またしてもポルトガルの魅力で語りつくしていない部分があったことに気づく!(笑)
あのワインのコルクの50%以上がポルトガル産なんですって!👀
コルクの原料はコルク樫という木の樹脂を丁寧に剥がして出来るのですが、コルク樫の木は樹齢30年ぐらいにならないと樹脂を剥がすことが出来ないのです。
そして一回剥がした樹木は10年の年月を経て、再生していくのです。
↑ 左の黄色い部分がある木は剥がして再生を待つ木です
同じ木から何度も剥がすことが出来るので、大切にすれば200年位は木が死んじゃうことはありません。
まさに、孫の代までコルクを受け継いでいけるので、素晴らしい産業だと思います。
国はこのコルクの森林を大切に育て、厳しい法律で守っています。
コルク樫は、地中海沿岸のポルトガル、スペイン、フランス、イタリア、モロッコ、アルジェリア、チュニジアの7か国にだけ群生しているので、その7か国の中でもこのポルトガルが一番の生産地ということになります。
全世界のコルク樫の森林面積の30%がポルトガルだというのです。
↑ ワインのコルクには本当にお世話になっています(笑)
そこで全世界の50%の生産量ということは、やっぱり国を挙げてコルクを大切にしている現実が見えてきますね!
コルク樫は普通の樹木よりは腐りにくい事もあり、ワインのコルクとしては最適な材料なんですね!
コルクには断熱性もありますので、鍋敷きなどにも良く使われています。
私もポルトガルのお土産で何度もこのブログで紹介させていただいた「鍋敷き」にもコルクが使われています!
↓ こちらがコルクとタイルの鍋敷きでまさにポルトガル!という一品の紹介です
そして今回はちょっと可愛いお気に入りのブレスレットも、お土産で買ってきたので紹介したいと思います。
↑ 三層の丸いコルクが可愛くないですか?
着色したコルクを使えば、どんな可愛いアクセサリーにも加工できちゃうコルクの凄さは是非現地で観てほしいなと思います。
バッグや靴の一部に使用されたりと、その長持ちする特性がファション業界でも注目され、ヨーロッパでは「Cork Fashion Week」なるものも開催されています。
↑ https://designers-fridge.com/pt-cork/より引用させていただきました
また、ワインの栓や断熱性を生かしたキッチン用品、耐久性を買われてのファッション関連の素材だけに留まっていないところも凄いのです。
次のような分野でもコルクは重宝されているのです。
- 宇宙船の断熱材
- 自動車のエンジンやミッション・ガスケットなど
- 建築分野の防振材
- 花火やおもちゃなど
- 洋服の素材
幅広い用途に驚かされますね!
コルクはどこか「暖かさ」を感じるので、ファッションでもキッチン用品でも決して寒々しい感じにはならないんですよね。
私はコルクに「地中海」を感じるのですが、皆さんのイメージはどんな感じでしょうか?
↑ https://store.shopping.yahoo.co.jp/artrenge/wa153.html#より引用させていただきました。 コルクのお財布も耐久性と軽さで選ばれています
だけどとっても軽くて、弾力性もある。
まだまだ新分野での使用もきっと出てきそうですね!
コルクのバッグなどが汚れたらどうすればいいの?
という声も聞こえてきそうですが、お手入れは至ってシンプルです。
汚れた部分は中性洗剤と水をしみ込ませた布で拭き取るだけで大抵の汚れは落ちちゃうのです。
そして何よりも地球に優しいエコな素材なので、これからの未来の素材としても注目されています。
ポルトガルのお土産ならタイルとコルク!!
これは絶対外せませんので、是非、記憶のどこかにインプットをよろしくです(^^)/
皆さまがポルトガル旅行をされることがありましたら、なるの「ポルトガル記事」を是非思い出して最高な旅にしてください!
とっても好きな国なので、記事を書くだけでテンションが上がっています(笑)
なんかワクチン、もう少し早く何とかならないのかな…( *´艸`)