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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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映画は「モンテッソーリ子どもの家」ランチはカフェ「SUNNY SIDE」で

休みの金曜日に1人で観に行った映画ですが、どちらかと言うと癒される映画です(^^)/

 

特にお子さんが小さい方、教育者の方にこそ観ていただきたい映画だなって思いました。

ジャンルとしては、ドキュメンタリー映画だと思います!

 

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↑ 教育という観点で観ても、ただただ子供可愛いって感じで観ても楽しいです!

モンテッソーリ教育法とは、医師であり、教育者でもあったマリア・モンテッソーリ」が考案した教育法です。

 

教育の前提となっているのが、「子どもには、自分を育てる力が備わっている」という「自己教育力」の存在です。

大人は子供に指示して教え込むのではなく「子供の自発性」に重点を置いた教育です。

 

 

フランスにあるその「子どもの家」(幼稚園のような感じ)で2歳~6歳位までの子供が同じ空間で遊びます。

 

但し、遊ぶとは言わず「仕事をする場所」という位置づけです。

ここに通えば色々な「教具」が綺麗にかたずけられて並んでいます。

 

子供たちは自分の興味ある教具を自分で持ってきて、自分で心ゆくまでそれに取り組みます。

 

  • ただひたすらリボンを結わいたり、解いたりする子
  • ただひたすらピッチャーの水を右から左へと移し替える子
  • ただひたすら文字盤の文字をなぞっている子
  • ただひたすら絵本をめくっている子
  • ただひたすらお花の茎を切っている子
  • ただひたすら他人がやっている仕事?を眺めている子

 

そういう子供たちを先生は止めたりしませんし、アドバイスをすることもありません。

その先がわからない子どもの傍に行って、「先生だったら次どうするか見たい?」と小声で声かけをする時があるくらいです。

誰かと話している時に横から先生に話しかけても、「今お仕事しているから待っていてね!」とそっちに向きを変えることはしません。

 

じっくりと1人の子と向き合います。

 

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↑ https://eiga.com/movie/94238/より引用させていただきました

 

ただ、大きな声で騒いでいる子がいた場合には「他の子が一生懸命お仕事しているから邪魔をするのはやめようね!」とみんなに届く声で注意をします。

 

子ども同士は面白い事に、困っていてもすぐに手を出すことはしないようです。

 

それは「達成感」を味わいたいに違いないことを、何となく子ども心に無意識に理解しているからだと言います。

助けを求めて来たらちゃんと小さい子に対して大きい子が見本をみせてあげたり、教えてあげたりしていました。

 

その様子を観ていると、モンテッソーリの教育法は「集中力を高めること」に重点を置いていることがわかります。

 

「何をするのか?」とか「どこまで出来るか?」ではなく「集中できているか?」だけが問題なんだと気づかされます。

 

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↑ https://eiga.com/movie/94238/より引用させていただきました

 

集中して何かに取り組んでいる子どもの眼は本当に真剣です。

 

そして、自分で考えて次への行動に繋げていることがわかります。

先生はいつも、

 

  • 「この子は文字に興味を持ち始めたな」
  • 「この子は他の子の仕事のここに興味があるんだな」
  • 「この子はまだこれをやり切っていないな」

 

などを自分のノートに書き記しているのがわかります。

 

年度の変わり目には新しく2歳の終わりぐらいの子が入ってきます。

 

そんな時はちゃんとお兄さん、お姉さんが見本となってお仕事しているところを見せ、最初は泣いていた子ども達も自然と興味を持って参加し始めます。

 

「子どもの可能性は無限なんだな!」と本当に感じられました。

 

特に私はモンテッソーリの教育法に興味があるわけでもありませんし、子育てを終えた今、孫教育に生かしたいとも考えてはいません(笑)

だけど、子どもの無限の可能性をつんでしまうのも、また大人なんだろうなということがこの映画を通してよくわかりました。

 

安心したのは「外遊び」の時間もしっかりと設けていたことです。

 

迎えに来た親に抱き付いて行く姿も日本の幼稚園と変わりはありませんでした。

名前だけ知っていて、どんな教育法かもよくわかっていませんでしたが、その当たり前のようでなかなか実践されていない教育法は「子どもの自律」を促す意味で本当によく考えられた教育法なんだろうなと思いました。

 

映画に関して言えば、子供たちが可愛くて本当に癒されました。

 

仕事疲れが吹っ飛ぶほど可愛らしい子供たちにニマニマしながら観ていたと思います。(気持ち悪いおばちゃんです!)

 

ランチはカフェ「SUNNY SIDE」でハンバーグのポン酢ソースをいただきました。

 

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↑ 行きやすい場所にあるので、デパートやビックロの帰りなどでも…

 

小さめのハンバーグでしたが、しっかりサラダが付いていて、お肉はジューシーで美味しかったです。

 

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↑ しっかり横にはサラダも付いています!

 

大き目のドリンクがついて1,000円(税抜き)でした。

新宿東口の紀伊国屋書店の向かいを右に入るとすぐのところにあります。

 

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↑ すごく小さめのドリンクかと思いきや、結構大きかった(^^)/

 

カフェ「SUNNY SIDE」について

 

住所:新宿区新宿3-28-7 キーストン1階

電話:050-5461-1542

アクセス:新宿三丁目駅B7出口から徒歩約1分

     新宿駅から徒歩2分

営業時間:月 11:30~24:00

     火~木 11:30~26:00

     金 11:30~28:00 

     土 11:00~28:00 

     日 11:00~24:00

定休日:無休

席数:80席

 

映画では、子どもたちの真剣な眼差しや、やり終えた時の笑顔が最高でした。

 

自分があまり考えずにやってきた教育が正解だったとは言えませんが、

 

  • 「絶対にこうするべき!」
  • 「大人のいう事を聞きなさい!」

 

とは教えてこなかったと思います。

そして「勉強をしなさい!」とも言ったことはそんなにありませんでした。(娘はヤバいレベルになってしまいましたが…(笑))

受験してでもいきたい学校があれば、結構一生懸命やるものなんだなと思いました。

こういう映画を観ても、何が正解かはわかりません。

ただ

 

  • 「自分で善悪を考えられる」
  • 「自分で未来を想像できる」
  • 「自分でやりたいことに集中できる」

 

そうであればいいなって思いませんか?

気になる方はDVDなどになってからでも全然良いと思うので、是非観てほしいと思いました!(^^)/