ドラマを観終わってから主人が「観てみるか!」と言ったのが「虐待の証明」という韓国の映画でした。
実力派女優とも言われているハン・ジミン主演の実話がベースの映画です。
監督はイ・ジウォンという監督で初の監督作品がこの「虐待の証明」らしいのですが、初でこの重い作品をつくったの??ってなりました('◇')ゞ
虐待の映画は気が重くて観ないという方も多いと思いますが…
子供の頃から母親に虐待されていたサンア(イ・ジウォン)は、母親の死を知らされても嫌悪しか感じず、遺体をどうするかにも感心を持てませんでした。
サンアにはチャン・ソㇷ゚(イ・ヒジュン)という刑事の彼氏がいましたが、虐待の影響もあって求婚されてもそれに応えることは出来ませんでした。
↑ https://choyon.exblog.jp/30131564/より引用させていただきました
経験で理解し合えるものもある…
サンアは結婚しないというところから「ミス・ペク」というあだ名が付いていました。
そんな時、体中がアザだらけの少女キム・ジウン(キム・シア)と出会います。
寒空に薄着で凍えるジウンに洋服や帽子、手袋を買い与え、ご飯を食べさせるサンアでしたが、ジウンと過去の自分を重ね合わせるので、一度家に返してもずっと気になってしまいます。
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/350181/1251497より引用させていただきました
ジウンの家族は父とその愛人が保護者にはなっていますが、その虐待の描写があまりにも酷く、どうして子供にこんなことが出来るのか???
本当に理解が出来ません。
なんと言っても最悪なのが、
- 警察の対応
- 一般人の無関心
だと思います。
「本人が虐待されていないと言うんだから…」
は?????です!!!
何されるかわかっているのに「虐待されています!」と言える子供なんていません!
明らかなアザや着ている服の酷さ、髪の毛はボサボサでいつもお腹を空かしている…。
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/350181/1251498より引用させていただきました
これを虐待と呼ばずして何と言うんだろう…。
命すら危ないと感じた虐待をされたその日に、サンアはジウンの家を訪れます。
気になって「ジウン!ジウン!」とインターホン越しに呼びかけますが、ジウンは動くのもやっとという状態です。
一度はその場を離れたサンアでしたが、ジウンはその間に窓から落ちるように外へ這い出ます。
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/350181/1251502より引用させていただきました
彼女を抱きしめ、ずっと一緒にいることを誓うサンア。
でもそれって「誘拐」に当たるのです。
「虐待」はちゃんと証明される必要があるので、本人の証言もとても大事です。
この先の展開は言えませんが、これが実話であると言うのも私は妙に納得できる部分がありました。
↑ https://natalie.mu/eiga/gallery/news/350181/1251496より引用させていただきました
ここで私が気づいたのは、「虐待されて育った子供」は大きく二つに分かれるということです。
- 「虐待」を悪と認識し、虐待をしない人間になる人
- 「虐待」をずっと引きずり、同じように虐待をしてしまう人
それは韓国に限ったことではなく、どんな国でも言えることかと思います。
サンアとジウンの父親は同じような経験を経ているのに大きく違う!
このターニングポイントは何なのか?
それは「まともに愛されたことがあるかどうか…」かもしれませんし、全く違う部分なのかもしれません。
韓国での家庭内暴力や虐待の数は2010年には日本などの5倍だったと言います。
2011年になってようやく被害者保護の強化等を定めた「家庭暴力犯罪の処罰等に関する特例法一部改正法律案」及び「児童福祉法全部改正法律案」が可決されたのです。
なんて遅いんでしょう…('◇')ゞ
↑ 気づいてあげて、助けてあげて、本当は当たり前のことですが…
今から15年位前に娘と息子とソウルに旅行で行った時、駅のホームでご本人の息子を殴る父親を観たことがあります。
日本とは違い、堂々と殴るその父親に息子も娘も怯える様子でみていました。
周りの大人は何も口出しすることもなく、「これが韓国の一つの負の側面??」と思ったことを思い出しました。
法律で守られることは当然ですが、周りの大人がしっかりと守っていくこともまた「児童虐待」には絶対に必要なことだと思います。
「躾」とは明らかに違うのは、「その子のためになるなんてことを全く考えていない」ということでしょう。
「虐待を悪と認識し、虐待をしない人になる」
辛い経験を経ても、それが出来る人は本当に素晴らしいです!
虐待の連鎖ほど恐ろしいものは無いというのも明らかな事実だと思います。