そもそも「ゼロ・コロナ」という、よくわからない政策を続ける意味がよくわかりません…
他の国は少しずつ「withコロナ」に移行しているこの時期に、ロックダウンで人を家に閉じ込めて食事に困るなんて驚いてしまいますね!
↑ そろそろ経済も意識しないといけない時期ですね…
日本でもコロナの陽性者本人は家から出られず、宅配してくれる食料も遅れて困ったという声を多く聞きました。
家族や友人の力を借りて、数日をなんとか乗り切った方も多いと思います。
これはその地域全体のロックダウンなどをしていないから出来る協力体制だと思います。
日本が簡単にロックダウン出来ない法律だったからというのもあります。
今のオミクロン株のBA1とBA2においては、感染力は強いものの、そこまでの重症者数の増加には繋がっていません。
ニュースで上海を観ると、私が旅した頃によく目にした比較的高層のマンションなどで人が叫んでいました。
- 「食べ物をください」
- 「これじゃあ、コロナより餓死してしまいます」
- 「お腹が空いて死んでしまいそう」
行政に電話をしても繋がらないようです。
誰か知り合いに頼んでも、ロックダウンなのでその地域(ほぼ上海市全域)へ入って行くことが出来ません。
人々に「安全対策」を伝えているのは、無人の道路を歩く犬のロボットやドローンです。
さすがドローン大国です!!
↓ ドローンの記事はこちら
驚きの光景でした‥(^^;)
↑ https://www.businessinsider.jp/post-252585より引用させていただきました
全市民への新たな検査が追加されたことで、5日までの予定だった上海市のロックダウンは6日以降も広い範囲で継続される見通しのようです。
だったらなんでもっと食料を配布しないのでしょうか…。
感染者数が先月の28日からほぼ2倍に増加していると言うけれど、検査を全員にしたらそれは増えますよね。
↑ https://www.cnn.co.jp/world/35185872.htmlより引用させていただきました
無症状の人でも陽性者は沢山いるので、全部拾ったら日本だって4万人台じゃ済まないと思われます。
政府が開発した「感染者の管理アプリ」も陽性者なのに陰性表示をするなどのシステムトラブルが起きています。
最初の頃のコロナの状況だったらロックダウンも分かりますが、なんで今になって?と思います。
調べれば調べるほど感染者の数は増え続けるだろうし、幼児を親から引き離して隔離する当局への批判も相次いでいます。
↑ https://www.excite.co.jp/news/article/Recordchina_892008/より引用させていただきました
EU加盟国が上海領事館を通して「コロナ対策を理由に親と子を引き離してはならない」と要求しました。
ここにきて、市民と国のこの温度差がとっても気になります。
封鎖2日目に「キャベツにタマネギ、にんじん、じゃがいも」が届いたという情報もありますが、
- 肉は?
- 魚は?
- 牛乳は?
- お菓子は?
などなど子供たちのいる家庭での栄養面も気になります。
3日位ならよいですが、一週間を超えて来ると買いだめした食料も底をつくでしょう。
スーパーやコンビニエンスストアからは食べ物が消えています。
隣近所に分けるなんてことも無さそうですから、本当に危ない状況になりそうです。
↑ あんなに色鮮やかな夜景が観られるあの上海とは思えない‥
感染者数が爆発的に増えた韓国でも今は減少傾向に転じています。
日本もまたちょっと増えてきたという感じはありますが、そこまで大幅な増加ではありませんね。
- ワクチン3回目接種も進んでる
- みんなが意識して気を付けている
- 感染者の数だけでなく重症化率・病床利用率などを加味して考えている
なので、結構これでも大幅な感染爆発は抑えられているのかもしれません。
ゼロコロナ政策は経済も止めてしまい、今蔓延しているオミクロン株BA2の特徴から考えるとあまり意味がないように思います。
集団免疫も得られません。
他国の政策をとやかく言うつもりもないですが、国が国民を押さえつけるような政策はやはり恐怖です。
ニュースを観ていて、コロナよりずっとその方が怖い…そんな風に感じてしまいました。