最近の暑さは本当に危険で、外のお仕事の方やお年寄りは充分に気を付けてほしいです。
高齢者がなんでこんなに暑いのに
- 冷房を付けないのか!
- 水分を取らないのか!
- 厚着をするのか!
これは医学的な問題とそれ以外の問題が混ざりあっているのでかなり深刻だと思います。
一番怖いのが高齢者の「体温調節機能の低下」だと言われています。
通常では、脳が暑いと判断すると体は自律的に皮膚の血流量や汗の量を増やして、体内の熱を周囲に逃がそうとします。
↑ いつか突然、あまり喉乾いたって思わなくなるのかな…
ところが高齢になると「暑い」と感じにくくなっているうえに、「喉がかわいた」という感じ方も遅れてしまうのです。
それなのに若者に比べて体の熱を周囲に逃がす熱放散能力が低くなっていて、深部体温は上昇しやすくなっているので体中に熱が籠った状態に陥ってしまいます。
私はめっちゃ暑がりです!
暑いと直ぐに汗が吹き出すし、喉が乾き、必要以上に水分を取っていると思います。
だから、今のところまだ大丈夫??(笑)
(太ってるから!という見方もありますが…)
↑ 夏こそ梅干しは塩分補給にちょうどいいと思います(#^^#)
塩分も気にしているので、今のところ熱中症にはならずに幸い元気に過ごしていますが、結構未来を考えると怖くなったりします。
実際、今は亡き養母が、冷房がかかっている部屋で熱中症になってしまったことがあります。
自分で喉の乾きに気づかなかったと言っていましたが、
「一人でトイレにいけないのであまり飲みたくなかった…」とお医者さんに話したみたいで、介護の難しさを感じたものです。
トイレに付きそうことは決して苦ではなかったですが、母の中では「遠慮」みたいな気持ちがあったのかもしれません。
養母が亡くなってから18年位経っていますが、今の方がもっと気温上昇が深刻な気がします。
一人暮らしの高齢者の中には「電気代が高くて勿体ない」という方も多いそうです。
私は一人暮らしの方の場合は、夏の間の昼間だけでも「ショートステイ」出来る場所があると安心なのにな…って思います。
今後、熱中症に対する高齢者の警戒グッズとして、大きな警告の言葉を投げかけてくれるような電化製品が出ると少しでも効果があるのでは?と思ったりします。
大きなデジタル表示の「温度計+時計+体温計」を兼ね備えた高齢者のための電化製品です。
機能としては、
- 「30度を超えています。冷房を26度に設定してすぐに付けましょう」と喋ったりさせたらどうでしょう。
↑ 冷房はここまで暑いとどうしても必需品です!
具体的にどうするかを喋って「危険を知らせる」電化製品です。
- 「26度を超えてきました。グラスいっぱいの水を飲み、塩飴を食べてください」
- 「水を飲んで1時間が経過しました。グラスいっぱいの水を飲みましょう」
目覚まし機能も付いていて、
- 「おはようございます。トイレに行ったらグラスいっぱいの水をのみましょう」
↑ その一杯がとても大事だったりします
ちょっとしつこいかもしれないけど、一人暮らしの高齢者には「話し相手」のような役割も担ってくれる電化製品はとても有効な気がします。
AIがここまで発達しているのに、簡単に利用できる高齢者のための電化製品はまだまだ遅れているように感じます。
電池だと切れてしまったら終わりなので、電気で動いた方が安全ですね。
寝る前には、
- 「体温を計ってからお休みください。」
ということで体温計も付いていたらもっと便利ですね。
- 「38度3分です。病院へいきましょう!」
命を守る家電という感じでしょうか…。
↑ 麦茶はやっぱり冷蔵庫に作っておきたいですね!
ヨーロッパでも異常に気温が上昇しており、ギリシャの首都アテネでは14日、日中の気温が43度まで上昇しました。
そのため、観光客を暑さから守るため、パルテノン神殿がある世界遺産のアクロポリスの丘が一時閉鎖されました。
イタリア南部のシチリア島などでは気温が48度まで上昇し、ヨーロッパでの観測史上、最高気温に達したとされています。
夏は観光でヨーロッパに行く方も多いと思いますが、今後は「夏は避けて」という感じになってしまいそうです。
8月にお盆があるから…というのはありますが、本当は日本の会社も休暇を分散させるといいのになと思います。
どこに行っても混雑し、余計に暑さを感じます。
暑い季節の渋滞はかなりヤバいぞ…と先日のキャンプの往復で感じました。
日本の関東近県でも40度が目前で、近々超えてしまいそうな勢いですね!
「危険な暑さ」に皆様も充分気を付けてお過ごしくださいm(__)m
P.S. 一泊旅行から戻りましたが、明日が仕事なので少し早めに寝ます…記事は明日から書きたいと思いますm(__)m