今日は映画に行く決断が遅くて、お昼が押し押しになってしまって久々にモスバーガーに寄りました。
ご近所のモスバーガーが無くなったので久々のモスで嬉しかったです(笑)
映画は「騙し絵の牙」。
監督は吉田大八監督です。
作家の塩田武士氏が大泉洋をイメージしてあてがきした同名のベストセラー小説(角川書店刊)を映画化したものです。
大泉さんが出ている映画は「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」以来でした。
この映画の触れ込みでは「全員、嘘をついている」というところが広告でも結構流れていましたが、実際に映画を観てみるとそこまで嘘だけで固められた内容ではなかったのでは?というのが感想です。
舞台は大手出版社「薫風社」という出版社です。
創業者が急逝したことで、後を継ぐ者の中で派閥が出来ています。
歴史と伝統のある「小説薫風」を守る側の人間(佐野史郎演じる宮藤常務と木村佳乃演じる江波編集長)
カルチャー誌「トリニティ」を廃刊から救いたい側の人間(佐藤浩市演じる東松専務と大泉洋演じる速水編集長)
この大きく2つに分かれているように見える社内の空気がいかにも最初から胡散臭いので、嘘というようりは、陰謀の連続という感じで映画宣伝を観ていた私なんかは半信半疑で観てしまうのです。
相手の手の内は見せられているようで、全く見えない。
会社や雑誌を守るかのように見せていながら、自分が得たい何かを追い求めているトップ陣。
普通の編集者の方が真面目で、会社や雑誌の存続をよっぽど考えているように思えてきます。
それでいてそれぞれが部下などを思いやるようなシーンも随所に出てくるのです。
結局は大物作家や新人作家をどう巻き込んでいくのかの戦いなのですが、そこに松岡茉優演じる高野が最後はとってもナイスな展開を巻き起こします。
言葉で印象に残っているのが、速水編集長が部下に言った一言です。
「編集長!トリニティを私物化してません?トリニティはあなたのおもちゃじゃないんです!」
「え、トリニティはおもちゃだよ!みんなも遊べばいいんだ、トリニティで!」
存続が危ぶまれている雑誌を「おもちゃ」と言い切り、そこを自由に取り仕切ろうとする編集長だったからこそ、このストーリーは面白くなるんですけどね(#^^#)
↑ https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000006523.000007006.htmlより引用させていただきました
大泉さんは、この作品ではあてがきされていたにも関わらず、「普段の大泉洋は封印」するよう監督から言われたと、テレビのインタビューで話していました。
確かにアドリブで乗り切るような部分はほとんど無かったので大泉出演映画としてはめずらしい感じですね!
「本が好き」「本屋が好き」という方には是非観てほしい映画でした。
ここでも「amazon」が出てきてましたが、前回の「ノマドランド」といい、最近はアマゾンが映画で多く使われていますね(笑)
そしてキーワードは「KIBA・牙」です。
ランチはいつもゆっくりと食べたいと思うのですが、きょうは時間がなかったのでハンバーガーにしました。
久々のモスバーガー美味しかったです!
「スパイシーモスバーガー」が私の定番です(笑)
ピリッと辛いので、喉がかわいちゃって、コーラもいただきました。
おそらく、15分位で食べたかと思います。
↑ 大急ぎで食べたので、口の周りがヤバかった(笑)
モスバーガーは各地にあるので紹介は省かせていただきます!(写真だけ)
普段は、会社の一時間の休憩で早食いしちゃってるので、土日のお昼はゆっくり食べたいんですよね!
ちょっとバタバタしたけど、映画にもギリギリ間に合ったし、久々の池袋を満喫してきました。