昨日、ゾンビ映画を立て続けに「NETFLIX」で2本観ました。
我が家の娘と夫は何故か「ゾンビ」映画で盛り上がるのが好きでとっても謎です。
家族では、私が一番映画好きなのですが、ゾンビ映画は自ら欲していないのでなんとなく観てしまったという感じです。
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日本VS韓国 ゾンビ映画を比較してみた(多少ネタバレあり)
1つは日本の「アイアム ア ヒーロー」という大泉洋さん、長澤まさみさん、有村架純さん出演の映画で、15R指定でということでかなりグロいです。
そこでは「富士アウトレットパーク」が出てくるのですが、いやぁー、こんな光景ありえないでしょと思えるアウトレットでした。
撮影はかなり大変だったのだろうと推測します。(特に後片付けが…)
赤ちゃんに噛まれたら半分ゾンビで心は持って行かれてないところなど、小さな救いが随所にありました。
ゾンビの性格や人生までも面白く描かれている点は評価できます。
身体能力が異常に高いゾンビは、その練習風景も素晴らしい。
ゾンビとしてのやる気を感じられ、別の視点で観れば相当優秀なゾンビだったりします。(苦笑)
そして「悪い奴っているよね!」っていう所も日本らしい表現でしたね。
すごい悪い奴なのに、どっか哀愁を感じちゃったり、同情を誘ったりする。
そこは日本的な悪人表現だなとよく思うんです。
スタートからのテンポが終始イイ感じだったので、ダレずに最後のドキドキの戦いまで持っていってたなと思います。
↑ 自ら進んでゾンビ映画は普段は観ませんね~( *´艸`)
一方は韓国の「新 感染」という映画で、コン・ユ、チョン・ユミ、マ・ドンソクの出演する映画で、その恐怖は半端じゃない。
スピード感とスリルは日本よりも遥かにすごいけど、グロさもこちらの方が上だと思います。
一人娘を母親に会わすために電車(韓国高速鉄道KTX)にのる父と妊婦の嫁と移動している男性。
電車は釜山に向かっていた。
その2人の男性が協力し合ってゾンビから愛する人を守る設定です。
日本より悪人がめちゃくちゃ悪人である。
本当に「死んでほしい」と思えるほどの悪人で、自分はその映画の中にいたら絶対近づきたくない「性格の悪さ」を前面に出して、最後まで貫いています。
それほど悪役の演技が上手いということなのかもしれません。
それにしても、韓国のこの手の映画には救いがない。
最後まで気が抜けないし、主役すら殺してしまうところが何とも予測不可能になってしまいます。
ゾンビの動きも「ウォーキングデッド」のようにゆっくりではないし、走るのもめっちゃ早いので妊婦が走って逃げれるものではないのに、なぜかセーフ。
映画として良いのは韓国の方かなと思いましたが、救いがない分後味が今一つです。
私が観たい映画は、我が家では娘と夫にことごとく却下されます。
今は家族全員が家にいるので、多数決ではかないませんね…。
自粛の間にあと何本こういう映画を観ることになるのだろうと不安になってます。(笑)
この2つに共通していたことで、今このコロナの状況で本当にこれは言える!!と思うことがありました。
「自分のことだけを考える人は、最終的には何人もの人を殺してしまう」ということです。
そういう人は映画の中では「悪者」として描かれています。
今の状況下で、私たちの身勝手な行動は誰かを「殺してしまう」ことに繋がらないとも限りません。
「自分がそうしたいから…」「自分が行きたいから…」「自分が…」
そんなことを考えながら、画面をテレビに切り替えました…( *´艸`)
自粛が延長になれば、自体は大きく変わることが予想されます。
今度は自分の命や家族の命を守るため、経済を回す方を優先する人々が少なからず現れ、それは当然のように思います。
一時は国民が力を合わせて自粛を乗り切り、その後はコロナと付き合いながら色々な方策を編み出すという風に方向転換しなければ…
国は迅速な支援が出来ないのなら、自粛は解除していくしかないのだろうと思うのです。
「政治家が…」「専門家が…」「自民党が…」という考え方がもう「自分が…」と同じで通用しないということなんだと思います!