エジプトにおいてここ10日以内で悲惨な事故が相次いでいました。
その事故が単なる偶然であることは明らかだとは思いますが、かなり同時期に同地域で起こってしまったとは悲しいニュースですね。
- 3月23日に、エジプトのスエズ運河で大型船が座礁しました。こちらは、正栄汽船(愛媛県今治市)が所有するコンテナ船で、昨日ようやく動かすことに成功し、立ち往生した状態から通行可能になりました。
- 3月26日には、中部ソハグ県で列車衝突事故が起こり、死者は19名にのぼり負傷者は180名を超えています。
- 3月27日には、首都カイロで10階建てのビルが崩壊し、25名が死亡しました。
↑ https://www.bbc.com/japanese/56546633より引用させていただきました
これらの事故の連続が「ファラオの呪い?」とSNS上で噂されるようになってしまったのですが、それには理由があります。
↑ https://www.cnn.co.jp/world/35168458-2.htmlより引用させていただきました
こちらは中部ソハグ県での列車事故の様子です。
↑ https://www.trt.net.tr/japanese/shi-jie/2021/03/28/20210328-002-1609878より引用させていただきました。
こちらは10階建てビルの倒壊の様子です。
来たる4月3日に、カイロでエジプト考古学博物館から古代エジプトの王22体のミイラを、新たな博物館に移送するパレードが盛大に行われる予定だからなのです。
エジプト考古学の権威ザヒ・ハワス博士は、閣僚経験者でもあるのですが、「呪いなどあり得ないし、一連の事故も一斉関係はない」と主張しているそうです。
皆さんはどのように思われますか?
私も呪いなどは信じられない方ではありますが、かつてファラオの墓を荒らした人に災難が降り注いだという伝説は無視できない事実が潜んでいそうだと思っています。
事の始まりは1920年のことでした。
ツタンカーメンのお墓を発掘してミイラを取り出したカーナヴォン卿(ジョージ・ハーバート) とそれに関わった数名が直後に次々に急死したことから始まりました。
- カーナヴォン卿は蚊に刺されたことによる熱病感染が原因だった
- 墳墓に溜まった有毒ガスや有毒なカビが原因だった。
こんな風に諸説あるので、真実は全くわかってはいません。
偶然が重なったということに過ぎないのではないかとも思います。
そもそもこんな風に曖昧な「呪い」の噂ではあるので、本当に昨今の連続事故がそうだとは言い切れません。
ミイラを移送するだけで、そんな風になるとも考えられないので、全てが偶然の悲しい事故だという味方が大半ではないでしょうか。
↑ ミイラってどんな風に現在は保存されているのでしょうか…
先ほど、登場したザヒ・ハワス博士も以前はちょっと怖い経験を語っていました。
ネットフリックスのドキュメンタリー番組「Top 10 Secrets and Mysteries」(日本では未公開)によると、ハワス氏が2体の子供のミイラにつまづいてから、夢にその2体の子供が現れるようになったというのです。
最初のうちは顔だけだったのに、そのうち腕も現れて、ハワス氏の首に伸びてきたというのですが本当だとしたらかなり怖いです(>_<)
その後、父親のミイラと再会させるとその現象はパタッと消えたと言います。
そんな怖い体験をしていながら、今回の事故に関しては「呪いなどない!」と言いきっちゃうところが、逆に不可思議な感じもしますね…
どんなに文明が発達した現代でも、墓を荒らすなどの恐ろしいことをすれば、それなりの罰がくだるのではないかとは思いますね。
自分は考古学者にはなれそうにありません。( *´艸`)
ミイラを掘り起こすなんてことは、何となく申し訳なく思ってしまって勇気がありません。
歴史を知る意味でも、保存をする意味でも大事なことかもしれませんが、最古の病原菌などに触れるかもしれない恐怖がどうしても拭えません…。
怖い夢も観たくありません…。
↑ 実際に発掘に携わった方々のご苦労を想うと尊敬です…
今の私たちの暮らしを1,000年後の人が掘り起こした時、コロナ菌を見つけてしまい、再度猛威を振うなんてことも可能性が無いとは言いきれないと思いませんか?
そのように考えると、地層の奥深くには色々な細菌や恐ろしい病原菌が隠れているのかもしれません。
話は色々反れてしまいましたが、4月のパレードが無事に終えられることを祈っております。
そして一連の事故も、これで終息してくれることをお祈りしております!m(__)m