この後行ったのは「ニコライバーグマン箱根ガーデンズ」でした。
「ニコライバーグマン箱根ガーデンス」へは私は行ったことがなかったので、どういう施設なのか全く知りませんでした。
↑ 行きは竹林がいっぱいで、雪は全く降ってなかったのです…
四季折々の自然が花々と一緒に観られる場所…なのかな…
↑ 駐車場に停めて入口に向かいます
冬だからあちこちにあるガラス張りの小屋に花々がとてもキレイに並んでいるのを楽しむ感じでした。
本来なら、デンマーク料理が楽しめるカフェ「NOMU hakone」でテイクアウトをお願いして園内のあちこちで食べたり出来るような感じらしいのです。
↑ こちらのカフェ…天井も高くて素晴らしかったです!
↑ トイレはここにしかないので寄ってから歩きます…。
ところが駐車して園内に入ったら、雪が降り始めてしまいました。
事前にチケットを購入していたみたいで、「ここはやめてホテルへ行こう」という決断が出来なかったのも出遅れてしまった原因でした。
↑ 一つ一つのガラスの小屋がとっても可愛らしいのです!
急速に雪は降り積もり、ここにいたわずか30分ぐらいで真っ白になってしまいました。
↑ お天気が良かったら…ピクニックを楽しめそうです
予報より1時間近く早かったですが、高所なのでどうしても芦ノ湖周辺よりは早くに積もってしまうんですよね…。
↑ 写真を撮ってる場合ではなかったのですが…
↑ 外を見なければ素敵な空間にうっとりしちゃう…けど
急いで観て回りましたが、出る頃にはもう雪が5cmぐらい積もっていました。
駐車場から出口までも坂になっています。
↑ ここまで来ると5cmは積もっているんですね…短時間でしたが…
↑ ビニールハウス内にいると外のことがわからなくなるのも注意!
友人も坂を降りたあたりで運転が怖いと言っていましたが、出てしまったので行けるところまで行くしかないのです。
しばらく進んだところで、どうにもハンドルを取られて思ったように運転できなくなりました。
「うわ、かなりハンドルが不安定で怖い」
それは隣に座っていてもわかりました。
車が右往左往してる感じです!
「落ち着いて!そこに建物の入口みたいなところがあるから、そこの前で停めて!」
「わかった」
なんとか、そこに停めることができました。
看板を観てみると、そこは「萬岳楼」という旅館の入口だったのです。
友人曰く、ホテルまではこちらから15分ぐらいは下ったところにあるらしいのです。
私はすぐにこれは「無理」と判断しました。
チェーンが無いと無事にたどりつけることは出来ないと思ったのです。
「ここに車を置かせてもらえるか聞いてこよう!」
「わかった!聞いてくる」
友人がすぐに聞きにいきました。
旅館の方が出て来てくださり、
「駐車場の一番手前のところに空きがあるからそこに停めていいですよ」と言って下さいました。
そして、雪かき用のシャベルを貸して下さったのです。
自分が停めるところまでシャベルで雪を避け、なんとか駐車できました。
すぐに友人にホテルに連絡した方がいいと話し、友人は電話をしました。
この日泊まる予定だったところは、食事と宿泊ができるところで、ちょっと高級なペンションのようなところだったらしいのです。
そこはツーオペ予定だった従業員が雪で上がってこれずに、ワンオペで料理を作って提供までしている最中だったらしくすぐには動けないとのことでした。
迎えにいけても最後のお客さんが雪による事故渋滞で遅れているので8時ごろになってしまい、そちらの食事を提供してからになるということだったのです。
タクシー会社も全てこの雪で休止しているようで、配車は不可能との返事ばかりです。
そのことを萬岳楼の方に伝え、「料金をお払いするのでロビーで待たせてもらえないか?」とお願いしてみました。
「料金はいらないですよ!ロビーにいてOKですが、従業員が帰る8時過ぎごろまでですがいいですか?」と言って下さったのです。
そして「明日車を取りにきていただければ、車も置いていっていいですよ」とのことだったのです。
↑ 薪ストーブは火がなかったです
ここで貴重品だけ持ってロビーで待たせてもらうことになりました。
トイレも借りることが出来て、ストーブもありましたから本当に助かりました。
↑ ストーブが有難かったです!傍まで行って温まりました
「コーヒーも自由に飲んでください」と宿泊者用のコーヒーマシーンも提供して下さいました。
↑ 二杯ずつはいただきました…温まりました
本当に有難くて、ロビーの隅でお迎えの電話を待つことにしました。
宿泊のお客様も3人ぐらいしかお会いしませんでしたが、従業員の方々がお料理などを運んでいらっしゃったので一番邪魔にならないところに座らせていただきました。
肝心な部分o写真がありませんが、この状況下、写真は萬岳楼のロビー周辺しか撮れませんでした。
あまりにもバタバタで写真どころではありませんでした(;´Д`)
↑ 廊下を進み、左側のトイレを使用してくださいとのことで…助かります…
本当にお世話になってしまい、申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
この後のことは明日の記事にしたいと思います。
友人は「ごめんね!誕生日が台無しだね…」と言っていましたが、そんなことはないのです!
経験出来ることはどんなことでも経験した方がいいのです(#^^#)
二度、同じようなシチュエーションにならないように気を付けることが出来ますもんね(*´▽`*)
↑ 玄関の上は藁ぶきのようになっていて興味深かったです!
ただ、地元の方にとっては「いい迷惑!!」であることは確かです!
反省することも大事なこと…今回は私も降って来た時点で「もうホテルに向かおう」ともっと強く言うべきだったのか…と後悔しました。
親切な方々に助けていただいたこと、心から感謝申し上げますm(__)m