日本一長い川はあの有名な「信濃川」(全長367キロ)ですが、一番短い川が和歌山県にあることを知ってちょっと興味深々です(^^)/
場所的には、東牟婁郡那智勝浦町粉白でこちらを流れる粉白川(このしろがわ)の支川にあたり、湧水を水源としています。
その長さは、なんと13.5メートルしかありません!!
一本の列車より短い感じではないでしょうか…👀
↑ https://www.jalan.net/kankou/spt_guide000000189211/より引用させていただきました
平成20年10月21日に2級河川として法指定されて以来、日本一短い法指定河川として登録されています。
実はこの平成20年に法指定される前は、北海道のホンベツ川が日本で一番短い川に指定されていてその長さは30メートルでした。
ぶつぶつ川はなんとその半分以下の長さなんですね(^^;)
川幅も約1メートルで水深も30cmに満たないというから、本当にちっちゃくて可愛い川ですね~(^^)/
なんでこんな面白い名前が付けられたかというと、その由来は川底から「沸々」と水が湧き出る様子から付いたということです。
昔から水質が綺麗なこの川の湧き水は、野菜や魚を洗ったり、飲み水をくんだりと、今も生活用水に使われて住民の憩いの場でもあるそうです。
「日本一短い川」に指定されてからは、地元の方々が「ぶつぶつ川周辺を美しくする会」を作って草刈りや清掃を続けているそうです。
↑ https://tabizine.jp/2022/04/26/460629/より引用させていただきました
有名になればなるほど、汚れていくという現状はあると思います。
こうして日本の財産を守って下さるのはやっぱり地元に暮らす方々だということを、本当に有難く思います。
先週の記事でも地元の方が浜辺を守っていらっしゃることを書きました。
↓ その時の記事はこちら
水温は年間を通じて16度前後で、かつてはウナギやアユも確認されたといいます。
2011年に台風12号の大水害で断水した時は、きれいな飲み水を求める人たちの行列ができたほどです。
大水害でも水が途絶えることがなかったぶつぶつ川は、「命の水」として今でも住民を支え続けています。
ちょっと面白いなと思うのは同じ2級河川で一番長いのが「日高川」で、この川も同じ和歌山県をながれているということです(#^^#)
↑ https://hidakagawa-iju.jp/introduction/hidakagawacho/より引用させていただきました
和歌山県に行ったら両方観れちゃう!ということですね~(#^^#)
これだけを観に観光に訪れる方は少ないけれど、こちらの近くには「玉の浦Sea」という民泊施設があります。
「玉の浦Sea」は、海も川も近いという立地条件に加え、家(施設)自体が広々としているので、おばあちゃんの家に帰ってきたような滞在が出来そうです。
↑ https://www.booking.com/hotel/jp/yu-nopu-sea.ja.html?activeTab=photosGalleryより引用させていただきました
そして何よりお庭が素晴らしいです。
↑ https://www.booking.com/hotel/jp/yu-nopu-sea.ja.html?activeTab=photosGalleryより引用させていただきました
居室は3部屋ですが、それぞれが2人ずつ泊まれるので、6人位集まれば貸切のような感じで借りることも出来そうです。
料金は2人の場合9,000円~で、6人だと18,000円~ぐらいで宿泊可能です。
私はこの料金設定はとっても有難い金額だと思います(#^^#)
キッチンもあるので数日間のんびりと滞在し、浜辺で貝を拾ったり、ご近所のホームセンターに遊びに行ったりと昔の夏休みのような過ごし方をしてみたいですね…。
玉の浦は「万葉集」でも歌われていて、多くの歌人の心をも虜にした景色が観られます。
熊野灘が目の前に広がる遠浅のビーチは水遊びに最適なので、夏などは子供連れには嬉しい浜辺ですが、近くに売店などはないので一日過ごすビーチには向いていません。
↑ https://www.booking.com/hotel/jp/yu-nopu-sea.ja.html?activeTab=photosGallery
より引用させていただきました
だからこそ自然が保たれているのかもしれません。
玉の浦の海水浴場を目指すなら、
です。
それほど訪れるのに苦労しそうな距離ではないように感じますが、和歌山市に遊びにいったついでにとなると海沿いを行けば6時間近くかかり、結構遠くなりますのでご注意ください。
(高速と国道を乗り継いでも4時間弱はかかりそうです)
ここまで来たら熊野那智大社を訪れて、「那智の滝」を観たいと思います。
↑ 紅葉の景色も観たいと思っちゃいますね!
幾つかの滝が点在している中で、一番の大滝が「一の滝」と呼ばれている「那智御瀧」です。
↑ 迫力が違いますね~👀
那智御瀧を眺めるのに最適なのが御瀧拝所舞台で、参観料は、
- 大人:300円
- 小中学生:200円
- 未就学児:無料
となっています。
和歌山の市内ではなく、いきなり和歌山県のちょっと外れた場所でゆっくりと‥
なんていう旅も良いものだと思います。
外国人がコロナ前のようにどんどん日本を訪れているので、これからのシーズンは奈良や京都などの観光地が激混みしそうな予感がします。
ちょっと中心地からは離れた場所で、ゆったりと日本らしい景色を楽しむ旅が出来たら素晴らしいなって思います(#^^#)
これからが紅葉シーズンです!
秋に旅しないでいつするの??
大昔から私と友人との間で飛び交っちゃっている言葉です(笑)