美容院に行ったあと、レディースデーだったので昨日から映画を計画していました。
やっと涼しくなってきので、行く気満々でした、(笑)
映画は、「mid90s」(ミッドナインティーズ)というアメリカ映画です。
この映画は「マネーボール」「ウルフ・オブ・ウォールストリート」などに主演していた俳優「ジョナ・ヒル」の初監督作品です。
製作に関わったのは私が今、最も注目している「A24」で、16㎜のフィルムで撮った映像をしっかりとそれらしい青春映画に仕上げています。
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主人公はロサンゼルスに住む13歳のスティーヴィー(サニー・スリッチ)。
彼はシングルマザーの元、大きなガタイの強い兄貴(ルーカス・ヘッジズ)にやられっぱなしの生活をしていた。
留守中の兄貴の部屋をスティーヴィーが漁っているシーンは本当に90年代そのものです!
CDといい、エアジョーダンのスニーカーといい、本当によく集めたな~(^^)/
「いつか見返してやる!」そんな想いを秘めながら、スティーヴィーが遭遇したのは、自由奔放に生きるスケボーグループの4人組。
- 一目で彼には4人が「cool」に見えた。
- そして仲間に入りたくなった。
- 心のどこかで兄よりずっと信頼できる人間だと思った。
そのグループのリーダー格だったのは、黒人のレイ(ナケル・スミス)とファックシット(オーラン・ブレナット)の2人です。
↑ https://movie.jorudan.co.jp/cinema/40032/
より引用させていただきました。一番左がレイ、真ん中の後ろがファックシットです。
私はこの作品の中で、このレイが本当に素敵に見えました。
ただ好き勝手に生きているだけでなく、ちゃんと仲間のことを思いやり、自分の未来も凄く考えている感じがしたのです。
自分も大切な弟を失い、失意の中でスケボー遊びに導いてくれたファックシット(あだ名)とつるんで生きてきました。
レイはスケボーのプロになることを望み、ファックシットはどんどんドラッグやお酒、女遊びに興じるダメな奴になって行く過程が映し出されます。
ファックシットの心の中にも自分を軽く超えてしまったレイへの妬みのようなものがあったのでしょう。
主人公のスティーヴィーは身体も小さいけど、どんどんみんなの輪の中へ自ら飛び込んでいきます。
危ない挑戦をやらかしてまでも、彼らの信頼を得ることに成功していきます。
そんなスティーヴィーに嫉妬から、冷たく当たるグループのメンバーもいます。
危ないグループから引き離そうとする母親の気持ちもわかります。
そんな母親にもかつては、遊びに興じていた若かりし頃があった訳です…。
だけど、もう駄目なんですよ!
- 自分が信頼した友人に勝るものはない
- 大人にはわからない自分たちの世界が完成してる
- あの時代のロスだからこその、スケボー遊び
スティーヴィーにはこれしか見えないのは当然なんですね!
レイは落ち込むスティーヴィーにこう語りかけます。
「自分の人生は最悪だと思うだろ?だけど周りの奴を見てみろよ!まだマシだと気づく」
こんな子供が溢れていた90年代のロサンゼルス。
そこに90年代のヒップホップ音楽が、「眼を反らすなよ!」と言わんばかりに効いている。
10曲ぐらいあるそのヒップホップの中でも「93 Til Infinity」は懐かしさとともにめちゃくちゃグッと来ました。
90年代の始めに私はニューヨークにいたんだなと、夢を見るような気持で映画のエンドロールを見つめていました。
映画の前に40分位しかなかったので、ササっと食べれるうどんがいいな~ということで新宿の「三国一」へ!
新宿にはこの「三国一」は3店舗あるので、どちらも何度か伺っています。
- 東口店
- 西口店
- アイランドイッツ店
の3つです。
「三国一」の創業は昭和29年。
北新宿に自社の自家製麺工場があるので、その手打ちの麺には定評があります。
お出汁は関西風でそこがまたいいんです(^^)/
↑ お薦めはまとまったページにあります
そして私がここでお気に入りのメニューが4つあって、いつもその中で選びます。
- 夏に持って来いの「サラダうどん」
- 味がしっかりしている「味噌煮込みうどん」
- 冬にぴったりの「なべ焼きうどん」
- じっくり味わいたい「鴨せいろうどん」
です。
今日は涼しくもなったし、なんか凄く食べたくなったので「なべ焼きうどん」を注文しました。
↑ 大き目のエビがプリップリで美味しい!(^^)/
今日は映画が新宿ピカデリーだったので、東口店におじゃましました。
関西風のお出汁がとっても美味しくて、熱々だったけど美味しかったです。
↑ ちょっとずつ小皿に移して食べないと熱いですよね~
外に出ても汗が吹き出る位だったので、まだちょっと早かったかな~( *´艸`)
「三国一」について
住所:新宿区新宿3-24-8 モアセンタービル1階~5階
電話:03-3354-3591
アクセス:新宿駅B13 出口徒歩1分
営業時間:11:30~22:00(Loは21:30)
定休日:毎週火曜日と1月1日
席数:124席
このうどん屋さんは、居酒屋さんとしてもメニューが充実しています!
日本酒の品揃えも素晴らしくて、本格的ですよ~
そして東口店内はエレベーターで上下に移動するくらい縦に広いお店です。
水曜日のレディースデーは、映画好きの私にとっては本当にありがたいのです!
木曜と金曜を頑張れば連休に入りますね~、予定はないけどやっぱり嬉しいです(#^^#)