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なるおばさんの旅日記

日頃のお出かけを含めた旅の日記

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初心者キャンパーが増えると当然のように「マナー違反」が増えてしまう…

この夏は暑かったせいもあって、避暑を兼ねた初心者キャンパーが増えた年でもあったようです。

 

特に川や湖、海などの水辺のキャンプを楽しむ人が多かったようです。

グランピング〜ソロキャンプまで様々なシーンで始めて挑戦した方も多かったのではないでしょうか。

 

↑ 水辺のキャンプは景色込みで最高です!

マナーを良く知らないで始めて、とんでもないことを悪気もなくやってしまっている初心者キャンパーが増えてしまったことも否定できません!

 

マナー違反はどんな大きな被害を巻き起こす原因になっているか…それを知ると恐ろしくなります。

 

  1. 焚火
  2. ゴミ
  3. 女性への声かけ

 

上記の3つの視点で書いてみたいと思います。

 

1.焚火

 

通常は焚火台の上で薪を燃やすことで焚火を楽しむのが、キャンプでの焚火の基本です。

そして灰になったらキャンプ場の「灰捨て場」に捨てるというのが当たり前のマナーです。

ところが最近では河原などで勝手に石を組んで、買ってきた薪を燃やして焚火をするという「直火」をする人たちが急増しています。

 

↑ 直火OKのキャンプ場は少ないですが、やりたい時は探しましょう!

 

キャンプ場は高いと感じ、勝手に河原で焚火をする人たちも増えました。

これによって地元の方や、河原でアウトドアを楽しみたい人々にどんな悪い影響を及ぼすかと言うと…

 

①勝手に組んだ石は温度変化によって割れてしまいます。

 

その断面はとても鋭利で、子供たちが河原で遊ぶと足を切ってしまったり、刺さってしまうので凶器になります。

 

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230804a/img/pic_12933_2_0006.jpg

↑ https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230804a.htmlより引用させていただきました

②炭になった薪を放置していく

 

放置しても、「元々木だったから自然に還る」ぐらいに考えている方も多いのですが大間違いなのです。

一度炭になると自然に土に還ることはありません

やがて川で流れて海に到達し、水質汚染に繋がってしまい、魚介類の生態系をも変えてしまう危険があります。

本来焚火をする時は薪を燃えやすい太さに割って使用します。

大きいままで燃やすと炭の塊のようになって、それを放置することは上記のように自然には還らないのでゴミと化します。

 

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230804a/img/pic_12933_2_0004.jpg

↑  https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230804a.htmlより引用させていただきました

③燃やすと危険な木を燃やしてしまい、有害物質を発生させてしまうのです。

 

キョウチクトウユズリハ、ウルシ科の樹木などは燃やすと危険な木々です。

その直火で食べ物を焼いて食べると中毒になったりします。

 

https://greenfield.style/wp/wp-content/uploads/2022/06/IMG_1106-min-scaled-e1656172556809.jpeg.webp

↑ https://greenfield.style/article/135714/より引用させていただきました

こちらはキョウチクトウの木と花です

 

空気をも有害にしていることを知らずに、近くに小さな子供がいても構わず燃やしてしまっていることもあります。

 

2.ゴミ

 

自分達だけだから…ビニール袋1つだから…そんな理由で勝手にいいでしょ!と思ってしまうことがとても怖いのです。

誰もがそういう安易な考えを持っていたとしたら、その河川は魚や生きものも住めない汚染された川になってしまいます。

キャンプ場では生ごみ以外は持ち帰りとか全てのゴミを持ち帰りとかにして対策していますが、途中の川に捨てていく人もいるというからビックリ👀です!!

 

https://static.activo.jp/imgs/2022/10/main_17fd5552fb-138733467_xl.jpg

↑ https://activo.jp/job/articles/90898より引用させていただきました

 

そのゴミは、川の流れの勢いでバラバラになり、凶器と化して海に流れ着きます。

それを口にした魚はもちろん、イルカ・クジラ・カメ・アザラシ・ペンギンなども死んでしまいます

海は繋がっているので、一人の人が行ったゴミ捨てで海の生物や海に水浴びに来た動物までもが犠牲になるのです。

 

3.女性への声かけ

 

女性のソロキャンパーを見かけて、男子グループや男性ソロキャンパーが声をかけるという行為が多発しています。

 

  • 「キャンプ仲間の輪を広げよう!」
  • 「一人より楽しいから一緒に食べよう!」

 

そんな風に誘うようですが、これは完全にマナー違反です。

 

ソロでキャンプを楽しみに来た女性に声をかけるのはNG行為です。

 

一人であれ、グループであれ、女性だけのキャンパーには絶対に話しかけることはやめてください

女性の方から声をかけてきた場合は話したり手助けをしてあげる位はOKかと思いますが、声をかけるのは絶対に止めましょう。

 

↑ 誰かと話したければソロでキャンプはしません!!

 

女性の方もハッキリと断りましょう。

(テントの内側でジッパーを留めるなど出来る防犯グッズも利用すると安心です)

困っていそうな女性を見るとついつい声をかけたくなると思いますが、女性の方からのSOSがない限りは話しかけないことが大切です。

挨拶は昼間のうちに「こんにちは!お隣ですので何かあったら声かけてくださいね!」という位でいいと思います。

 

この夏、埼玉の飯能の河原も閉鎖されてしまいました。

 

住民の苦情が後を絶たず、やむを得ない決断だったようです。

 

https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230804a/img/pic_12933_2_0013.jpg

↑ https://www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20230804a.htmlより引用させていただきました

 

2年間キャンプをやってきて色々と思うことがありますが一言で言うと、

 

「マナーを守れないなら、キャンプという世界に入って来ないで!」

 

ということです。

マナーを守って楽しいキャンプをこれからも続けて行きたいので、悪い部分が大きく取り上げられることに心が傷みます。

家族でもソロでも仲間でもみんな楽しくキャンプをしています。

マナーはしっかり守って、自然の有難さを全身で感じられる大切な時間を満喫しましょう(^^)/