血液型でコロナの重症化率が違うって本当にありえるのか?とずっと半信半疑でした。
まだ全ての謎が解けた訳ではありませんが、「O型」がコロナに強いと言われているのには理由があります。
カナダで行われた調査では、重症者の血液型を調べたところ、
人工呼吸器の使用に関してはAとAB型が84%だったのにO型は61%だったと言います。
↑ こういう調査や実験も未来の薬を作る際とかにも役立つのかもしれませんね!
また、集中治療室の滞在日数もAとAB型は13日だったのに対し、O型は9日ということで4日間も差がありました。
「O型」がコロナに強いと言われている要因には、
理由もこんなにあったんですね!
1.「ACE2(アンジオテンシン変換酵素2)」という、人の体内にあるたんぱく質の関与
コロナはこのACE2というタンパク質を受容体とし、それを足がかりにして、人の細胞内に入り込むのです。
そしてこのACE2というタンパク質は人の肺に多く存在します。
O型とB型の人は、「抗A抗体」というたんぱく質を血液中に持っているため、ACE2の邪魔をしてくれるということです。
うーん、素晴らしいですね!
この「抗A抗体」がA型にもあればいいのに…ですね(;´Д`)
でももし、A型が抗A抗体を持っていたら、自分を攻撃してしまうという恐ろしいことになってしまうのです…(-_-;)
2.O型は他の血液型より血栓(血の塊)ができにくい
O型は血液を固めて止める血液凝固因子である「フォン・ヴィレブランド因子」が他の血液型より3割ほど少ないという事実があります。
血栓ができやすい病気として知られている脳梗塞・心筋梗塞などはあまりにも有名ですが、新型コロナでも血栓ができる頻度が上がることがわかっています。
「抗A抗体」とは逆に「フォン・ヴィレブランド因子」は有難くない存在ですね(^^;)
3.O型は他の血液型より免疫力が高い
免疫力が強いと言うことは、感染もしにくく、治癒させる働きもあるという人間にとっては欠かせない強い味方を持ったのも一緒です。
免疫は、「自分の血液型物質とは反対の抗体」をつくり出します。
- A型は抗B抗体を持つ
- B型は抗A抗体を持つ
- AB型はどちらも持たない
- O型はどちらも持っている
ということなので、O型が最強でAB型が一番免疫力は低いことになります。
免疫が強い順に並べると、
O型 → B型 → A型 → AB型
ということになります。
これらのことがコロナの重症化率に多少は影響を及ぼしてはいますが、全てを血液型だけで判断することは当然出来ません。
↑ 自分を守ってくれるのは日頃の自分なのかもしれません…
睡眠だったり、食事だったり、普段からの生活習慣が免疫力のアップダウンにかなりの影響を及ぼすこともまた事実なんですね。
だからこそ、日々健康な身体を作ることを意識した生活が大事なのは言うまでもありません。
「O型」がこんなにもコロナに対しての利点が多いというのは、かなりビックリでした。
私は残念ながらA型です。
父は「O型」で母が「A型」だったのでAOのAということです。
それだけでもちょっとだけ有利だったりするのでしょうか…。
主人も「A型」なので、子供たちは2人ともAAの「A型」です。
年齢による重症化というところも避けられませんので、誰もコロナにならないことが一番だということは確かです。
でも、オミクロン株に対してはデルタ株とはかなり違うとも感じています。
↑ 感染力だけは今までで最大ですね!
ピークアウトまでは、まだちょっと時間がかかりそうです。
私は今このタイミングで「経済」を止めるべきではないとも思っています。
血液型で性格判断をすることは、はっきり言ってあまり好きではありません。
A型は几帳面と言われますが、私は全然です(笑)
でも、このニュースを観た時は、ちょっと「O型」になりたかったなと思ったりしちゃいました(#^^#)