらない明るさなのですが、若干夕日のような色合いで夜中のサマースイミングを楽しんだりするそうです。
↑ こんなピンク色に輝く湖面を観てみたいです
この季節は若干水も温かくなるので、北欧に住む人々が夏を楽しむ絶好のシーズンということになります。
神秘的で素敵な言い伝えもあります。
「一年で最も昼の時間が長い夏至の夜に、乙女が枕元に7つの花を集めると、将来の婚約者が夢に出てくる」という言い伝えです。
未婚だったらこれはわざわざ夏至に訪れてやってみたいかもしれないです(ノ´∀`*)
↑ 白夜の国 | Visit Finlandより引用させていただきました
白夜だからこそ、サマースポーツも思いっきり出来ちゃうんですね!
フィンランドのラップランドでは、6月に開催される「ミッドナイトサン映画祭」などもあって、観光で訪れるには一番楽しそうなシーズンですね!
また6月末になると「焚火」をやっているのを見かけることが増えるそうです。
これは、「悪霊を追い払うと信じられている伝統的な行事」なんだそうです。
↑ 白夜の国 | Visit Finlandより引用させていただきました
逆に冬はずっと真っ暗です。
太陽は数時間しか顔を出しません。
この時期を「極夜」と呼ぶこともあるようです。
この「極夜」は、オーロラを美しく見せてくれることにも一役買っています。
↑ 極夜のオーロラの魅力…こちらも捨てがたい…
オーロラの光のカーテンが観たいときは、この極夜のシーズンを狙った方が良さそうです。
この一帯は寒い地方だから、辺りがずっと暗いと、余計に寒く感じるかもしれませんね!
白夜と極夜を引き起こす要因は、地軸の傾きが原因だということです。
地球の軸はまっすぐではなく、公転面に対して23.4°傾いています。
この傾きによって、白夜だったり極夜だったりが引き起こされているというから、これぞ地球の神秘ですね!
↑ https://www.polewards.com/whitenight-and-polarnight/より引用させていただきました
南極と北極では白夜と極夜が来るシーズンが真反対になっています。
北欧とかで白夜を体験したければ、やっぱり6月ですし、極夜は12月になります。
同じ場所に行っても、白夜と極夜では景色が全く違いそうです。
行ってみたいけどやっぱり北欧は高いです。
成田⇔ヘルシンキの航空券をみても、直行便で13時間弱で最安で22万円というところです。
↑ 13時間かぁ~、若いうちに行きたかったかも…(^^;)
ホテル代も5泊すると安い所で10万位なので、ちょっと気軽には行けません(^^;)
レストランもヨーロッパの中でも北へ行くほど高い印象があるので、50万円は貯めないといけません。
うーん、100万円位で良いから宝くじで当たらないかな…(笑)
行くのは絶対に6月です。
白夜を体験したら、帰りの飛行機はずっと寝っぱなしになりそうですが…(◎_◎;)
そして次は極夜を今度は12月のオスロで!なーんて考えちゃいそう…。
↑ こんな極夜のノルウェーの港も綺麗ですね!
いずれにしても、帰って来たらすっごく疲れてしまって寝続けそうな予感がしますね!
東京でも最近は日が短くなりました。
会社から出ると真っ暗になるのも、時間の問題だと思うとちょっと寂しいです(*´▽`*)
あんなに暑かった夏が恨めしかったのに、日が短くなると恋しくなる…
勝手なものですね!(;´Д`)
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