一年に10万人当たりで何人が殺されてしまっているのか、という統計があります。(2018年)
データがない国も44か国程あるので、全てが明らかになっている訳ではありません。
ですが、こういう統計上の数字から、ある程度は旅行の際の治安についても想像できるので知りたいと思って調べてみました。
↓ 参考にさせていただいたページはこちら
殺人件数が少ない国ベストテンは、
- 1位(4か国)…マン島・モナコ・バチカン・アンドラ
- 2位…シンガポール
- 3位…日本
- 4位…オマーン
- 5位…マカオ
- 6位…ルクセンブルク
- 7位…カタール
- 8位…インドネシア
- 9位…アラブ首長国連邦
- 10位…ノルウェー
どうでしょう!日本の順位の高さには「やっぱり?!」ってなりましたか?
どちらの国とも違う独自の文化を築いてきました。
アンドラはヨーロッパ西部のピレネー山脈にある立憲君主制国家です。
位置的にはスペインとフランスに挟まれた小さな国です。
↑ アンドラは山脈の合間にある小国です
それでもアジアでは「シンガポール」には負けています。
「綺麗な街にはやはり犯罪は少ない」というのは満更外れていないのではないでしょうか?
↓ シンガポールの罰金の記事はこちら
ヨーロッパでも「モナコ」や「バチカン」がトップにあるのも何となく分かりますね!
国事体も大きくないですし、顔見知りの関係の中では犯罪は起きにくいということなのかもしれません。
4位に位置する「オマーン」という国は元々はポルトガルの領土にありました。
5位の「マカオ」もそうなので、どれほどポルトガルという国は治安が良いのか?と思いきやポルトガルは27位なので、そこはあまり関係ないのかもしれません。
↑ マカオは意外と都会です。カジノも充実!
6位の「ルクセンブルク」はこのブログでも2回ほど書かせていただきました。
それほど魅力的な私も行きたい国のひとつです。
↓ ルクセンブルクの記事はこちら
7位の「カタール」と言う国は東側が9位の「アラブ首長国連邦」に面しています。
アラブ首長国連邦は「行きたいトコロ!!」シリーズで一度記事にしています。
こちらも街全体が綺麗なイメージがあるので、綺麗=安全という構図は間違っていないと思います。
↑ ドバイの町は煌びやかだなぁ~
↓ アラブ首長国連邦の記事はこちら
8位の「インドネシア」は私はちょっと意外でした。
首都「ジャカルタ」のイメージがそれほど安全という感じで捉えていなかったので、「そうだったのね~」という感じです(^^)/
10位の「ノルウェー」は北欧でもあり、イメージが良い感じがします。
こちらも「行きたいトコロ!!」記事にしています。
↓ ノルウェーの記事はこちら
意外だったのは、中国が15位、イタリアが16位、韓国が20位、スペインが22位に入っていることです。
そのどれもが30位以降かな?と映画のイメージからか、感じていたからかもしれません。
「映画の観すぎでしょ!」って自分にツッコミたくなりました。(>_<)
映画のイメージって、暴力的なシーンや警察モノなどを観てしまってのイメージがつくと全然違うんだなと思うことも多いので反省すべきかもしれませんね~( *´艸`)
逆に最悪なランキング最下位の156位の国についても触れておきたいと思います。
エルサルバドルです!
エルサルバドルは中央アメリカに位置し、ラテンアメリカの共和制国家です。
スペインの植民地の時代を経て、1560年以降はグアテマラ総督領の一部として管理下におかれましたが、スペインからグアテマラが独立した1821年に一緒に開放されました。
20世紀に入り、メレンデス一族の独裁が始まると国内の治安はどんどん乱れ、世界恐慌の影響を受けてコーヒー豆が不調になると益々国は不安定になっていきました。
↑ 若干やっぱり怖そうなイメージありますか?
国の歴史というのは色濃く犯罪の数に影響してくるのだと思います。
ちなみに10万人に対して1位の国の殺人件数は0人で、最下位の「エルサルバドル」は52人です。
この差は大きいと思います。
比べる際に、私たちがよく知っている国で人数を挙げると、
といった感じです。
ちなみに日本は0.26人なので、本当に安全な国と言われるのがわかる気がします。
訪れる国を選ぶ時、ちょっとこの数字を思い出してもらえると嬉しいです(^^)/