「旅は道連れ世は情け」ということわざはかなり有名だと思います。
今でこそ、ネットで何でも調べられるし、スマホとwifiがあれば、海外でも一人旅出来ちゃう時代になりましたね。
「旅は道連れ」という部分のことですが、
大昔の人は、何が起こるかわからない旅に対して、今よりずっと恐怖感があったといいます。
交通機関も今より発達していないし、自然の中を歩み、川を渡り、山を越えというような険しい道のりもあったでしょう。
そんな時、同行してくれる人がいたら、どんなにか心強かったかわかるように思います。
今でも、一人旅は楽しいけど、友人や家族と行く旅の方が安心感があるのも事実です。
↑ 昔は本当に旅と言えども大変だったんでしょうね…
どんな道連れがいたら助かるでしょう??
- 語学で困らないネイティブな同行者
- 地図を読むのが上手で道に迷わない同行者
- 1人分の食事が多すぎなとき食べてくれる同行者
- 一緒にお酒を楽しめる同行者
- 大きな荷物を持ってくれる頼もしい同行者
そんな同行者は、いつの世もありがたいものだと思います。
今度は「世は情け」の部分のことですが、
旅と同じように世の中も「助け合わなくちゃ生きにくいよ」ということのようです。
人の情けがあって初めてお互いの心が通じ、生きることを楽しめるということわざです。
「わたしは独りで生きていけるから大丈夫!」なんて意地を持ち続けていても、心細い事が人生には沢山起きてきます。
- 体調が悪いとき1人ってとっても不安です
- 相談事も出来ないと考え方が偏ってしまいます
- 何か作ったりしたらやっぱり褒めてほしいものです
- 失敗が重なったら、励まして欲しくなるものです
- 嬉しいことがあったら一緒に喜んでほしくもなります
人生を通して独りというのはどうしたって寂しいものだと思うんですよね。
家族や友人、恋人や同僚など色々な関わりがあって、その情けに触れることで明日に希望が持てるような気がします。
旅と人生の両方を掛け合わせたこのことわざは、コロナが広まってしまった今でも心に染みることわざではないでしょうか。
↑ 「世は情け」という所が旅と一緒に使われていることわざが素敵!
今は旅も出来ないし、「散歩や日常の買い物だって1人で行ってね!」という風潮になっていますね。
それでも世の中は、やっぱり情けがあってこそ成り立っていると思うのです!
コロナになった人や医療従事者とその家族への差別なんて以ての外だと思いませんか?
今助け合わずにいつ助け合うのでしょう。
大阪で医療従事者が困っているなら持っている「雨合羽」を提供するのは当たり前だし、みんなで「家にいよう(Stay Home)」を守ることもまた自分を含めた全人類のためなのですよね。
今、医療崩壊にならないように私たちが出来ることは「出来るだけ家にいること」なら、少しの間、一緒にがんばりましょう!
「旅は道連れ世は情け」
終息後に旅が待っていると思えば、頑張れる!!