平日休みが重なった木曜日に近所の友人と映画を観てきました。
映画は「あの花の咲く丘で、君とまた出会えたら。」です。
↑ 女子高生の服と特攻隊の服が印象的ですね!
現代の女子高生の百合(福原遥)が、大雨の日に防空壕だった洞窟で雨宿りしていて眠ってしまうのですが目覚めるとそこは1945年の6月になっていました。
第二次世界大戦の真っ只中の日本です…。
外に出ると風景がまるで違うのです。
すれ違う人の洋服も家並みも全く違う…「ここはどこ?」という感じです。
時は正に戦時中で、脱水症状になりかかっていた百合を助けてくれたのが特攻隊員の彰(水上恒司)だったのです。
↑ https://eiga.com/news/20231018/2/より引用させていただきました
彰は食堂に百合を連れていきますが、百合は食堂の女将さんであるツル(松坂慶子)のところで住み込みで働かせてもらえることになります。
↑ https://www.kimonoichiba.com/media/column/1145/より引用させていただきました
彰の他にも数人の特攻隊員がツルのお店には通ってきています。
彰と同じ隊の石丸、板倉、寺岡、加藤らもまた、時がくれば全員が空に旅立ち、敵地に突っ込んで自らの命を落とす特攻隊員なのです。
隊員にはそれぞれに家族がいたりするのに自ら志願して特攻隊に入ったと言います。
百合にはそのことがどうしても理解できなくて苦しみます。
歴史を知っているからこそ、行かないで貰いたいのは当然ですね!
- もうすぐ戦争は終わるんだよ
- わざわざ死ににいくことないじゃない
- 大事なことは生きているということ…
本当に私達は百合の気持ちに同調しながら、映画を観ている感覚になります。
↑ https://www.cinemacafe.net/article/img/2023/12/03/88869/637664.htmlより引用させていただきました
空襲警報が鳴り響く街など、今では経験できるものではありませんが…
「あなたたちの命を戦争なんかで終わらせないで…!」
- 勤労学生の千代ちゃんを想う石丸
- 病気のいいなづけを田舎に残している板倉
- 会ったこともない娘と妻を残してきた寺岡
- 老いた両親を残してきた加藤
彼らもまた、いつ「特攻命令」が下るかわからない中で日々ツルさんのお店に通ってきていました。
↑ https://www.kimonoichiba.com/media/column/1145/より引用させていただきました
その中で一人の特攻隊員が脱走します。
百合は「行かせてあげて欲しい」とお願いします。
自分と同い年の青年の命が飛行機と共に散っていくなんて…考えたくもない…
百合は彰と恋に落ち、とうとうその日を迎えます。
彼が連れていってくれた白い百合の花が一面に咲き乱れる丘がタイトルになっています。
↑ https://www.cinemacafe.net/article/2023/12/03/88869.htmlより引用させていただきました
特攻へ行く彼を走って追いかけたその日、百合は現実へと戻ってきます。
そしてひょんなことから彰の本心を知ることとなるのです。
続きは映画館やマンガで是非ご覧ください。
息子のバンドメンバーで同じ事務所の上川周作さんが寺岡役で出演していたので是非観たかった映画でした。
(上の写真で一番左が寺岡役の上川さんです)
ほんとうにこみ上げてくるものがある映画で、これはわかっていても泣いちゃってます…。
終わってからラーメンを南長崎で食べて帰りました。
「KaneKitchenNoodles」というお店です。
↑ ビルの二階です
二人とも一番ノーマルな「醤油ラーメン味玉入り」(1,250円・税込)にしました。
↑ なんともまろやかな感じのスープです!
丹波黒鶏が売りで、ちょっと違う2種の鶏と豚のチャーシューが美味しいです!
塩ラーメンもありますし、つけ麺もあります。
↑ こう見えてなかなか量的にも並盛で大満足でした!
季節によってはのどくろのラーメンやトマトやスダチのラーメンもあるらしいのですが、やっぱり最初はノーマルな醤油にしてみました(#^^#)
とっても美味しかったです!
ここで「KaneKitchenNoodles」について
電話:03-5906-5377(予約不可)
営業時間:(木~火 11:30~15:00 18:00~21:00
定休日:水曜日
席数:20席
カード・電子マネー:不可
どうしても映画の話になってしまいますが、やっぱり何より「戦争」って恐ろしいってことでした。
私たちは戦争の無い時代に生まれてきて「特攻隊」のことはなんとなく分かっていますが、当時のその場に行ったら「非国民」と言われたとしても全力で行くのを止めてしまいそうですね!
だって映画は1945年の6月なんですよ!
その年の8月14日には戦争は「日本の負け」で終わることを知っているからです、
でも当時の日本人は日本が負けるなんて本当に思ってはいなかったのだろうと映画を観て思いました。
↑ https://eiga.com/news/20231018/2/より引用させていただきました
今の幸せは令和を生きる私達がなんとしても守っていかないといけない!
簡単なことではないですが、心からそんな風に思いました。
また、日本だけで守れるものではないとも思いました。
ラーメンを食べれる幸せ♡
本当はそんなちっぽけなお話ではありませんが、そんな話をして帰りました。