三連休の最初の23日にA君と映画とご飯に行ってきました。
映画館は吉祥寺のアップリンクです!
B君にタイ料理を食べたと聞いていたみたいで、「俺もタイ料理食べたくなった!んで、映画も付き合って!」と言われたのです(笑)
三連休は最終日しか予定がなかったので即OKです!
「夜明けのすべて」は主演の上白石萌音が藤沢さんを演じています。
彼女の病名は「PMS」と言いますが、その病気は「月経前症候群」と言われるもので女性特有の病気ですね!
OL時代はかなりその症状に苦しみ2ヶ月しか通えませんでした。
その後その大きな会社を辞めて、子供用の天文を中心としたおもちゃを開発・販売する小さな会社に勤めます。
そこに入ってきたのが山添くん(北村北斗)で、彼もまた「パニック障害」で会社に戻れるまでの仮の職場としてこの会社に派遣されて来ていました。
最初は全くやる気のない同僚にイラっとすることもあった藤沢さんでしたが、彼の病気を知ると少しずつ感情も変わっていきます。
↑ https://www.fashion-press.net/movies/gallery/24559/36336より引用させていただきました
会社の人々はとても温かく、二人を見守る感じだったので居心地は悪くなかったと思います。
それでも二人は症状が出ることもあるので、互いのことを気にするようになっていきます。
自分の病気はコントロールはできないけど、相手の症状を知れば知るほど「助けてあげられる場面もあるのではないのか」ということに気づいていきます。
「PMS」と「パニック障害」。
症状は違うものの、どこか相手を思いやれるものを持っている二人だからこその関係が育まれて行きます。
↑ https://www.fashion-press.net/movies/gallery/24559/35795より引用させていただきました
それは恋人でもなく、友人とも違うような不思議な関係でした。
共同で「移動プラネタリウム」を担当することになったこともあって、少しずつ距離は縮まっていきます。
山添くんには彼女もいましたが、彼女は元の職場の同僚で、ロンドン支社に転勤が決まるほどどんどん出世していきます。
そんな中、二人の進む道は大きく離れていきます。
- 藤沢さんは母親(リョウ)の介護をしながら転職を進めます。
- 山添くんは元の会社に戻ることをせず、この会社に残ることを決めます。
↑ https://www.fashion-press.net/movies/gallery/24559/35891より引用させていただきました
それでもきっと「付かず離れず」の関係が続いていくのではないのだろうか…そんな風に観ている側は感じるようなエンディングでした。
障害を持って生きている方は今の日本でも沢山いらっしゃいます。
そしてみんなが同じ症状を持っている訳ではありませんね…。
バリバリ将来の夢に向かって突き進んでいる同僚を見ていると、きっと焦りや不安が押し寄せてくることも多いと思います。
だけどこの世界には「必ず夜があって、その夜は明けていきます」。
夜の闇がなければ星空を観ることはできませんし、朝方の太陽を意識して待つこともありません。
日本ではあまり声を大にして女性が訴えかけることもなかった「PMS」という病気についても考えさせられる映画でした。
この映画は第74回ベルリン国際映画祭でも「フォーラム部門」に選出され、2月21日にプレミアム上映を終えています。
↑ https://www.cinemacafe.net/article/2024/02/22/90160.htmlより引用させていただきました
これらの病気の症状に対しても寄り添える自分でありたい…そんな風にも改めて考える映画になりました。
「卵巣嚢腫」の手術も17歳でやったわりに、自分自身はそこまで生理前症状が酷い方ではありませんでした。
娘はかなり腹痛が酷く、やっぱり「卵巣脳腫」でしたので一昨年に手術で片方の卵巣の摘出をしました。
それでも、今なお腹痛の症状は酷いままなので、個人差はかなりありそうです。
男性の方にもこの映画を観ていただいて、女性特有のPMSについて知っていただけたらと思いました。m(__)m
夕飯は最近吉祥寺に出来たタイ料理のお店「クルン・サイアム」に行ってきました。
↑ お店も明るい色合いで、「タイ料理」のお店って感じですね(#^^#)
どうしても私はビールとサワーを一杯ずつ飲みましたが、A君はずっとジンジャエールでした(笑)
↑ 二階もあります…二階の方が雰囲気いい感じでした。
トイレを拝借したとき、2階も見てきちゃいました(#^^#)
↑ やっぱりビールは「SINGHA」ですね(#^^#)
生春巻きも美味しかったですし、最後のガパオライスも美味しかったです!
↑ 生春巻きも一本から選べる感じですが、こちらは二本です!
↑ ガパオライスも久々でした!
野菜は「空芯菜」(クーシンサイ)をいただきましたが、こちらもバッチリ(#^^#)
↑ さっぱりしてて美味しかったです!
辛さは先週記事にした新大久保の「クンメー1」さんほどではありませんでしたが、ピリ辛感はしっかりありました。
ここで「クルン・サイアム」について
住所:吉祥寺市本町1-7-1
電話:050-5487-8980
アクセス:吉祥寺駅中央口徒歩3分
営業時間:ランチ:11:00 ~15:00(LO14:30)
ディナー: 17:00~23:00(フードLO22:00・ドリンクLO22:30)
定休日:年中無休
席数:45席
映画の話が主でしたが、次回3人でご飯しようということに決まり、その時は「6月末の旅行の話と4月のキャンプの話を詰めよう!」ということになりました。
外観も内装もとてもタイっぽくて素敵なお店でした。
↑ 飾りつけだけでタイに行っちゃった気分です(#^^#)
吉祥寺店の他にも、自由が丘・大井町・中目黒・麻布台ヒルズ・六本木・池袋などにもお店があるようです(#^^#)
雨もそんなに酷くなることなく、寒くはありましたが楽しい映画と食事でした!