今月の9日ニューヨークからロンドンに飛んだ飛行機が異常な速さで到着しました。
ニューヨークとロンドン間って飛行機で通常だと6時間半位かかるんです。
昔、ニューヨークからロンドンまで実際に乗ったことがあるんですが、7時間よりもう少しかかった印象があります。
そこを4時間56分ってほとんど5時間ですが、暴風に乗ってその速さで到着したそうなんです!!
そのスピードでロンドンのヒースロー空港に到着したのは、ブリティシュエアラインズのボーイング747型機で、その速度は最高で時速1,327kmだというから驚きです。
↑ CNNのニュースのページより引用
通常飛行機って800~900kmなのでその早さは異常とも言えるものですね。
早朝の4時43分にヒースローに着いてしまったので、乗客の方も「はて、どうしよう??」ってなったのではないでしょうか。
予定通りだったら朝7時位の到着のはずだったので、多少予定が狂ってしまったのかもしれないですね~( *´艸`)
その30分後に着いたヴァージンエアラインも4時間57分(おしい!1分違い)で着いたということですから、この日の暴風の向きはジャスト、ロンドンに向かって吹いていたんだろうと思います。
その暴風にぴったりと乗ってしまったということなんだと思います。
もし、その風に逆行していたとしたら、2時間遅れになっていたのでしょうか?
その辺が知りたいところです。
それどころか、逆らって進むことには危険も感じます。
また、飛行機に対し横向きの風が暴風だったらかなり危ない感じがしませんか?
特に着陸時に横風にやられると、パイロットも相当怖いと言います。
流れる川を強引に渡るような感覚なんだそうです。
着陸のやり直しが多いのも、この横風が原因というので、当たり前のことですが風ってすごく影響するのですね。
NYーロンドン間の飛行の最速記録としては2018年のノルウェー航空の5時間13分というものでしたが、それを大幅にぬりかえた結果となりました。
時速1,300越えというのは音速を超えるスピードは出ていたものの、大気に押し流されての飛行だったので「音速の壁」は突破していないということです。
この暴風は「シアラ」と呼ばれ、週末にかけてヨーロッパ上空に差し掛かりました。
そのせいで、100便を超える航空機が欠航になったそうです。
ベルギーやアムステルダムでも欠航が多数出たという事なので、そんな時旅行していたらと思うとちょっとドキッとしますね。
↑ 避けられないとは言え、やっぱり避けたい暴風雨
ドイツでは学校も休校になるくらいの暴風雨だったようです。
イギリスでも河川が氾濫して避難者が出ました。
列車での移動も各国で制限がかかったようで、旅行者は突然のハプニングに戸惑うこともあったと思います。
それにしても、欠航するほどの暴風「シアラ」に乗ってニューヨークからロンドンに飛んだ飛行機の乗り心地ってどんな感覚だったんだろうと気になります。
暴風を数日前に予想できるかというと、なかなか難しいようです。
そういう時には、ニュースを良く見て、出来るならホテルに待機したいものですね。
旅行で一番怖いのが自然の猛威かもしれません!(>_<)