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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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フランスで問題になっている「トコジラミ」、来年のオリンピックを控え…

フランスでは小さい虫「トコジラミ」で「トコジラミ・パニック」も起こってしまっていると言います。

 

トコジラミとは日本では「ナンキンムシ」とも言われる害虫で、体長は5㎜〜8㎜なので目視で確認出来ます。

虫が超苦手という方は写真があるので見ないでいただけると幸いですm(__)m

 

https://www.city.yokohama.lg.jp/kurashi/sumai-kurashi/seikatsu/kokyo/gaichu/tokojirami.images/0001_20180725.jpg

↑ トコジラミについて 横浜市より引用させていただきました

 

昼間はベッドやソファーなどの下に隠れていて、夜になると出てきて人に噛みついて血を吸って生きています。

 

これがフランスでは最近、電車の座席や映画館でも被害が広がっていると言うのです。

トコジラミはシラミの種類ではなく、カメムシの種類なんだそうです。

(キャンプで出会ったカメムシは可愛いもんです(^^;))

 

↑ この色のカメムシはちょっと近いですね…(^^;)

 

今や国民議会でもトコジラミ・パニック」が起こっているという報告がなされ、国をあげてなんとかしないといけないという状況にまで発展しています。

 

それは来年に控えているスポーツの祭典「オリンピック」の開催に間に合わせて何とか出来るものなのか…ということが大きな課題になっているからです。

学校でも被害が広がり、駆除のために休校になる学校も出ています。

戦後のDDT有機塩素系殺虫剤)の普及で一時は個体数も減りましたが、身体にもよろしくないということで今ではDDTを知らない世代が多いのではないでしょうか…(^^;)

 

https://cdn-img.curama.jp/c/r=auto,w=620,h=620,f=webp,a=0/original/faq/3fc96665-b906-4828-8908-6d8c485e5399/dce420f9-0b6d-41d3-b1b6-8a5940b07af1.jpg

↑ https://www.dermatol.or.jp/qa/qa16/q07.htmlより引用させていただきました

 

今生き延びている個体はDDTをも乗り越えた強い個体であるとも言えます。

 

トコジラミを見つけると、「もうこの家には住めない…」と思ってしまうほど駆除が難しいのが特徴だと言います。

ダニなどとの違いは、肌が露出しているところだけを噛むということです。

衣類に潜り込んで、布を貫通してということは無いのだそうです。

 

日本でも昨今は「トコジラミ」の被害が増えてきています。

 

一般の殺虫剤で効果が得られないのであれば、やっぱり専門の駆除業者を呼ぶしかありません。

これが結構高額で一部屋あたり6万円ぐらいするので、我が家だったら2階だけで24万ぐらいかかってしまいます。

 

https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/cmsfiles/contents/0000200/200245/tatami.JPG

↑ https://www.city.osaka.lg.jp/kenko/page/0000200245.htmlより引用させていただきました

畳の縁に住み着いたトコジラミ…あまりにも気味悪い(>_<)

 

東京でも被害がここ20年で15倍ぐらいに増えています。(コロナの流行で渡航が控えられた時はやはり一時は減ったようです)

 

家庭での駆除は非常に難しく、帰って逃げ込んだ先で卵を産み、個体数が増えてしまうことも考えられるため、専門の業者に相談することを専門家は推奨しています。

 

  • 大好きな映画館で血を吸われる…
  • 車の座席シートで血を吸われる
  • 泊ったホテルで血を吸われる

 

旅行・外出好きの私には本当に大変な問題だなって思ってしまいます(´;ω;`)ウゥゥ

フランスではトコジラミのせいで寝不足になってしまう人も多く、トコジラミの映像がSNSで拡散されるとみんなが恐れおののいてパニックになる…。

 

これはフランスに限ったことではないと思います。

 

オリンピックなどで世界中の人が集まって、なんらかの形で開催国に持ち込み、また持ち帰ることにより、世界中で増えてしまうのは一番懸念されることですね…。

 

いま日本でも外国からの観光客が増えてきていますし、日本人も外へどんどん出ていっているので、防ぎきれるものではありません。

 

痒みの特徴、傷の特徴なども知っていて損はないので、早めに対処していきたいですね…。

 

元々フランスに一番多くいるという訳ではないようです。

 

どこが悪者ということではないということです。

フランスでは目撃情報が増えていることは確かではありますし、国も真剣に向き合っています。

大きな病気を媒介するということではありませんし、噛まれた傷もそれほど残ったりするようなものではありません。

恐れすぎず、それでもそういう虫の存在はちゃんと頭に入れておいて、いざという時に適切な薬を処方してもらえるように知っておくだけでも良いことだと思います。

 

トコジラミ探知犬」もいて、訓練されていて、わずかな臭いで発見することが出来るのだそうです。

 

https://m.media-amazon.com/images/I/618nkqQy6HL._AC_SY741_.jpg

↑ スーツケースをゴミ袋で - Google 検索より引用させていただきました

ちょっと怪しかったら荷物ごとゴミ袋ですっぽり覆うのもアリです!

 

そこまで恐れることではないですが、やっぱり外出が多い私などは外泊した時などは注意すべきだなって思いました。

 

  • 部屋の四つ角や天井などを確認
  • 荷物は入口付近にまとめておく
  • 荷物は大きな袋に入れて閉じておく

 

この辺なら出来そうな気がします…。

 

↑ ホテルはまず部屋の四隅をしっかりチェック…上も下もです…


ゴキブリはトコジラミを捕食する
ようですが、暑すぎて今年はゴキブリも少ないようです。

出来ることから注意していきたいので、荷物用の大きなゴミ袋持参で旅行するというのもアリですね!