イカ様丼を食べてもまだ14時位だったので、寄り道は「岩科学校」へ行きました。
「岩科学校」は国指定の重要文化財で、伊豆地区最古の小学校です。
姉妹校は松本市の「開智学校」で、こちらは国宝に認定されているそうです。
↑ なまこ壁が素敵ですね!
なまこ壁の社寺風の建築様式でありながら、洋風のバルコニーを配し、本当に素敵な外観にまずビックリさせられました。
入口へのアプローチも蛇行した歩道になっていて、なんかとても綺麗に手入れされていました。
↑ 学校からの景色も絵画のようです!
入館料は300円でしたが、JAFFの会員証があれば5%割引がありますし、ネットにある割引券を印刷して行けば同じく5%割引が適用されます。
↓ こちらにHPを貼っておきます
中に入ると、目に飛び込んでくるのが人形が配された教室の様子です。
↑ ちょっと手に持っている教科書が気になります…
最初だけ受付右側にある「校長室」で係の方の説明を聞き、あとは自由に周ります歩いて周ります。
↑ こちらが校長室です。
係の方の説明はちゃんと聞いておいた方が後々の試験に有利(笑)
当時の金額で総工費は2,635円ということでしたが、現在だったら2億円越えだそうです。
その内の4割が寄付で賄ったというのですから、当時のこの辺りには名士と言われる方も多く住んでいたのかもしれませんね。
↑ 入ったすぐのところです。右手に写っているのが受付になります
1880年の竣工で明治時代の素晴らしい建築は、ずっと残すべき価値のある造りであるとすぐにわかりました。
1階にある展示物を観ながら「暑いーーー!」って叫んでおりました(#^^#)
↑ 窓が開いているだけで幾分か涼しい…
冷房は一部しかきいていないので、開いてる窓からの風が気持ちイイのです!
昔はきっとこんなに夏も暑くはなかったのではないのか?ってタイムスリップした気分でした。(当然冷暖房などない時代です)
もの凄く急な階段を上がります。
60度の傾斜なんで、これを日常的に使っていたら大けがする児童がきっといたと思います。
↑ 下から見ると大したことなさそうですが…
↑ 上から見るとこんなです!!(;´Д`)
下りはこちらからではないのでご安心ください(笑)
これは危険すぎて、「子供を通わせたくないよね…」なんて話していました(笑)
上から落ちたらシャレにならないほど怖い階段でした(;´Д`)
↑ 天井部分はこんなに綺麗なこて絵です
↑ 二階の廊下です
繭の授業風景もあります。
↑ こちらが一反の大きさの繭です!
↑ 繭で作る可愛い人形が目を惹きます
農家の暮らしなどの人形もあって、二階の客間には名工入江長八によって描かれた千羽の鶴絵があります。
↑ 当時の生活を垣間見れる物も展示されています
入江長八の作品は戦争や震災で多くが焼失してしまったようですが、松崎には結構残っています。
↑ ぐるっと描かれた千羽鶴はとても深い意味がありそうでした…
「入江長八美術館」も近くにあるので、お時間がある方は両方行かれると良いと思います。
千羽鶴の絵ですが、どの鶴も日の出を目指していて、一羽一羽が違う形をしています。
これは「児童の一人一人なんじゃないのかな?」そんな風に思いました。
↑ こちらの空いた席で実はお客さんが試験を受けます!
お客さんも卒業試験を受けて60点以上だったら、売店で5%割引で土産を買ったり飲食ができます。(5問あって一問が20点です(笑))
友人も私も80点と60点だったので、その「卒業証書」を貰って売店(開花亭)でカルピスを飲みました。
↑ 雰囲気ありますね(#^^#)
↑ 喉が渇いていたので最高でした(#^^#)
300円が285円になりました…。
カルピスは原液から作るタイプの懐かしい味で、暑かったのでものすごく美味しかったです!
ホテル「西伊豆松崎伊藤園ホテル」に到着したのは4時ぐらいでした。
すぐにチェックインして部屋に入ると…目の前は海!凄いロケーションです(#^^#)
部屋はシングルベッドが2つに畳の方に何故かお布団が一組ありました(笑)
↑ バルコニーは風景を邪魔しない造りではありました
こちらのホテルの前衛は「プリンスホテル」らしいです。
ホテル自体は古いですが、家族連れにはプールもあって、海が目の前なので夏休みには最適なホテルじゃないでしょうか!
↑ プールもいいですね!
それに何より料金が安い!!!
2ヶ月以上前に予約すると早割で一人7,610円で2食付きです👀
部屋にはユニットバスも付いているし、浴衣は自由に1階で選べます。
↑ お風呂は温泉に入ったので使用せずです
↑ お互いに相手に似合いそうなのを選んでみました(笑)
どっちがどっちかはご想像にお任せします!(ノ´∀`*)
- 1階にはゲームコーナーもあって、ロビーも広々としています。
- 地下のお風呂は温泉ですが、露天風呂はありません。
- 10階にはビリヤードや卓球、2階にはカラオケもありました。
なんとなく昭和のバブル期にはかなり人気だったのでは?なんて思えるホテルでした。
↑ 洗面は入ってすぐのところにあります
全ての部屋が海に面していて(全室オーシャンビュー)、小さいですがバルコニーが付いています。
↑ 海しか見えません!
足湯もありましたが、何故かお湯が張られていませんでした。
高級ホテルではありませんが、この景観で二食付きであれば本当にお得感があります。
食事は外で食べるのであればもう少し安くなりますので、これはもう景色を楽しみに行かれても損はないと思います。
↑ ゆっくり一日中眺めていたいような海です…
波の音を聞きながら眠る贅沢…なかなか味わうことは出来ませんね!
18時から堂ヶ島で花火があがります。
10分だけなので、早めにいかないと最初から観れません。
駐車場にも限りがあると思うので40分前に出ました。
車では7分ぐらいなので、充分間に合いますが、食事が18時から1時間半と言われてしまったので帰ったら大急ぎで食べないと19時半までということになりますので、ちょっと大忙し。
地域のイベントとの兼ね合いはもう少し、ホテル側も考えていただけると助かりますね…。
そういうところは残念ながら「お値段どおり」という感じでした。
明日は花火とホテルでの夕飯について書きたいと思います(#^^#)