子供たちの給食はかなり少な目ですね…。あまりにも質素で戦後?って思ってしまうような写真もチラホラみます…。
もちろん理由としては、「物価高」ということですが、
- これじゃ栄養的にどうなの?
- 戦後じゃないのにこの状況でいいの?
という面でかなり話題になりました。
発端は、主菜が「唐揚げ1個」だった給食の写真がSNSに投稿されたことで一気に広がったといいますが、唐揚げ一個…って本当に?って思ってしまいました。
これには流石にビックリしてしまいました。
テレビでも取り上げられたので、ご覧になった方も多いと思います。
問題視された給食の献立は、麦ご飯、鶏の唐揚げ1個、春キャベツの味噌汁、牛乳の4品だけだったのです。
そもそもこの唐揚げは「児童の配膳や調理の手間を減らすために、2個分を1個にまとめて提供している」ということですが、そんなに大きくは無いです!
↑ https://mezamashi.media/articles/-/161356より引用させていただきました
私が子供たちに作っていた唐揚げ一個分でももう少し大きいはず…。
そしてこれが小さい唐揚げ2個分であるというのなら、2個でも少ないと感じてしまうのですがいかがでしょうか…。
日によって問題ない感じの日もあるので、たまたまこの日が少な目だったとも言えると思います。
この動画を観ると、政治家さんの認識と実際の給食内容が大分違っているのかもしれないと思ったりもしました。
同僚のママの子供が「今日のお米が変だった…」と言って帰ってきたといいます。
- それも古古古米の影響なのか、
- 全く違うお米を使っているのか、
- 輸入米なのか、
- 玄米の一種なのか、
わかりませんが、子供たちも日々の給食を楽しみにしていることは確かかなって思います。
↑ 図録▽学校給食の変遷(年代別モデル献立)より引用させていただきました
変遷を観ていても結構立派なメニューが並んでいます
丼ものやシチューなど、嵩があるように見えるものも確かにありますが、今30歳前後のうちの子供達だってもっと美味しくてボリュームのある給食を食べていたと思います。
実際に「親が給食を食べに行く日」もあって2度くらい行きましたが、美味しいし、比べるとボリュームもありました。
↑ 給食室から | 港区立芝浦小学校より引用させていただきました
私のイメージはこの位の量です…
こちらは港区の小学校のHPからの引用ですが、イメージとピッタリです!
その頃から20年も経ってはいますが、子供たちの成長に問題はないのでしょうか…。
今の子供たちは、
- 「太るから少な目でいい」
- 「嫌いなものは少ないほどいい」
- 「選べないからこの程度でいい」
という意見も少なくないようですが、栄養面で大丈夫であれば、昔の人間があれこれ言うこともないとは思います。
都内でも今は都内の公立小中学校はすでに給食費無償化が始まっていて、確かに家庭では助かっていると思います。
↑ 無償化は嬉しい!でも全国でそうじゃなくちゃね…
そこは確かに東京都は財源が他よりは確保しやすいかなと思いますね…。
この部分の地域格差も無くしていかなければいけない課題だと思います。
↑ 学校では勉強や体育など身体も頭も使いますから…しっかり食べてほしい
福岡市などは「給食無償化」を2025年の2学期以降に実施しようとしています。
現在の給食費は4,200円ですが、それを公費でとなると量や質の維持は大丈夫なのでしょうか…。
給食とは言え、かなり拘りを持ってメニューが決められていることは確かなようです。
- 季節の食材を使う
- 各地域の地産地消メニューにする
- 世界の料理企画をやる
などの工夫は素晴らしいと思います。
栄養士さんもしっかり付いていらっしゃるので、問題はないと判断されてのことだとは思います。
でも「ニュートーキョー」などの有名レストランが入っている議員さんのランチメニューと比較してみるとそれはもう全然違いますよね。
200円台後半で一食分の給食はちょっと安すぎる気がします。
↑ みんなで食べると美味しいよね!
せめて300円ジャストくらいのメニューが、無償で食べれるようになるように議員さんは頑張って欲しいと思います。
そもそも給食がSNSにアップされるということ自体、昔ではあり得なかったので一概には言えませんが、もうちょっと、もうちょっとでいいからしっかり食べさせてあげて欲しいと思いました…(;´Д`)