「ウラジオストク」はロシアの沿海地方の州都であり、日本からとっても行きやすい街です。
日本から近い外国というとどうしてもアジア圏になるので、風景はとってもアジアンなイメージになります。
韓国や中国、台湾などに行き尽くした方も、グアムなどのリゾートには行きたくないなという方もヨーロッパ情緒溢れる「ウラジオストク」ならきっと異国に来たなぁという感慨に浸れるのではないでしょうか。
西洋風の重厚な建築物と軍艦が並ぶ港の景色などの、アジアともリゾート地とも違う風景にきっと満足感充分な旅になるのではないかと思います。
↑ ヨーロッパのような街並みのウラジオストク市街地
ウラジオストクってどんな街なの?
- シベリア鉄道の東方の始発駅です
- ウラジオストク要塞博物館と潜水艦博物館で戦争の歴史を知る
- スヴェントランスカヤ通りは随一の繁華街
- 鷲の巣展望台からウラジオストクを見渡そう
- カリナモールはロシア極東最大のショッピングモール
ウラジオストクの観光は通常ツアーでも2泊3日というものが多いので、これを全て周りたいとなれば少々きついかなと思われますが、それほど広大な都市ではないので延泊で3泊すれば充分かもしれません。
ロシアと言えば、以前はビザの取得が大変困難でした。
ところが2018年夏からは、極東地域のビザ制度緩和が始まったので、今では無料で電子ビザを取得できるようになりました。
8日間までの滞在に限られていますので、そこは注意してください。
このビザ制度が出来てから、まだ2年も経っていないので、まだまだ日本人観光客もそれほど多くない今が一番訪れ時かもしれませんね!
1.シベリア鉄道の東方の始発駅です
シベリア鉄道はなんと全長9,300㎞もあり、日本の全長の3倍以上です。
西方の終点はモスクワです。
そのため、端から端まで鉄道で移動しようと思ったら7日間は超えてしまいます。
2泊や3泊の旅行だったらとても叶わない鉄道旅ですが、駅に行ってみるだけでも充分シベリア鉄道の雰囲気を味わえると思います。
↑ あの有名なシベリア鉄道です!雪の中を走るイメージ…
ホームには第二次世界大戦に使用された蒸気機関車の展示もあります。
入口では軽い荷物検査があります。
食堂やカフェもあるので、ひとつの観光地として訪れると良いと思います。
2.ウラジオストク要塞博物館と潜水艦博物館で戦争の歴史を知る
要塞博物館ではかつて戦争で使われていた兵器が展示されています。
この博物館は高台にあるので、眺めも最高なので景色も楽しめます。
潜水艦博物館は狭い潜水艦の中も観ることが出来ます。
こんなに小さな潜水艦の中で生活していたのかと思うと、色々考えさせられると思います。
3.スヴェントランスカヤ通りは随一の繁華街
ヨーロッパの街並みを観ることが出来るので、ここは外せないでしょう。
街の中心でもあるので、観光客がここに来ないということはありえない程、有名な通りです。
ウォールアートもあちこちに発見できるし、こちらは夕焼けがものすごく綺麗に見えるので夕方までブラブラすると良いかと思います。
4.鷲の巣展望台からウラジオストクを見渡そう
金角湾や橋も一望でき、ケーブルカーで上がっていくことが出来るのでそれほど足腰にこないでしょう(#^^#)
昼も良いですが夜の景色が最高だということです。
一人旅でなければ是非行ってみてください。
5.カリナモールはロシア極東最大のショッピングモール
2019年3月にオープンしたばかりの巨大ショッピングモールで、ロシア極東では最大の大きさです。
洋服、お土産、おもちゃ、スーパーマーケットやフードコートなど何でも揃っています。
最終日にここで取り敢えずはお土産を買いそろえればいいんじゃないかと思っちゃいますね!
日本でもお馴染みの「ZARA」や「Bershka」などもあるので、値段を比べてみたいですね。
ウラジオストクに来たら、食事だってピロシキなど有名なロシア料理を楽しめるし、お土産にはマトリョーシカも可愛いですね。
色々と知れば知るほど見たいもの、食べたいものがいっぱい出てくるウラジオストクに一度は訪れてみたいと思います。
↓ 日本でマトリョーシカ購入の記事はこちら
HISのツアーで4月に39,800円というのも出ています。
飛行機会社はアエロフロート・ロシア航空やシベリア航空、JALという3社が就航していて、JAL以外は毎日ウラジオストクまで就航しています。
3月16日からはANAも就航します!
アジアとそれほど変わらずの時間と値段で行けるヨーロッパということで、これから益々人気が上昇すると思われます。
真夏の避暑地としても人気が出そうな予感がしています。
極寒のロシアというのもどんなものなのか興味はありますが、出来ればもう少し暖かくなったら是非とも行ってみたいです!
2泊3日なら一人旅、で土日利用で行けなくもないです!うん。