最近の大きなコロナ関係の都内のニュースはこの3つだと思います。
TVとか新聞とかではどれも大々的に公表された内容です。
- 若者が予約なしでワクチン接種できる渋谷の「大型接種会場」
- 入院できないコロナ患者に酸素を供給する「酸素ステーション」
- 都内全ての医療機関に対し「コロナ患者の受け入れ要請」
1.若者が予約なしでワクチン接種できる渋谷の「大型接種会場」
ニュースで聞いたときは「やっとここまできたか…」と嬉しく思いましたが、大きな問題点も同時に感じて様子を観ていました。
「やっぱりなー」と感じるニュースを観て、どうしてすぐにガッカリさせられるのだろうと悲しくなりました。
娘とも話をしていて、すぐ打てるなら行ってもいいけど、娘は絶対にグダグダになるから「区の接種」が取れるまで待つわ…という結論でした。
↑ https://www.tokyo-np.co.jp/article/127402より引用させていただきました
問題点は山積みです。
- 予約なしということで長蛇の列が出来た。
- やっぱり抽選にするということで、抽選券を求める長蛇の列が出来た。
- 始発で来ないと抽選券すらゲット出来ない
- 200人~300人位しか接種できない。
- 渋谷のその一カ所に集中してしまう
などなど…。全て予想が出来たことです。
予約なしはもっと接種率が上がってきてからじゃないと無理でしょう。
区市のホームページでも、予約開始の日の5分が勝負という状況なのに、どれだけの若者が打ちたいのに打てない現状にいるのかを把握できてなさすぎです。
抽選にするのなら、SNSを活用し、TwitterやInstagramで「今日の抽選!」という感じでやる位の工夫をすべきだと思います。
始発から行動できる人もそんなには多くないのに、コロナ渦の渋谷で長蛇の密空間を作る方が危ないですね。
一日200人って、そんな少ないのなら「大々的」にやることではないですね!
せめて、都内5か所(新宿・渋谷・池袋・東京・上野)位に分散させて合計一日1,000人位はやるべきなんじゃないでしょうか。
そして2回目難民にならないように、3週間後にちゃんとワクチンを供給できる体制じゃないとやるべきではないですね。
2.入院できないコロナ患者に酸素を供給する「酸素ステーション」
青山の「こどもの城」のところに「酸素ステーション」が出来たということは大々的にニュースになりました。
↑ https://www.tokyo-np.co.jp/article/125961より引用させていただきました
150人の受け入れが可能ということでした。
なのに3日間で39件位しか活用させていなかったことが判明しました。
自宅で酸素濃度の問題が生じて救急要請しても、「パルスオキシメーター」で「94」ならまだまだ大丈夫と言われて電話を切られたというのは娘の知り合いの人から聞きました。(正常値は99~98%です)
ここ3日間での話です。
「酸素ステーションも満杯なのね…」と思っていましたが、受け入れ体制がゴタゴタでうまく機能されていないだけだったのです。
↑ 今や一家にひとつは用意しておきたいですね!パルスオキシメーター
結果的には110床も遊ばせていたことになります。
「受け入れられない!」と断る前に酸素濃度が「94」以下になったら酸素ステーションへの搬送を優先的に行うということも出来ないのでしょうか…(>_<)
私は入院中(6月)にパルスオキシメーターで「96」になっただけでも、鼻に酸素の機械をつけられました。
それほど苦しいとは感じていないのに、看護師さんは「低いですね…」と深刻そうにおっしゃっていました。
それが「94」で苦しいと言っているのに酸素の提供も受けられないなんて…。
酸素ステーションには110床も空きがあるのに…。
実際に救急隊と病院と保健所と酸素ステーションの連携があまりにも成されていないということのようですが、制度を決めたらそこもしっかり詰めてもらわないとダメですよね…(>_<)
↑ コロナ渦になってしった酸素の有難み!
3.都内全ての医療機関に対し「コロナ患者の受け入れ要請」
正直言って、私はこれは去年の今頃には準備して置くべきことなのではないかとずっと思っていました。
「今は余裕があるから…」じゃ、いざという時には「死者」を増やす結果(今の現状)になるのは目に見えていました。
私が入院した病院では、「ここはコロナ患者は受け入れない病院なんで安心してください」的な案内があり、看護師さんも「だからこそ安心して働ける」ともおっしゃっていました。
「だけど、それじゃダメなんだよな…」とモヤモヤがずっとありました。
先日その病院に予約の電話を入れようとしたら、全く繋がりませんでした。
そんなことは初めてでした。
ちょうど「コロナ患者の受け入れ要請」が出された日だったのですが、病院内でもどう応えていくかを決めないといけないし、外部からの問い合わせも凄かったのだろうと予想します。
応えてくれない医療機関に対し、「病院名を公表する」って!?!?
どっかで聞いたな…。
最初はパチンコ店、次は飲食店、そしてとうとう病院まで…。
日本ではそれがギリギリの罰則なんだろうと思いますが、早くからそういう可能性に言及し、日本医師会を通してしっかりとした対応をしていればここまでにはならなかったのでは?
小さな病院で「コロナ病棟」を作るのは大変なことだと思います。
↑ https://www.jiji.com/jc/article?k=2021082300727&g=socより引用させていただきました
そういう時にこそ「協力金」を出していくのが、国や都の役割なんじゃないのかと思います。
都知事だけを責めるという問題ではありませんね。
どこの都道府県でもあり得る問題です。
全てに共通して言えることは、
- どんどん「SNS」を活用し、
- 制度を決めたら連携を早急に決めて練習し、
- 有事にはどうなっていくのかという想像力を働かせる
ことだと思います。
全ての政策自体は良い事なのに、勿体ない運営で結局機能していかないという現実が多すぎます。
若者向けのメッセージはどうしたって「SNS」ですよね!
アラ還主婦がいうことじゃないって???(*´σー`)エヘヘ