後半はあまり映画に行けなかったことが唯一の心残りです。
だけど今年の映画の特徴としては、邦画やアニメが頑張った印象です。
日本の映画製作の強みが少し見えて来た感じもして、将来に期待できるぞ!!とも思いました。
日本の映画が世界一になる日も近い??
なーんて勝手に思った2023年の映画の総括的感想でした!
↑ 一人で観る時は時々食べます(笑)
これもかなり悩んだ結果の映画のベスト5です。
5位 銀河鉄道の父
宮沢賢治の人生を今までは知ろうともしていなかったけど、その半生を知ることで彼の生き様を観れたことはとても良かったです。
主人公が菅田さんだったことも◎。
脇を固める役所さんだったり、森さんも素晴らしく、もの書きの苦悩と当時の人々が恐れた「結核」という病気も凄く怖いものだったのだなぁと感じました。
↑ https://www.cinemacafe.net/article/img/2023/04/06/84485/606019.htmlより引用させていただきました
- 質屋さんという家業
- 遠く離れた息子を想う父の気持ち…
- 病気ながらも兄を想う妹の気持ち…
- 宗教にハマる恐ろしさ
など、今私達が観ても、家族という課題に向き合うことが出来る作品だったと思います。
4位 BLUE GIANT
そんなに派手ではないけれど、ジワジワと音楽を夢に生きる男の子たちの人生を感じる映画でした。
「JAZZ」を全く知らなくても感動できる映画としても最高だったのでは?と思います。
3年間サックスを頑張った主人公宮本大が、幼少期からのピアノの達人沢辺を唸らせ、友人の玉田を巻き込んで作ったバンド「JASS」。
↑ https://www.mangazenkan.com/special/2015.htmlより引用させていただきました
どんどん世界を目指していく彼らの前に立ちはだかる、事故や心の動きなどの障害も見逃せません。
息子もバンドを始めると言った時、親友を巻き込みました。
何もやったことのない親友は今はバンドメンバーで立派にベースを担当しています。
そういう身近なところにバンドをやっている人間がいたからかもしれませんが、かなり私の心に響いた映画でした。
3位 怪物
「怪物だーれだ!」で話題になった是枝監督の映画です。
子役二人の難しいのに、純粋でまっすぐな演技に心打たれた方も多かったと思います。
何度か訪れたことのある上諏訪の街で、小学生の二人が翻弄されながらも「ひとつの真実」を大人に突き詰めていく様子が本当に美しかった…。
↑ https://www.cyzo.com/2023/06/post_348184_entry.htmlより引用させていただきました
- 怪物は誰の中にも潜んでいるのかもしれない。
- 怪物は誰なのかは知らなくていいのかもしれない。
- 怪物は大人だけに潜むものなのか
色々と考えさせられるマイノリティの問題や、家庭内暴力、学校の無責任さなど色々詰め込まれているのにそれほど重たくも感じない。
本当によく出来ていたなぁと思います。
田中裕子さんの演技も、コメディなの?と思わせるほど「変な校長」をしっかり演じていらっしゃいました。(笑)
2位 パリタクシー
やっと洋画の登場です!(笑)
失業しそうなタクシー運転手シャルルと人生最後の住み家に旅立つ老女マドレーヌの物語です。
パリの街並みをタクシーに乗りながら楽しめるという点も私には刺さりましたね!
マドレーヌの人生は、シャルルの心を突き動かしていきます。
「人生とは何なんだろう」
↑ https://woman.excite.co.jp/article/lifestyle/rid_Cinemacafe_84351/より引用させていただきました
凄い課題を詰め込んだ映画なのに、それほど撮影費はかけていないと思います。
お2人が最後に立ち寄った「ビストロ」での食事。
こんな食事を人生の最後に出来たのなら、その相手がタクシーの運転手であってもそれはとても素晴らしい思い出。
マドレーヌの人生とシャルルの人生が交錯したこの瞬間が、その後のシャルルの人生を素晴らしいものに変えたことは言うまでもありません!
1位 THE FIRST SLAM DUNK
去年の1月に観た映画なのでもう一年も経ってしまったんですね…。
大好きなバスケの映画で、大昔に読んでいたマンガのことも思い出して、もう一度読んでしまう位感動した映画です。
スポーツを題材にした映画はほとんど観ませんが、これはもう「感動」の一言がピッタリでした。
主人公は「宮城リョータ」であったこともビックリでしたが、沖縄での生活からの最後の山王戦までずっと画面に釘付けでした。
↑ https://www.cinematoday.jp/news/N0135629より引用させていただきました
試合の描写の息の鼓動、スローモーションで表現した試合運びの脳内戦略、光る汗とボールを追う視線。
全てが実際の試合を観ているかのようで、ドキドキしました。
FIRSTという位だからSECONDがあるの?なんて噂も出ていますが、出来たら個人的には次は「三井」主役でお願いしたい(笑)
彼の明言は「元気そーじゃねーか宮城 安心したぜ 安心して殴れるな」(*´∀`)
そんな彼が安西先生には本当に感謝しているんです…そこら辺の映画を期待(笑)
熱くなり過ぎました!!(笑)
いかがでしたでしょうか。
ちょっと番外編ですが。「SLEEPLESS/米国音楽」で息子が主演したことは別の意味で感動しました。
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/508326/1975484より引用させていただきました
単館映画ではありますが、今年も1作品で主演しているそうです。
そこもまた記事に出来たらと思います!
2023年はベスト5のうち4つまでが日本の映画とアニメでした。
インディージョーンズとかメーガンなどの洋画を差しおいて、なんとも自己中な選び方をしましたが、私は「2023年は日本の映画が良かったよなー」という想いがとても強かったです!
今年は何を観ようかな…(#^^#)