いま世界はほとんどの国が鎖国状態になっていますよね。
日本は島国なんで、本当に鎖国です。
それに「東京」なんて鎖国している国の中で、更に孤立させられている感じです。
「Go To Traveキャンペーン」からも弾かれ、他県に行くのもビクビク状態で、夏休みの感覚すら味わえない状況だと思います。
帰省も出来ないし、親戚にも会いに行けません…。
世界では今、観光業界を少しずつでも復活させるべく、色々な作戦が練られています。
「トラベルバブル」という考え方です。
トラベルバブルとは?
「まずは近い国や地域同士を1つのバブル(泡)として捉え、その域内で感染防止策を取りながら旅行をしよう」
という試みです。
↑ ひとつの泡の中でステイする!その中で移動しようということ
この言葉を初めて使ったのはニュージーランドのアーダーン首相だったようで、”Stay in your bubble”(あなたの泡の中で過ごしましょう)というメッセージでした。
実際に一番にその試みを実践しているのが、バルト三国です。
バルト三国とは、「エストニア、ラトビア、リトアニア」の3か国です。
そして今、まさに議論を開始したのがオーストラリアとニュージーランドです。
↑ ニュージーランドとオーストラリアは近しい感じがしますね!
これらバブルで結びついた国々は、互いに統一された入国制限を維持しないと成り立ちません。
日本がトラベルバブルをやりたいと思っても、相手の国も日本とやりたいと思ってくれないとダメなのです。
その他にお互いの入国の条件を細かくすり合わせる必要もあります。
私としては、近い将来には日本と韓国もそうなるのでは?
もしくは日本と台湾は?
なんて淡い期待を込めて思っていましたが、韓国でも今や感染拡大の第2波とも思える状況になってしまいました。
台湾もそんなリスクは犯さないだろうとも思います。
両国が同じ条件で入国制限をすることも、もはや難しいのかなとも思えます。
陸続きであるEU圏(ヨーロッパ)内は比較的、トラベルバブルを作りやすい環境だと言われています。
だけど、北欧あたりでも考え方が異なる国が隣接していることあるので、簡単ではなさそうです。
↓ 独特なコロナ対策を取るスウェーデンの記事はこちら
日本と近隣国とのトラベルバブルの可能性は遠のいたと言えると思います。
人数的には世界の9割の人がまだ、コロナに感染していないと考えると「感染していない人同士が行き来すること」が的確に出来るのであれば問題はない訳です。
ところが、
- そこまで精密で正確な検査も現実的ではありません。
- 世界各国で同時にコロナが収まっていくとも限りません。
不思議なことですが、民族間で重症化する率も大きく違ってきています。
「落ち着くには約3年はかかる」という見方もあるようなので、オリンピックはどうなってしまうのでしょう…。
もう一方で、コロナはインフルエンザのようにずっと生き続けるという説もあります。
冬場だけのインフルよりよっぱどタチが悪いのは年中無休で猛威を振うという点です!
- 勘弁して~( ;∀;)
- 旅に行かせて~(>_<)
悲痛な内なる声が聴こえます…
段階的に渡航が緩和されるとしてもその順番は、
- 政府の関係者
- 高度専門職の従事者
- 留学生
- 観光客
の順番になると思います。
ビザが強化されるという見方もあります。
↑ 旅行準備や税関に時間がかかることになると思います
「渡航して大丈夫!」というお墨付きをもらう訳です。
健康についての情報提供をしなくてはならないため、出入国に倍以上の時間を要します。
誓約書へのサインなども必要になるかもしれません。
飛行機会社もそれらの情報を共有し、「搭乗拒否」も出来るようになるかもしれません。
「旅行」のハードルがぐっと上がっちゃうじゃないか!!
「もう、こうなったら留学しちゃおうかな!」なんて冗談半分に思ったりします。
日本の居酒屋に人が戻ってこなければ、旅行なんてまだまだ先の話なんだと思います。
東京から、そして東京へ旅行できなければ、海外なんて程遠いわけですね。
- 冬に向けて、感染者は増えるのか!?
- 自然災害や大地震はやってこないよね!?
- 薬はいつ?安全?ワクチンは?
これらのことも気になります。
このまま還暦になっちゃうとか…嫌だよ!!!( *´艸`)