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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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今年はクマの異常出没が相次ぐ…追い払うロボットがオオカミだったら?

クマの天敵がオオカミという噂があるのをご存知ですか?

 

以前、東京にもクマ(ツキノワグマ)がいるよ!という記事を書いたことがあります。

www.narutabi.com

 

そして今年はキャンプ仲間の一人が車を走らせているときにクマを目撃しました。

www.narutabi.com

 

だけど本当のところは、

 

  • オオカミの尿の臭いが嫌いかもしれない
  • オオカミの獲物を奪うぐらいなので決して怖がってはいない

 

というのが真実に近いかもしれません。

だから絶対にクマが避けたいと思っている動物なんていないということです。

 

↑ クマがオオカミを恐れるとは思えない‥

 

オオカミのおしっこっておおかみこどもの雨と雪の中で、子供がおしっこをかけた畑だけイノシシに荒らされなかったというようなシーンがあったかと思います。

そこにもしかしてこの伝説の原因があったのかもしれないですね!

 

↑ 立ち上がるともう…その大きさは2メートルを超えるといいます…


それが事実だったとしても、それはイノシシであって決してクマとは言ってなかったと思います。

つまり、クマは怖いものなんてないのかもしれません。

今や人間をも襲うようになってしまっているので、人間だって怖くないのかもしれません。

 

OSO18も駆除されて久しいですが、なんで植物を食べる習性のあるクマが家畜や人間を襲うようになったのか…。

 

ここには多少は人間の不始末があったことも否定できないと言います。

エゾ鹿は一時は乱獲や天候などで絶滅寸前だったことから保護対象になっていたのですが、近年は捕食してくれるはずのエゾオオカミなどが減ってしまい急速に鹿が増えてしまいました。

 

↑ 道を横断する鹿は数多く、北海道では事故も多いです

 

↓ ブログ友ののんべえさん(id:whisky-coke)も鹿に遭遇して車がとんでもないことに…

whisky-coke.hatenablog.com

 
鹿との衝突事故も増え、どんどん迷惑な動物になってしまっています。

 

そんな鹿を食用として捕獲する分には問題はありませんが、駆除した鹿を放置してそれをたまたま口にしたクマが肉の味を知ってしまう…という問題もあります。

簡単に食べれるし、苦労して獲物を捕らえることもせずにお腹が満たされます。

そうすると、家畜を襲うようになって植物を食べなくなるのだそうです。

 

そうなってしまったのがOSO18だったのですね…。

 

だけどこれはクマにとっても身体を害する行為なのです。

肉の味を覚えてしまうと、栄養が偏ってしまってクマ自身にもの肉体も危険なことになってしまいます。

OSOは捕獲された時、かなり痩せてしまって皮膚もボロボロだったようです。

そして肉食になってしまったクマ二度と植物や魚・虫しか食さないクマには戻れないようです。

 

そんなクマが増えると私達人間はもっと危険に晒されてしまいます。

 

人間を襲うのは家畜より容易いと思われてしまったら恐ろしいですね…。

 

害獣撃退に効果がある「モンスターウルフ」というロボットが開発されました。

 

目が赤く光り、私達が見ても逃げたくなります(笑)

70種類の音を録音することができ、人間の声も録音することができます。

写真より動画の方が見やすいので貼ります…

 

小矢部市の市長さんは自らの声を吹き込んで話題になりました。

 

「ここはおまえたちの来るところではない!!」

その通りなんですが、ちょっと笑ってしまいます('◇')ゞ

イノシシや鹿やサル、クマなど全ての動物に効果があって、農家の被害も小矢部市では4分の1に減ったようです。

 

↑ 農家の被害のほとんどはこのイノシシ なんだそうです

 

今後も全国規模で採用されれば、かなりの効果が期待できますね!

 

北海道の町工場が開発しましたが、当初は「こんなもん役に立つの?」と笑われていましたが今や全国で130台を超えて設置されているそうです。

もし偶然にも出くわしたらかなり怖いですが、こういうロボットがいるんだということを知っていれば安心できますね!

 

動物愛護の観点から「なんで殺すの?」というような問い合わせが役所に頻繁に来ると聞きました。

 

ロボットなら殺すことなく追い払うことが出来るということで、その視点からも期待されています。

 

  • 減ったら保護→増えるのは当然
  • 増えたら駆除→生態系を変えてしまう

 

ここに大きな問題点があるように思います。

減ったら保護しつつも、毎年ちゃんと個体数を把握出来るようなシステムがないと、増えすぎて農家の生産物(クマの場合は家畜)までやられるという悪しきルーティーンを繰り返してしまうだけですね!

 

クマは本当に私達人間の命にかかわってくるので、対策は出来る限りやって欲しいです。

 

↑ 北海道にいるヒグマ…かなり大きいですね

 

A君はクマを見て以来、凄くクマに詳しくなっています(笑)

クマ鈴、ラジオなどではびくともしないクマが出てくる可能性もありそうです。

 

↑ ツキノワグマは東京でも頻繁に出没しています

キャンパーでも持ち歩けるような、もう少し手軽で安価なスプレーの開発なども是非ともお願いしたいと思います。

(至近距離で使うしかないスプレーなので使う機会がない方が良いに決まってますけどね…)

来年はもっと増えちゃうのかな…本当に怖いです!!