雑記ブログで記事を書くときに「言いたい事」というのがメインに必ずあると思います。
でも書いてみると思ったより簡単に書けちゃって、気づいたら300文字で終わってしまったなんてこともありますよね~
そんな時、私がよく考えるのが「展開」という手法です。
正直、「手法」というほどの技でもないし、たいしたことじゃないのですがそれでビックリするほど記事が充実することもあるので説明させてください。
例を2つほど挙げさせてもらいます。
↑ 「展開」するだけですが、ブログの表情が変わることもある…
1つ目…友人の結婚式に参列してきましたという記事設定だとします。
「教会での式の後、部屋へ移動して美味しいフレンチをいただきました。
イケメンの旦那様をゲットしてA子ちゃんはとても幸せそうでした。
お手紙を読むシーンでは、お父様の涙につられそうになってしまいました。
引き出物は自分で選べるカタログを渡されたので〇〇をゲットしたいと思います。」
このような内容で結婚式当日の様子を語っていく訳ですが、上記のような内容は誰もが結婚式に行けば経験できるような内容で、しかも500文字もありません。
↑ 誰もが経験するような結婚式の参加風景だけじゃつまらない…
こんな時、話を「展開」させるのです。
- 過去に展開→イケメンの旦那様にA子ちゃんが合わせてくれた時はどんなシチュエーションだったのか? あなたの第一印象はどんな感じだったのか? あなた自身はA子の父母との思い出はなかったのか?
- 内容に展開→父母に読む手紙にツッコミ処はなかったのか? 食事の内容で変わったメニューはなかったか?
- 感想に展開→引き出物にカタログという選択をあなたはどう思うのか? 式場の演出や照明、席の配置などで気づいたことはなかったのか?
自分の結婚式は経験者なら比べることも可能だし、未経験者だったら拘りを入れてみるのも面白いと思います。
つまり、その日あったことに「花を添えて華やかにする」という文章構成を考えるのです。
結果、ほっこりとする部分があったり、思わず感動したり、笑っちゃう部分があったりすれば、それは結婚式の記事としても大成功です。
おまけに、気づけば1,000文字を超えているかもしれません。
2つ目…あおり運転されそうになって怖かったという記事設定だとします。
どんな状況で相手を「あおり運転」?って感じたのか。
誰とどこへ向かう途中、どこの高速での出来事だったのか。
相手の年齢や車の種類も入れると思いますし、どうやって無事に難を逃れたのかも入れると思います。
それでも700文字行くかな?という感じですね。
↑ どんな展開が読者を惹きつけていくのだろうか…
そんな時も、話を「展開」させてみましょう。
- 過去に展開→以前にもそんなことがあったか? 過去の経験と何が違ったのか?
- 内容に展開→そこで「もしこうしていれば…」もっと最悪になっていたとか、逆にもっとさっさと逃げられたとかという想定も入れてみる。
- 時事に展開→最近の裁判の例など具体的な例をあげてみる。 罰則など刑法に触れてみる。
- 提案に展開→こんな風にしたら早く逃れられそう。こんな時はまず~しよう。ドライブレコーダーを装備しよう。
つまり、その日起こったアクシデントに「現実味を加えて体感的にする」という文章構成にしていくのです。
こんな風に展開してみれば、こちらも1,000文字は軽く超えてきそうです。
そして読者さんが、自分にも起きることかもしれないという目で読んでくれると思うのです。
短い文章がダメということではありません!
- 毎日ひとつの「モノ」を紹介しているブログ
- 毎日ひとつの写真やイラストや作品を紹介しているブログ
- 毎日ひとつの言葉や事象、考え方を紹介しているブログ
- 毎日赤ちゃんのひとつの成長などを紹介しているブログ
このようなブログの場合は、記事中の話の展開は必要ないと思います。
「ひとつ」の記事を毎回挙げて行く場合は、長い文を読んでもらう必要はなく、そのひとつのことが分かりやすければOKだと思うからです。
ただ、普通の記事の場合は、300~500文字ぐらいだと本当に短く感じてしまいます。
もちろん長ければ良いというものでもありません。
内容がしっかりしていれば、長くても読んでもらえるし、読み物としても楽しいブログになると思うのです。
読者様のブログで、「展開すること」でとても素敵なブログ記事になっている例を少し紹介させてください。
↓ 長くても引き込まれてしまうような記事だと思います
ご自分の体験ではありますが、お父さんになった今、しみじみ思う親目線での感想を展開していらっしゃいます。
↓ 自分に起こったことを色々な角度から書いた記事だと思います
こちらもご自身の経験ではありますが、失敗についてこんな風にしてしまったという具体的な体験から読者への提案に展開していらっしゃいます。
↓ 絵本の内容を自分の家庭の状況と照らして書かれた記事です
こちらは内容的に絵本の表題の「だいじょうぶ」を、我が家のおじいちゃんと孫の風景を現在と昔の両方から展開していらっしゃいます。
私のこのブログの記事は平均1,800字~2,500字ぐらいだと思います。
気づけば大体が1,500字を超えているので、写真にコメントなどを入れると結構2,000字を超えていることが多いです。
記憶にある限りでは、1,300字が最低で4,100字が最高といった感じでしょうか…。
この記事の文字数も約2,500字です。
あまり文字数に拘りはありませんが、書いていて楽しいという感覚は大事だと思っています。
書いていて楽しい記事は、読んでもらえる記事になるようにも感じています。
話を「展開」させてちょっと何かを添えるだけで読んでいて楽しい充実したブログになったりすることもあるのでは? というお話でした。(#^^#)
次回は、400記事目の簡単なご報告をしてみたいと思います!