このニュースはビックリしましたよ…だって宮内庁の職員を名乗って電話するって…
そして、またそれで騙されてしまう老舗の社長さんなどがいる事実も…
徳島県藍住町のメーカーが作った「奈良漬け」は、「ふるさと納税」の返礼品になっていましたが、「宮内庁献上品」と入れてしまって結果的に消費者を騙す結果となってしまいました。
野菜から育てていらっしゃるしっかりとした食品会社です。
↑ 今やみんなが利用する「ふるさと納税」ですが…
別の詐欺事件ではありますが、皇室への献上をすると言われて、茨城県の農家では野菜などを騙し取られたということですが、「宮内庁献上」という木札まで配っていたと言います。
↑ https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/newsx/326846より引用させていただきました
綺麗な字ではありますね…
犯人は75歳の男で、「先生」と呼ばれていたそうです。(^^;)
名乗っていた職業は「農業園芸コンサルタント」…。
農業や栽培のコンサルティング業務を行っている会社もあるようなので、あっても可笑しくない職業ではあります…。
騙し取った果物は桃やトマト、しいたけなどなど…全部高いものばかりですね!(今トマトは恐ろしいくらい高い!)
↑ どうやって現金化していたのでしょう…自分で食べるには限界がありそう…
名刺を出す時は、「東大大学院客員教授」とか「樹木園芸研究所所長」という肩書だったと言いますが、東大には全く関係なかったようです。
菊の紋章が入った菓子が差し入れられたこともあったので疑いようがなかったのだそうです。
「VISIT HACHINOHE」というお菓子屋さんなどのお菓子を利用しちゃったりしていたら怖い…。
↑ https://visithachinohe.com/shopping/chrysanthemum/より引用させていただきました
お店の人も嫌な感じがしちゃいますよね…あり得ませんね!
福島市の農家の70代男性に「宮内」の印影を押して偽造した宮内庁の文書を使って桃の献上を依頼したのもこの容疑者でした。
こうなると「公文書偽造罪」も罪状の視野に入ってきますね!
現金じゃなくて、こういう食品を騙し取ることで本人はそこまで罪の意識はなかったのでしょうか…。
実際に献上品というものはどの程度あるのでしょうか…。
毎日新聞が宮内庁に対し、2022年に開示請求した行政文書には、「進献関連資料」と書かれていて、青森、福島、茨城、兵庫など18都県と富山県砺波市の首長から28品目が献上されたと記載されていたそうです。
東京都はセリ、ナズナ、ゴギョウなどを寄せ植えした「春の七草かご」を天皇、皇后両陛下と上皇ご夫妻にそれぞれ一つずつ、計4かごを贈っていたという記載もあったそうです。
↑ https://www.hana300.com/aaooharu77.htmlより引用させていただきました
こういう感じの籠なのだと思います
なかなか「献上」出来る農家さんになれる訳ではなさそうですね…
次々と考えられないような詐欺の手口があるものですね…。
「特殊詐欺」の被害者の85%が65歳以上の高齢者なんだそうです。
そういう意味でも「固定電話」は不要になってしまったのかもしれないですね!
高齢者も携帯電話に慣れたら、「家電」は処分する方向で考えた方が良さそうです。
↑ 家電も今は不要かもしれないですね!
それだったら、孫などともLINEで繋がれば、家族以外の電話は詐欺とハッキリとわかるかもしれません。
「知らない人からの電話」は、ほぼほぼ詐欺やしつこい勧誘という現代ですから、私達も気を付けないといけません…。
そしてすぐ、
- 警察を名乗る
- 市町村の職員を名乗る
- 裁判所を名乗る
- 税務署を名乗る
- 銀行員を名乗る
という「役者」張りの演技までしちゃうのですから本当に厄介です。
↓ 以前記事に「闇バイト」については記事にしたこともあります
- 誰も私たちの銀行カードを預かったりしません
- 誰もATMに行くよう指示する人はいません
- 誰もお金を受け取りに人を送ったりはしません
- 誰も電子マネーを買えとは言いません
- 誰も未払いの料金を回収しには行きません
これだけでもしっかりと高齢者がいるのなら家族で話しておいた方が良さそうです。
↑ 電話や訪問から「詐欺」はスタートします
宮内庁とはね…そして現金じゃなく果物や野菜とはね…
私も主人も固定電話には出ないで留守電を聞くようにしています。
大抵は、
- お墓
- 投資型マンション
- 不用品買い取り
なんで、うんざりです(笑)
手を変え、品を変えですから…「私だけは絶対大丈夫!」そういう慢心は捨てて常に気を付けないとダメですね(◎_◎;)