私達が何度も生まれ変わって今の世に生きているということは、結構色々なところで立証されているような気がします。
- 前世の記憶を持った子供が元住んでいた場所の風景をピッタリ当てた
- 前世の記憶を持った子供が友達の名前や親の名前をしっかり覚えていた
などの話は、Youtubeやテレビ番組で観たことがある方もいるかもしれません。
今回の主役は19回生まれ変わってきた女性パン・ジウム(シン・ヘソン)で、18回目に好きになった男の子ムン・ソハ(アン・ボヒョン)に19回目の人生で会いに行きます。
18回目の人生で彼女はユン・ジュウォン(キム・シア)という女性で、うんと若くして亡くなってしまったのです。
その時、ムン・ソハは年下でまだまだ子供でした。
ソハの誕生日に車に乗っていた二人は交通事故で、ソハを守るためにジュウォンは亡くなるのですが、ムン・ソハはそのことから逃れられず、ずっと苦しみ続けていました。
↑ 生まれ変わってもよろしく | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
そこに顔が全く違うジュウォンが現れて、ジウムと名乗りソハの会社(MIホテル)に自ら志願して入ってきました。
最初は戸惑う彼も、ジウムの言動や行動があまりにもジュウォンを彷彿とさせることに気づいていき、どんどんジウムに惹かれていきます。
↑ https://more.hpplus.jp/entame/culture/106162/より引用させていただきました
「3回告白して断られたら諦める!」とジウムは言います。
彼女にはユン・チョウォン(ハ・ユンギョン)という可愛い妹がいたのですが、彼女もまたジウムとお姉ちゃんを重ねてみていました。
チョウォンが好きだったのは、ムン・ソハの秘書で高校時代のソハの友人であるハ・ドユン(アン・ドング)でした。
↑ https://news.livedoor.com/article/detail/23201776/より引用させていただきました
何度もアタックするけど、家柄の差からドユンはチョウォンを受け入れようとはしませんでした。
ジウムの実の親や兄は酷い人物で、ジウムは小さい時に家を出てしまいます。
その時駆けこんだのが17回目の人生で姪っ子だったキム・エギョン(チャ・チョンファ)で彼女の元で大人になりました。
若いジウムのことを「おじさん」と呼ぶエギョンが面白かったです。
その頃の彼女は男で、サーカスの団員だったようです。
その他にも武道の達人だったり、貧しい家の子供だったり、フラメンコの踊り手だったりと様々な自分の人生をジウムは覚えているのです。
↑ 生まれ変わってもよろしく | Netflix (ネットフリックス) 公式サイト
より引用させていただきました
なんでこんなにも沢山の人生の記憶を背負ってしまったのか…。
その秘密を握る人物が彼女の前に現れます!
その男が言うには「秘密」は彼女の1回目の人生にあると告げます。
↑ 生まれ変わってもよろしく | Netflix (ネットフリックス) 公式サイトより引用させていただきました
ジウムは1回目の人生の記憶だけが断片しか思い出せずにいました。
- そこには誰がいて、彼女とはどんな関わりがあったのか…
- そしてどうしたら、過去の記憶に悩まされることなく今を生きられるのか…
- その後では今ある関係はどうなっていくのか…
この辺りがこのドラマの壮大な部分であり、見どころだと思います。
私は結構このドラマが好きでした。
輪廻転生と言いますが、自分の過去の記憶ではないか??と思えるような夢を観たことを以前にも記事にしました。
↓ その夢の2回分の記事はこちら
自分が知る訳もない場所や風景をリアルに夢の中で観た体験を、このドラマは思い出させてくれました。
もしも私のその夢でみたような人生が、夢としてではなく、常に現実でも思い出せる「記憶」として残っていたら?
しかも…何回目の人生と語れるほど多くの人生を覚えていたとしたら?
私はきっとその時愛し合って別れた人や、最愛だった子供や親との別れまでも思い出せるということになります。
それはかなり辛いことではないでしょうか。
↑ どうやって次の人生は決まるのでしょうか…
今現在傍にいる友人や家族との関わりまでもが、前世の自分に関連した人たちだったとしたら…それはもう恐ろしささえ感じます。
例えば、
- 親友とは恋敵だったとか
- 今の夫は昔自分を捨てた父親だったとか
- 今の娘は以前は自分の母親だったとか
訳がわからなくなるでしょう…。
夢ぐらいならいくらでも受け入れるけど、「記憶」として何回もの人生を覚えているのは本当に辛いことだとこのドラマを観て痛感しました。
時々、初めて会うのにこの人知ってるような気がすると思ったことが人生で2度ほどあります。
この人生は私にとって「初めて」の人生ではないことだけは確かなこと!って私は何故か確信しています。