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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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厚木飯山温泉の「元湯旅館」に伝わる「たぬき伝説」とは?

東京からもとっても近くて、お肌に良い温泉と言えばこの飯山温泉だと思います。

 

元湯旅館には「たぬき伝説」というものがあって、150年以上も言い伝えられています。


昔、ハッちゃんというタニシ取りがいました。

 

ハッちゃんの娘さんはそれはそれは美人で自慢の娘さんでしたが、疫病で若くして命を落とします。

ハッちゃんは毎夜泣いて暮らしていましたが、八日目の夜のこと、どこからともなく笛の音が聞こえてきました。

ハッちゃんの娘はたいそう笛を吹くことが上手で、昔助けたたぬきを治療しながらよく笛を吹いて聴かせていたのです。

聞こえてきた笛の音は、娘のものとそっくりでした。

 

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↑ 確かにタヌキが出てきそうな自然が真横に!

よく目を凝らすと笛を吹いていたのはタヌキで、ハッちゃんが声をかけるとお腹を八つ叩いて姿を消しました。

 

その日から八日目の夜、タヌキが現れた場所に行ってみると、笛が置いてある場所がありました。

そこを必死に掘り進めるとなんと水が湧き出てきたのです。

その水はどんどん暖かくなりました。温泉です。

 

その温泉に癒されてハッちゃんは次第に元気を取り戻していきました。

 

↓ このお話は元湯旅館のホームページを参考にしています

www.motoyu.co.jp



以前訪れた時、入口で出迎えてくれる大きなタヌキにびっくりしました。

 

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↑ このタヌキは本当に大きくてビックリしちゃいます!

 

こちらの旅館はチェックインを済ませると、外に離れのようにお部屋が並んでいます。

その突き当りに女湯、手前奥に男湯という感じで外を周っていきます。

(入れ替えで逆になっていることもあるようです。)

 

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↑ 入口を入るとチェックインできる本館へこの道が繋がっています

 

お部屋に露天も着いている部屋も多く、部屋から川が見えたり、木々や花々も見えます。

 

鳥や虫の声など、自然と隣り合わせのお部屋は本当に居心地がいいです。

まだ肌寒い4月ぐらいだったら、タツも完備されていて、湯冷めも防いでくれます。

 

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↑ 離れに続く道はこんな風に屋根が着いていて雨でも大丈夫!

 

温泉は強アルカリ泉で、肌にとても良いとされている泉質です。

 

「美肌の湯」という部分で、私は風呂上りの肌の調子がこれほどまでにしっくり感じたお湯はあまり経験したことがないほどでした。

 

「しっとり滑らかになるなぁ~」という感想でした。

 

お部屋の露天も温泉です。

近くの川べりを散策する以外は何度もお風呂に入って過ごすというのがこの旅館の楽しみ方だと思います。

 

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↑ 近くの川では鳥も休んでいます

 

お料理ではお刺身も、里芋の煮物もとっても美味しかったです。

 

お料理も多すぎず、少なすぎずという感じなので、お腹を空かせていけば丁度よいかなと思います。

季節ごとにメニューも違うので、四季折々の素材を味わえます。

 

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↑ 季節の味を堪能できる夕食は、量も充分です!

 

この旅館がコロナウィルスにより4月16日から3ヶ月の休業を決めたということです。

 

150年の歴史を持つ旅館が、このような決断をするのは本当に苦渋の決断だったと思います。

それでも再開された暁には、是非娘と一緒に再訪したいと思っています。

 

厚木飯山温泉「元湯旅館」について、

住所:神奈川県厚木市飯山4916

電話:046-242-0008

アクセス:東名高速厚木ICから車で約20分

宿泊の他に日帰りプランも用意されています。

都内から温泉に行くには、箱根よりも近くてとっても便利な場所だと思います。



ここにきて、政府も一律10万円の給付にシフトチェンジするような空気になっていますね。

 

もし、緊急に困窮しているとは言えない家庭においては、終息が見えたら、こういう旅館や外食、イベントや観劇などにこの給付金を使ってほしいなと思ったりします。

  • 早めに日常を取り戻してもらいたいな、
  • お客さんのためにもこれまでのような元気な旅館に早く戻ってほしいな、
  • 美肌の湯に一日中浸かりたいな、

と切に願います。