2日前に開幕した「ボクの穴、彼の穴。W」を木曜日に主人と観に行ってきました。
元々の絵本は、デヴィッド・カリの書いたもので、それを松尾スズキさんが翻訳したものをノゾエ征爾さんが舞台化させた興味津々の内容です。
↑ 表参道の交差点を渡ったところで、こんな展示が…なんか綺麗!
「W」というのは、それをダブルキャストで上演するというものでした。
そして今回は3回目のノゾエさん演出の同じ脚本による舞台です。
東京の舞台は「スパイラルホール」です。
↑ ちょっと千疋屋で差し入れを買ったんだけど、早く着きすぎた(◎_◎;)
↑ おお!外にもポスターが貼ってあるのね…
二人の敵対する兵士はお互いのことは当然何も知りません。
自分の穴には自分ひとり…その孤独と戦いながらも、もう1つの穴には敵が潜んでいる。
手元には戦争のマニュアルがあり、そこに書かれていたのは「彼は血も涙もない。本当のモンスターだ」と書かれているのです。
空腹と孤独、暑さと雨、それなのにやたらに綺麗な星空、思いが巡るのは家族のことばかり。
↑ 少し早かったから?人がまばら…お客様はいっぱい入ってくれるだろうか…
↑ これは写真を絵に起こした感じのポスターなのかなぁ…
そんな中で敵の穴に潜む相手に向かうボク…。
彼の穴にたどり着くも、そこに彼はいない。
見つけてしまった自分のものと同じ「戦争マニュアル」。
そして、もう1つ見つけたのは「彼の家族写真」です。
「こんな家族を持つ彼がモンスターな訳ないじゃん!」
相手を知ることで見えてくる本当のモンスターとは何なんだろう…兵士じゃないよね!
決して若い兵士じゃなくて、「戦争そのもの」なんだよね!
↑ 一番に入ったから写真撮れちゃいました(#^^#)
心配したお客さんもギリギリになってほぼ満席に…ホッ(;^_^A
キャストは、
ですので、今日は「彼チーム」の方を観てきました。
窪塚さんのお父様は「窪塚洋介」さんですが、愛流さんは端正で本当に美しい顔立ちですね…。
お父様はワイルドな印象もありますが、彼の凄く華奢で優しそうな雰囲気が「若い兵士」にぴったりでした。
20歳でこの演目が初舞台だったそうです。
初舞台で2人芝居ってかなりハードルが高そうですが、とても自然に演じられていてこれからがとっても楽しみです。
色白で背も高く、惚れ惚れしてしまいます…。
二人の掛け合いが「息が合っている」と感じましたし、とても相性のいい組み合わせだったように思います。
11歳ぐらい違うようには見えなかったので、息子も若作りを頑張っていたと思います(^^;)
戦場ではありますが、それぞれの生活が背景に見え隠れする雰囲気がなんとも言えず臨場感があって良かったと思います。
2人で歌を歌うシーンがあって、孤独の中で歌を歌うということ…私は自分だったらどうだろう…と思った時、きっと日本の童謡とか歌っちゃうんじゃないかな…って思いました。
所々にクスっと笑えるシーンもあって、そこまでは重たくなっていないのも、二人の醸し出す雰囲気からだったのかもしれません。
終わるまでにはもう一度行く予定です。
そして、Wキャストのもう一方の井之脇さんと周作くんの方もどこかで観てきたいです!
この舞台は29日まで、表参道の「スパイラルホール」で上演中です。
そして大阪は10月の4日~6日まで「近鉄アート館」で上演されます。
娘と大阪行きを狙っておりますが、娘の仕事次第なので、まだ何も取っていません。
主人に感想を聞いたところ、なんとも簡潔でそっけない感想(笑)
「良かったんじゃない? そんな不安とかなく観れたから、俳優さんになったんだなって思った!」
あははは、なんとも身内の感想ですね!
となりが千吉うどんだったので、主人とカレーうどんを食べて帰りました。
↑ 私はこの「辛吉うどんが好きなんですよね!」
主人は普通のカレーうどんにしていました!(辛いのが苦手なんです)
↑ やっぱり美味しいなぁ…
バンドのライブの時も娘とキャンプ仲間とカレーうどんだったな…(ノ´∀`*)
↓ その時の記事はこちら
久々の原宿を歩いた主人も「変わったなー!」とか言いながら歩いていました。
こんなことでもないと、なかなか出かけない主人なので、いい運動になって良かったと思いました。
帰ったらソファーで爆睡でした(ノ´∀`*)