パラオ共和国には「コロール島」という島があります。
2006年にはパラオの首都を外れたコロールですが、パラオ最大の都市でもあるのです。
1885年のスペイン領だったころから、コロールは経済の中心として栄えていました。
↑ https://www.skygate.co.jp/sa_city/oversea/pw_flighttime_feより引用させていただきました
その後は一時、ドイツの統治下に収まりますが、第一次世界大戦後に日本の統治が始まります。
ドイツの統治下ではかなり遅れていた学校や病院、道路など各種インフラストラクチャーの整備もなされて、1920年代頃にはすっかり近代的な街並みへと変貌していきました。
↑ https://tabinaka.co.jp/magazine/articles/75135より引用させていただきました
流石日本!!ってちょっと思っちゃいますよね(#^^#)
なんと日本風の町名が付いたり、1丁目~7丁目という区分けが出来たりと、まさに日本らしい雰囲気の街並みが広がっていたようです。
日本人は1~4丁目に住み、パラオの人々は5~7丁目を集落にするなどの住み分けも行われていたようです。
第二次世界大戦後に日本人が引き上げ、太平洋諸島信託統治領という統治のやり方に変更されると、人口も激減、インフラも置き去りとなってしまいました。
この頃の施政権者はアメリカでしたが、その後「パラオ自治政府」が設立されて(1980年代)ようやく都市整備が進められるようになりました。
現在でもしっかり日本大使館がおかれて、日本からも道路整備などの援助はずっと継続されてきました。
同じく日本の資金援助で建設された「日本・パラオ友好の橋」は、旅行されたら是非通っていただきたいと思います(#^^#)
↑https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95%E3%82%A1%E3%82%A4%E3%83%AB:Japan-Palau_Friendship_Bridge_2.JPGより引用させていただきました
ダウンタウンには、ショッピングモールやレストランが立ち並び、宿泊施設も多くあります。
私は今後の「ポスト・グアム」「ポスト・サイパン」という位置づけになるような気がして着目しています。
↑ キラキラした水面を観てると時が経つのを忘れてしまいそう…
鉄道や高速道路はありませんが、バス、観光客用のシャトルバス、タクシー、レンタカーなどでの移動が主になると思います。
免税店「DFSギャラリア・ディスカバー」(パレイシアホテル1階)もあって、シャネルなどブランド品の購入も可能なところがグアムとかとさほど変わらない印象を持ちますね!
↑ https://4travel.jp/os_shisetsu/10517453より引用させていただきました
パラオの文化や歴史を学ぶには、「エピソンミュージアム」がオススメです。
日本語を話せるスタッフが常駐していて、パラオの歴史などについて、日本語で説明を受けられます。
また、「ぺウラ博物館」というミクロネシア最古の博物館でも日本との関係を示す資料が沢山展示されています。
「国際サンゴ礁センター」は小ぶりですが、ここでしか見られない珍しい生き物(貝など)や海の中よりも美しいと言われるサンゴなどを見ることができます。
これら博物館やショッピングだけでも充分楽しめるコロールですが、やっぱりダイビングなどの海のレジャーは絶対ですね!(#^^#)
↑ ダイビングやシュノーケリングはやっぱり綺麗な海に限りますね!
パラオ旅行というと、大抵はこの「コロール旅行」のことを示すほど、パラオと言えばコロールと言えるようなパラオ最大の都市です!
私たちはハワイ、グアム、サイパンなどを楽しむ際に、海だけではなくショッピングという視点は欠かせないと思います。
そういう意味でもここ、コロールは両方を満たしてくれる島だと思います。
グアムやサイパンはアメリカですが、ここはそう言う意味でも雰囲気が違います。
(ただし、通貨は米ドルで英語が通じます)
ホテルの朝食に和食も揃っていたりするので、初めての家族での海外旅行にも最適だと思います。
コロール島とは道路が繋がっている近隣の「アラカベサン島」「バベルダオブ島」「マラカル島」などにもホテルがあり、シャトルバスも運行しているので、毎回違う風景を楽しむのも旅の醍醐味だと思います!
ホテルの料金も8,000円位から25,000円位までと幅広く、ツアー料金も立地やホテルによって様々ですが、是非一度訪れてみてください。
↑ https://jp.trip.com/hotels/koror-hotel-detail-2199127/palau-vacation-hotel/
より引用させていただきました
歴史の中でとっても日本との繋がりが深いコロールですが、街の中で日本語を発見したりするのも楽しそうです。
日本からは約5時間で行け、真南にあたるのでほとんど時差がありません。
空港からコロール島までは車で約20分の距離なので、タクシーで行けちゃいますね!
日本食レストランも多く、日本大使館があるうえ、病院も充実しています。
居酒屋さんもあるので、ご夫婦でちょっと一杯なんてことも可能ですね!
コロナになって飢えてしまっている「南国ムード」の景色。
↑ 今、一番求めているのはこんなのんびりとした海の景色かもしれません…
ヤシの木、エメラルドグリーンの海、派手な色合いの鳥、それらの渇望している景色を充分堪能できるうえ、ハワイなどに比べて真っ先に行く人が少ないと思われる「コロール」は今後注目だな!って思っています(#^^#)
親日家が多いパラオの「コロール」へ、ちょっとそこまでという感じで旅できる日が楽しみです(#^^#)