国際線で乗り継ぎ(トランジット)がある場合の注意点は?
次の三つの点について書いてみました。
1.時間について
2.預けた荷物について
3.乗り継ぎ地での時間の使い方
1.時間について
乗り継ぎには2時間以上の余裕を持ちましょう!
乗り継ぎの時間が1時間半以内というのは、とってもキツイと思います。
2時間以上は余裕が欲しいところです。
特に大きな空港では移動に相当な時間を要します。
一昨年私はローマで乗り継ぎという経験をしましたが、乗り継ぎ時間が2時間に10分ぐらいあったのに、あっという間に時間が過ぎコーヒーを飲むことすらできなかった記憶があります。
ローマはとても空港が広く、複雑なルートも多いので一度迷うと戻るのも大変です。
驚くことに、空港の案内の方はセグウェイに乗って移動していました。
それほどローマの「レオナルドダヴィンチ空港」は広いということなのでしょう。
↑ 昨年のリスボン行きのトランジットはアムステルダムでした!
航空券は同じ航空会社で通して購入するのがベストです。
とはいえ、乗り継ぎ地までの航空会社とそこからの航空会社が同じ場合はあまり心配は要りません。
これは出発地から最終到着地まで、一括して同じ航空会社で航空券を購入した場合のことです。
航空会社には、MCT(ミニマムコネクティングタイム)という最低乗り継ぎ時間というのが設定されており、それをクリアできていない乗り継ぎ便を通しで売ってはいけないことになっているからです。
そのため、別々の航空会社でフライトをとった場合と比べ、乗り継ぎもスムーズで短くて済むし、基本的には乗れなかった時の保証もしてくれます。
保証といっても航空会社に非があるときだけですので、「トイレが長引いて」などのこちら側の事情によるものは、認めてもらえませんのでご注意ください。
保証されても、希望の飛行機に乗れるとは限りませんので交渉も必要です。
そして、24時間以上のロスが生じて、ホテルも手配してもらわなければいけなくなる場合もゼロではないのです。
格安航空券の場合でも基本は保証はされるでしょう。
言葉が通じないときなどで、うまく保証が得られない場合もあるので乗り継ぎ時間が短いときは、あらかじめ成田空港の出発前に聞いておく方が安心できるでしょう。
個人で別々の航空会社を取っていた場合などは、保証は全くされませんので、2時間とは言わず4時間ぐらいの余裕を持って手配したほうがいいと思います。
↑ ひるねさんによるイラストACからのイラスト
2.預けた荷物について
荷物が行方不明にならないかはいつも心配になりますよね!
こちらも出発地から到着地まで、一括して同じ航空会社で航空券を購入した場合は、ほとんど心配はないです。
ただし、乗り継ぎ時間が短いほどロストバゲージ(荷物の迷子)の可能性は高くなります。
焦って荷物を移すわけですから危険性は上がりますよね。( ;∀;)
別々の航空会社で飛行機を取った場合は、一度荷物をピックアップし、預け直す必要があります。
ここでも相当時間が取られてしまいます。
特に国際線から国内線に乗り継ぎをするときなどは、事前に確認しておくとよいと思います。
昨今は、アメリカが結構厳しいようです。
国内線に乗り換えるときは、一度荷物を受け取って、再び荷物を預けて身体検査も受けるという流れが多いそうです。
これも9.11テロの影響かもしれませんね。
3.乗り継ぎ地での時間の使い方
乗り換え時間が長いときは一度外に出れることも多いです。
自分が乗り継ぐ空港がどのような立地なのかを調べて、時間に余裕がある場合は外出もいいかもしれません。
シンガポールのようにトランジットツアーがある空港もあるので、5時間以上時間がある時は視野に入れてみてください。
私は4時間以上のトランジットは経験がないので、外へ出たことはありません。
空港内でも、ショッピングや食事の他にシャワーを浴びれたり、マッサージも受けられたり、キッズスペースがあったりと充実している空港が沢山あります。
何をするにしてもスマホの時間は乗り継ぎ地の時間にしておいて、勘違いで乗り遅れなどないようにご注意ください。
到着地の時間を設定し、勘違いから乗り遅れる例も少なくないようです。
私たちの次のヨーロッパ旅行は、「香港」でトランジットです。
楽しみでもあるし、香港ということで、少しの不安もありますがまた記事にしますねっ!( *´艸`)