「古代エジプト展」が東京で開催される予定です。
ちょうど今東京も「マンボウ」の適用とかで揺れているので確定ではありませんが、予定では、2021年4月16日(金)~6月27日(日)の日程での開催となっています。
ちょうどこのブログでも「ファラオの呪い?」という内容のニュースカテゴリー記事を書いたばかりです。
↓ ファラオの呪い?の記事はこちら
このエジプト展はオランダのライデン国立古代博物館所蔵の250点ほどの古代コレクションです。
ちょっと自分的には、勝手にタイムリーなので観にいけたらいいなと思っています。(笑)
それに、大ヒット映画「花束みたいな恋をした」の絹ちゃんも、「ミイラ展」でテンション上がっていましたね(#^^#)
今回のエジプト展の目玉は「10数点ほどのミイラの棺」を立体展示するところだと思います。
立体っていうのは立てての展示をするということで、ちょっとドキッとしませんか?
お棺を立てて展示する意義とは?
- 棺に書かれた「死者の書」などの呪文などを読みやすくする
- 精巧な装飾や制作技法を見やすくする
- 色彩や書体の違いまで間近で観られる
などの利点が挙げられます。
その他に3体の人間のミイラと1体の動物のミイラをCTスキャンし、その解析データを観ることができます。
↑ https://leidenegypt.jp/message/より引用させていただきました
ライデン国立古代博物館の館長 「ウィム・ウェイランド」氏です。
この展示会のために行ったこのデータでは、ミイラの覆いをデジタル的に剥がして私たちにその中をみせてくれます。
考古学に興味がある方にとっては素晴らしい展示内容かと思います。
福岡→札幌→愛知→静岡→東京→仙台→山口→兵庫を約2年間に渡って移動して展示していく予定だったようです。
しかし、コロナの影響で福岡(2020年4月~6月)と札幌(2020年7月~9月)は中止となってしまいました。
↑ 長い旅路でお疲れなのではないでしょうか…
愛知県と静岡県では無事に開催でき、今回は東京・渋谷のBunkamuraミュージアムでの開催となります。
最後の兵庫県の展示が終わるのは来年の2月になります。
ミイラさん達にとっては本当に長い旅路になりましたね…( *´艸`)
今後の「古代エジプト展」の予定は下記のとおりです。
東京展 会期:2021年4月16日(金)~6月27日(日)
仙台展 会期:2021年7月9日(金) ~ 9月5日(日)
会場:仙台博物館
山口展 会期:2021年9月18日(土)~11月7日(日)
会場:山口県立美術館
兵庫展 会期:2021年11月20日(土)~2022年2月27日(日)
会場:兵庫県立美術館
↓ この素敵な枠はLSSさんのページから
ここでは、オランダのライデン国立古代博物館について少し語ってみたいと思います。
この博物館は、初代国王ウィレム1世によって1818年に設立された200年の歴史を持つ博物館です。
こちらに所蔵されているエジプト・コレクションは約25,000点にも及び、ヨーロッパにおけるエジプト5大コレクションの1つになっています。
オランダの博物館入口近くにはタファ神殿という神殿がそのまま設置されており、こちらはエジプトの南部ヌビア地方から運ばれてきたものです。
ダム建設のために水没してしまうエジプトの神殿群の移築に協力したオランダに対し、その返礼として寄贈されたものです。
↑ http://www.nilestory.com/egypt_neder_leiden.htmlより引用させていただきました
この神殿は雰囲気がとっても神秘的なので、一度現地で観てみたいと思っていました。
ライデンという都市は、アムステルダムの南西36kmに位置する。オランダ最古の大学都市ですが、ちょっと行きにくいので、2度のオランダ旅行では行けずにいました。
そのライデンからこのコロナ渦で、250点もの展示品が日本に来ているというのも凄いことだと思います。
↑ ライデンも運河を有する素敵な街です!!
無事に今後の展示が開催されることを祈るばかりですね( *´艸`)
最後の兵庫県の展示を終える頃には、コロナも収束しているといいのですが…。
2022年…春…。