ブロ友のchocolaさん(id:A-hanoi)に教えていただいたもう1つの注意事項がデング熱です。
デング熱とはウイルスを持っているネッタイシマカやヒトスジシマカに刺されることで感染する疾患で、chocolaさんのお友達も入院されたようなのでちょっと不安ですね!
症状としては、潜伏期間(3~7日)の後に
- 発熱し急激に熱が上がる
- 頭痛と骨関節痛
- 顔面紅潮と結膜充血
- 吐き気と嘔吐
通常は2~7日で解熱し、解熱時に発疹が出ます。
↑ https://www.weblio.jp/content/Aedes+aegyptiより引用させていただきました
ネッタイシマカです!
殺虫剤に耐性が出来てしまった種類もあって、とても怖いです!
人から人への感染はありません。
致死率としてはインフルエンザより低いです。
普通に解熱剤を使うと血小板が低下し、出血を起こしやすくなるので控え、子供の解熱剤でもあるアセトアミノフェンが治療薬として処方されます。
直接ウィルスに効く薬はありません。
まれに出血傾向を主症状とするデング出血熱になってしまう場合があり、こうなると入院することになるようです。
対症療法しかないので病院でも症状を軽くしてくれる薬を処方されるだけです。
そうするとホテルで、ずっと寝ているしかないのかもしれません。
これじゃ旅行どころじゃなくなるし、帰りに熱とか出ると飛行機が辛そうですね…。
日本に帰宅後は、感染症法で4類感染症全数届出疾患に分類されるため、診断した医師により直ちに最寄りの保健所に届けられます。
日本にはネッタイシマカはいませんが、ヒトスジシマカは青森以南の全ての県に分布しています。
↑ ヒトスジシマカです!アップにするとやっぱり怖い…
刺された可能性がある場合は、日本でも蚊にさされないようにする必要がありそうです。
その蚊が他の人を刺してしまうと感染のリスクが高まります。
地域としては熱帯や亜熱帯に属する国々で多く見られ、東南アジア、南アジア、中南米で一番多いとされています。
日本で一番近いところでいうと、台湾でも感染が流行したりすることがあります。
日本でも毎年200人位が発症していますが、旅行帰りの人が発症し、ごく稀に日本から出ていない人でも感染者を刺した蚊に刺されて発症する例も報告されています。
デング熱には有効なワクチンもありません。(現在開発中のようです)
虫よけスプレーは必須だなと思いました。
そして多少暑くても長袖に長ズボンがいいのかなって思いました。
最近日本も暑くなってきているので、ネッタイシマカが沖縄あたりから徐々に復活しないかもちょっと心配ですね…。
↑ こちらの女性のような恰好が一番良さそうですね!
コロナの流行というものを経験した私達はもう、ウィルスはお腹いっぱいという感じがありますね!
これ以上どんなウィルスもお断りですね…。
確かにベトナムやタイなどは、屋台などでも水を入れた桶などを外に出しっぱなしだったりするので蚊にとっては繁殖しやすい環境でもありますね…。
雨季などは水たまりも多く蚊にとっては天国な感じもします。
デング熱は一度かかったら免疫が備わるというものではありません。
デング熱は4種類もあるので、1つの種類にかかったからといってその免疫はつくものの、他の3つには当然かかってしまう可能性が普通にあるのです。
教えていただいたことで、
- どんな病気なのか
- どんな治療法があるのか
- どのくらいで発症し、どのくらいで治るのか
を下調べすることが出来ました。
本当に感謝です(#^^#)
↑ 小さい子供も上着を着せたくなりそう…(^^;)
行ったことのない国へ行くときはこういう準備もとても大事なことです。
まだまだ先のことだと思っていたベトナムも、友人が旅立ってからは「もうすぐかも…」という感じになっています。
友人は29日に到着したのですが、早速お腹を壊して、嘔吐もあって2日は寝込んだと言っていました。
ご主人は全然同じものを食べても平気だったそうです。(彼女は元々胃腸が不安だといつも言っております)
そこがやっぱり一番怖いですが、元気に行って元気に帰れるよう出来ることはやっておきたいと思いました。
不安要素は多少あっても本当に楽しみです!